「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

6点 SEKIDO
作中に何度も出てくるコーチのセリフに激しく同意しますね。
「走っても死にそうになる10kmの距離を毎日泳いで、
死に物狂いで練習して日本新記録を出した俺でも、
一銭の稼げなかった。本当に割の合わない競技だわ。」
本当にそうなんだけど、人類最速の泳ぎというのも、
自己満足かもしれないが最高に気持ちいいんだろうね。
まあ、素人からすると練習で鍛え上げたボディは、
ボディビルダーとは違った形で、男女問わず美しいし。
無口キャラの赤土も良かった(ついに最後まで一言も台詞が
なかった)が、トビオの暑苦しさもそれなりに感じが良かった。
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[投稿:2023-03-31 09:07:44] [修正:2023-03-31 09:07:44] [このレビューのURL]
1点 青春ヒヒヒ
あり得ないレベルのお下劣さ。
一応、ギャグマンガの体だが、面白いと思える台詞やシーンは皆無だ。
何を評価されて連載にこぎつけたか理解不能だ。
褒めるところが一切ない。
絵も下手だが、シュールな内容に合致することぐらいか。
2巻14話で連載打ち切りになったようだが、1巻すら読むのも
苦痛を感じたので、撤退する。
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[投稿:2023-03-25 08:57:38] [修正:2023-03-25 08:57:38] [このレビューのURL]
5点 螺旋じかけの海
人間以外のDNAを持った人間が劣った人種として現れる。
時間の経過とともに、症状が進行すれば法律により、
人外種として扱われ、人権を失う。
その境界で人々が苦悩するお話です。
遺伝子研究が進んだ現代だからこそ生まれる新しい分野の
哲学って感じです。
タブーなのかもしれないけれど、誤解を恐れずに言えば、
現代社会における障がい者に置き換えて、人間社会を
俯瞰する手引書なのかもしれません。
作者は、お医者さんだそうです。
医学知識のベースがあるので、リアルな近未来の想像ができたのでしょうか。
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[投稿:2023-03-17 08:29:45] [修正:2023-03-17 08:29:45] [このレビューのURL]
8点 応天の門
平安朝時代の京都を舞台に巻き起こる怪奇事件と権力闘争が
メインテーマです。
在原業平と菅原道真がなかなかの名コンビぶりを見せます。
事件は鬼や物の怪などが原因とされますが、真相は人間たち
によるもの、道真の才覚によって科学的に解明されるので、
ちょっとした金田一少年のような名推理で活躍します。
事件の背景には、朝廷で勢力争いを繰り広げていた
藤原氏や伴氏といった有力貴族の暗躍もあって、
政治的な駆け引きも見ごたえがあります。
何といっても、ヤング道真のクールな眼差し、政治や
出世には距離を置き、将来は遣唐使になりたいという
現実逃避型の価値観で人間臭さを見せます。
一方、業平ら周辺の人間は、道真の才覚を認めつつ、
その才覚を公平公正な世の中のため、ひいては逃避したい
社会を変えるために活かすには、権力を持たねばならない
と緩く諭します。
才ある者の若いゆえの悩みがなんとも言えません。
単行本には、本郷和人氏による平安時代の文化・風俗に
関する解説文が織り込まれており、これも何とも
言えず格調高い作品にしています。
15巻まで面白く読ませてもらいました。
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[投稿:2023-03-14 08:32:04] [修正:2023-03-14 08:32:04] [このレビューのURL]
刑務所内の話となると、独特の文化、ルールに目が奪われ、
受刑者の生い立ちや人生模様に焦点が合いがちです。
しかし、ここでは参考文献などをよく調査しており、
受刑者に心情的に偏るでもなく、極めて中立的な
視点が維持されていました。
一気に6巻を読ませる迫力がありましたね。
6巻の中でテーマは3つ。
一つは妊婦の受刑者の葛藤。
一つは若き女性刑務官と受刑者の対立。
主人公ムショ医自身の家庭内事情、生い立ちと苦悩。
よくまとめられており、なるほど続編が描きたくなるでしょうね。
ただし、作風、絵柄は元夫の佐藤秀峰氏に類似しています。
どちらがどちらに影響を与えたのか詮索はしませんが、
次の作品が難しいかもです。
まあ、面白いんで、二人で別々に頑張れば良いのですが。
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[投稿:2023-03-09 16:46:47] [修正:2023-03-09 16:46:47] [このレビューのURL]
叶精作氏に関するレビューが大変少ないのは、
活躍したのが1970年代から80年代ということもあって、
全盛期をかなり過ぎた作家ということだからでしょう。
しかし、昭和を代表して美しい女性の描画という点では
右に出る人はいないと思われます。
改めて叶氏の技量に驚かされます。
多くは小池一夫氏らとのコラボ作品ですが、本作品もその一部です。
ここでのHEMという造語ですが、いわばアンドロイドです。
脳だけが人間で、残りが人造物。
ヒトラーによる研究開発の賜物という設定です。
小池一夫氏と叶精作氏がタッグを組めば、SFもこうなるという作品でした。
それにしても、叶氏の描く女性は美しい。
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[投稿:2023-03-03 10:38:13] [修正:2023-03-03 10:38:13] [このレビューのURL]
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