「朔太」さんのページ

総レビュー数: 740レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

画は可愛いし、モラトリアムな世代の心情が
よく描かれていると思います。
でも、何か違うんです。

ジャニーズ系の可愛い男子を中心に描かれても、
それは中学生や高校女子の夢の世界であって、
現実の大多数の汗クサ男子とはかけ離れている。
のでバーチャルなんです。

思春期の悩みは深いのは同じだけれど、
考えている未来が必ずしも明確ではないのも
同じだろうけれど、他人に価値を見出されて
すでに無形財産を持っている人物には
共感できないものです。

具体的に言えば、脇役のくるみに関わる話が、
一番面白く思いました。
ただただ普通男子と普通女子では話は
作れなかったのでしょうか。
そこを掘り下げられるようだと、
志村貴子も本物と認めましょう。

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[投稿:2019-12-24 19:33:08] [修正:2019-12-24 19:33:08] [このレビューのURL]

どなたもレビューしていないのが意外です。

旅行に出かける際に利用する空港では、これから出発する
清々しい気持ちになれます。
また、無事に海外から帰ってきた際にも、本当にホッと
できる瞬間が空港です。
利用するだけで精一杯の初心者から少し慣れてくると、
空港の裏側のスタッフや仕組みに興味が湧いてきます。
荷物、旅客の物流がスムーズであること以外に、
空港ならではのサービスを快適してくれる人々が
見えない裏方として沢山いらっしゃることに気が付きます。

本作品は、空港に集う人々の人生と、そこに関わる
裏方の人々の努力と誠意で成立する空港サービスに
焦点を合わせています。
この種の群像劇は、石ノ森章太郎氏「Hotel」にも
共通する面白さでした。
空港もホテルも、多くの人々にとっては、非日常的で
特別な場所なんですね。
それだけにごくありふれた人生の一断面が繰り返される
場所でもあり、特別のドラマが生まれる場所でもあるわけです。

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[投稿:2019-12-16 18:35:49] [修正:2019-12-16 18:35:49] [このレビューのURL]

5点 ARMS

SFバトル系漫画はやや食傷気味になってきた今日この頃
なので、今読むのははっきり言ってシンドイです。
漫画の系譜から言えば、SF系漫画ほど現代科学の進化に
ともなって、とんでも技術では子供でも心配になるし、
当たり前想定では誰も心が湧きません。

連載開始時の1997年頃なら受け入れられた想定背景も、
20年経てば後発作品によって陳腐化されてしまうのが
SF漫画の運命なのでしょうか。
10巻までで断念しました。

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[投稿:2019-12-09 18:54:31] [修正:2019-12-09 18:54:31] [このレビューのURL]

社長の身分を隠しつつ釣り生活の部分でハマちゃんと
つながっていたいスーさんの二重生活とすれ違い、
ドタバタしたドラマが中心に延々と同じパターンが繰り返されます。

ビッグコミックオリジナル連載当時から自分の中では
読み飛ばしたい評価の低い作品でした。
唯一ハマちゃんと奥さんの夫婦のあり方がやや斬新さを
感じた部分はありましたが、
当時から戦後1950年代の植木等らの無責任男の
イメージと被り、古臭さを感じたものです。
当時ですらおじさん達のための漫画という印象でした。

それでも映画化され、長期シリーズ化されたのですから、分からないものです。
この漫画の魅力は私には分かりませんが、
多くの人に長期にわたり支持された事実は残ります。

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[投稿:2019-12-07 09:54:15] [修正:2019-12-07 09:54:15] [このレビューのURL]

TVアニメでその存在を知りました。
見ればみるほど、大人の感性に訴える内容ですので、
これを子供がどのようにとらえているのか、
不思議でした。
子どもを子ども扱いしない尼子さんのギャグセンスが
素晴らしいです。

あまりに長期連載だったので、その一部しか読めていない
のですが、多くの子供たちに支持されたように思います。

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[投稿:2019-12-04 18:16:29] [修正:2019-12-04 18:16:29] [このレビューのURL]

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