「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

3点 Dr.猫柳田の科学的青春
「空想科学大戦!」の番外編。
名著「空想科学読本」の柳田理科雄氏が原作であることから、
同様の科学的興味を満足させてくれることを期待して手にしてみた。
その結果は、・・・大いに失望してしまった。
小学生以下を読者に想定した科学実験の失敗ドタバタ劇の連続である。
いくら小学生以下を相手にしたとしても、非科学的なネタは
柳田理科雄の場合には御法度に思えるが、如何だろうか?
それとも、テーマは昭和30年代のノスタルジアだったのか?
私には面白みはさっぱり伝わってこず、期待が大きい分落胆が
大きいという残念な作品だった。
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[投稿:2017-03-27 20:20:30] [修正:2017-03-27 20:20:30] [このレビューのURL]
6点 死刑囚042
面白い設定に引き込まれます。
大量殺人犯も裁判時点で悔悛の情が認められれば、死刑にはならない
のですよね、日本の実状では。
だから、本作品のようなケースである従順で社会適応性があって、
周辺の人間が同情するような死刑囚は、現実には存在しないはず、
とウガッタ目でみてしまうほど、やや非現実的な世界のような気がしました。
死刑制度について論評は避けたというより、そこに主題はなく、
行動に極限的に制約を受ける人間が何に生きがいだとか、幸せを求めるのか、
という点に見どころがあったように思います。
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[投稿:2017-03-26 17:33:35] [修正:2017-03-26 17:33:35] [このレビューのURL]
7点 赤灯えれじい
ヘタレとヤンキー娘の普通考えにくい組合せの同棲話。
ヘタレのサトシには、ついつい顔を覆いたくなるようなエピソードが満載です。
わが身に置き換えると赤面してしまいます。
一方、チーコは典型的なヤンキー娘でして、女子の特有の可愛さではないんですね。
この可愛さを表現できる作者の腕前は大したものと感心します。
結婚したいサトシと結婚を恐れと考えるチーコの葛藤は、最終的に
見せ場になりますが、大きな展開はないお話でした。
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[投稿:2017-03-25 07:00:10] [修正:2017-03-25 07:00:10] [このレビューのURL]
8点 もやしもん
第一話は“農大物語”というタイトルで始まった。
が、3話くらいから、”もやしもんへ。
テーマとする、菌が見える主人公沢木と仲間が農大で
織りなすばかばかしい日々、がとても良い。
知性の府でもあるが、祭りなどに代表される一体感など、
とても健全な若者の成長機会として農大が描かれ、
部活でもない研究生活でもないノンポリでもない
こんな大学生活が、羨ましく思える読者に支持された
のではないか。
しかし、本作品にステレオタイプの娯楽性を期待するといけない。
淡々と日々が過ぎていく。
一方で、一般学生では考えられない冒険やトラブル、
イベントも織り込んであって、渡仏編、渡米偏、ミス農大
降ろし編、高校生西尾編などは一気に読みたくなる
荒々しさもある。
6巻は特に良かった。結婚を隠してフランスに渡る長谷川遥を
追って、でこぼこ3人組のフランスワイン畑での奮闘ぶりと
ワイン畑を守るフランス農家の魂、美里と遥の逃避行は楽しめた。
“発酵”や“農業”、“地ビール”、“日本酒”、“添加物”、
“食料自給率”などへの薀蓄(うんちく)や見識については、
半端ない専門的知識と解釈を提示してくれる小気味よさがある。
さらには、ここが一番の魅力だが、登場する女性が皆可愛く、
格好良く、知性満載だ。
周囲を彩る師匠(教授)や小汚い貧乏学生などのサブキャラも
際立っている。
漫画の新しい可能性を開拓してくれた貢献についても評価したい。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2017-03-14 19:44:27] [修正:2017-03-14 19:44:27] [このレビューのURL]
6点 とある科学の超電磁砲
御坂美琴の女子中学生ぶりが炸裂する日常と超能力レールガンを
工夫しながら敵と戦う非日常が、うまいバランスで展開されています。
女子中の学園生活に適度なゆるさがあります。
レベルの高い戦いが中心ですが、それなりに先を読みたくなる
感動も配してあって、楽しめました。
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[投稿:2017-03-09 21:51:40] [修正:2017-03-09 21:51:40] [このレビューのURL]
子どもと犬を絡めれば、卑怯とも言えるくらいに、
必ず物語が出来てしまう。
その上、父子家庭で母親の思い出を背負ったロボ犬
という上、バッテリー寿命の尽きる悲しさも加わる。
ビッグオリジナルという青年誌だけれども、一種の絵本と感じた次第。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-03-07 05:08:00] [修正:2017-03-07 05:08:00] [このレビューのURL]
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