「朔太」さんのページ

総レビュー数: 739レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

8点 LIAR GAME

少数決ゲーム、リストラゲーム、密輸ゲーム、ロシアンルーレット、17ポーカー、回らないルーレット、パンデミックゲーム、椅子取りゲーム等々・・・。
まず、驚くことは、こんな面白いゲームルールを考案すること、それ以上に必勝法と
打開策を考えられる人間がこの世にいるのか?ってこと。
甲斐谷忍は、福本伸行と並んで、私にとって神です。

設定や人物の非現実性には、若干の違和感があっても、コアになるゲームの面白さで
全てが許容されるほど、魅了されました。

同時に、策略渦巻く極限状態でも「参加者全員が欲を捨てれば、全員が救われる」と
言う直のような純粋少女にあくまでも正論を貫かせているところで、漫画としての
バランスが保たれているようです。

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[投稿:2015-06-28 23:30:37] [修正:2015-06-28 23:30:37] [このレビューのURL]

あるあるって共鳴させて笑わせる日常王道漫画です。
4コマ漫画の起承転結の基本をやや踏み外したケースもありますが、
典型的日本人家族をモチーフにしていますので、安心して読めます。
大笑いすることも少ないのが難点ですが・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-06-17 19:18:54] [修正:2015-06-17 19:18:54] [このレビューのURL]

漫画家の苦悩を中心に据えた前回シリーズよりは、楽しめた。
漫画家の苦悩は読者としては理解できても、共鳴もしないし自虐的であまり笑えない。
今シリーズでは、本来の「風呂敷を広げた架空の世界」が交えられて、漫画的な
お笑いテイストに仕上がった。

漫画家炎尾燃には島本和彦が投影されているのだろうが、今シリーズで十分書き尽くされたと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-06-13 11:09:35] [修正:2015-06-13 11:09:35] [このレビューのURL]

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