「朔太」さんのページ

総レビュー数: 739レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

大人になって無類の強さを発揮する無口な三四郎に成長しています。
やはり豪快なキャラが魅力で、爽快なギャグが売り物です。
そのような意味で、ギャグマンガでもありスポ根でもありの両刀使いともいえます。
以前の絵の拙さは消え、昔のファンを取り戻した円熟期の作品です。

<再読しましたので、追記します>
10年ぶりに再読しました。
テレビ放映されないためプロレスの最近の状況には疎いのですが、
2000年前後には既に地方興行を中心としたマイナーな興行団体の
群雄割拠時代だったのですね。
そんな時代背景をバックに、「ショープロレス」の生き残り三四郎
vs「革命派真剣勝負」だが手段は問わない赤城欣一の
明確な対立軸が分かりやすいです。

何といっても、小林まことの魅力は、ギャグセンス。
忘れかけていた漫画によるお笑いセンスは、古今東西No.1の
横綱級ではないでしょうか?
大好きだな、と再確認しました。
それもこれも、馬之助、志乃ら脇役キャラのツッコミと
ボケの存在があってこそです。

格闘技へのこだわりは、柔道部物語でも冴えていましたが、
この作品でもしっかりと背骨に感じます。
何度でも読み返したくなる作品でした。


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[投稿:2011-01-03 10:30:41] [修正:2019-08-22 19:35:56] [このレビューのURL]

プロ野球というよりベイスターズネタで綺麗なギャグ世界を展開しました。
根っからの野球ファンであることが伝わってきます。
次第にデフォルメされ過ぎて、独特のキャラが確立されてきました。

「がんばれ!!タブチくん!!」に続く系譜を感じますが、
亜流漫画も時折見受けられる中で、良質なギャグが提供されました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-08-15 14:44:04] [修正:2019-08-15 14:44:04] [このレビューのURL]

5点 亜人

不死人が存在することが主題です。
何故そこに存在するかは問題ではなく、死なない以上に
IBMを生み出せるなど特異な体質を持っています。
ひっそり静かに生きることを選択する者が多数でしたが、
一部に人類に宣戦布告する集団が現れるという展開です。

固有の体質を使って戦闘を楽しむという者たちと人類の戦いと言えます。
私には話の展開にのめり込めないところを感じました。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-08-06 20:49:01] [修正:2019-08-06 20:49:01] [このレビューのURL]

私もpyoさんモナさんのレビューを見て思わずやって来ました。
私の記憶は、ピョン吉がTシャツに張り付いてしまう、
いわゆる第一話のお話です。
ここだけは映像的にしっかり残っています。
それ以降については、1ミリも面白いと思ったことはありません。
テレビ放映等を通じて一世風靡した感はあるのですが、
不思議でたまらなかった記憶があります。
したがって、レビューできる資格はないのですが、
先の2名のレビューに続きたい気持ちだけで参加しました。

ところで、作者の吉沢氏は、この長編ヒット作品で23歳で
家を建て、税務査察により追徴課税を若くして受けているのですよね。
その後は廃業状態から脱してからも沢山の作品を描きましたが、
ヒット作品どころか不発作品の連発だったようです。
人生の頂点を20代前半で迎えた典型的な漫画家だったようです。


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[投稿:2019-08-03 09:09:29] [修正:2019-08-03 09:09:29] [このレビューのURL]

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