「朔太」さんのページ

総レビュー数: 740レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

話題作品ではあるので、興味津々で読んでみた。

設定の面白さだけで突っ走る作品なので、展開としては下る一方とならざるを得ない。

ところどころで説明不足、非論理な進展で、突っ込みどころ満載のまま進むので

読者のストレスが溜まっていく。

もう少しだけ丁寧に説明できれば、結構面白くなったはずの作品と思う。

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[投稿:2012-09-30 21:56:01] [修正:2012-09-30 21:56:01] [このレビューのURL]

2点 F.COMPO

全巻を大人買いして読破したが、途中から後悔しきりの内容だった。

家族愛をテーマにして始めたはずが、方針変更のラブコメとしても中途半端だった。

結局のところ、性同一症候群の男女が無数に登場してきて、本当は私は男なの女なの?って

そんなてんやわんやで毎回お茶を濁し続ける女性誌的展開。

よくもまあ、長期連載に耐えられたものと思うが、やはり2流誌はこの程度なのか?

絵は上手、文句がない。しかし、マンガはシナリオが命。下手な脚本家も逃げ出す

ほどの企画、構成、展開の意外性が必要である。日本の漫画界のシナリオは相当

レベルが高く、映画の原作に引っ張りだこなのが何よりの証拠だ。

多分、北条司の作品は二度と読まないだろう。

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[投稿:2012-09-30 21:40:36] [修正:2012-09-30 21:45:19] [このレビューのURL]

医療問題を扱ったマンガというより、障害者や精神病患者と社会の関係に

一石を投じたマンガ。これは、一人の医者や一人のジャーナリストでは

どうしようもない問題。政治家やマスコミは、問題の複雑さに目を向けない

から、解決の糸口すらない。

結局、誰がいつ遭遇してもおかしくないような悲劇が、この社会のどこかで

だれかがひっそりと引き受けているということに、皆が気がつくべきなのだ。

アフリカ難民や中東の戦争など遠い悲劇より、身近な人達の悲劇への負担を

軽くしたい。・・・本作品の教訓か。

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[投稿:2012-09-17 19:24:14] [修正:2012-09-17 19:24:14] [このレビューのURL]

6点 おせん

手間を惜しまないのが料理。

食べる人の喜ぶ顔を求めてこさえるのが料理。・・・なんていう

食への拘りが満載で、ちょっと説教臭くて鼻につくか、

やっぱり日本人の繊細な美的感覚は凄いと感心するか、

それぞれの感じ方で結構読めます。

対象の食も、おにぎりやお茶漬け、味噌汁、すき焼き、油揚げ、ハンバーグ

なんてのもあったりして、自分で試したくなるところも気に入りました。

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[投稿:2012-09-16 19:33:00] [修正:2012-09-16 19:33:00] [このレビューのURL]

6点 万祝

万祝ってタイトルの読みと意味、知ってました?読みは、まいわい。

大漁祝いの引き出物として船主や網元が漁師に配った祝い着のようです。

だから、このお話は漁師の夢なんだな。それもとてもスケールが大きい。

主人公フナコや全編通じて、超楽観主義的な冒険活劇なので、スカッとできる

読者と所詮マンガだよなと冷める読者と二通りかな。

残念ながら8巻までしか読めていないので、完読後続きを書きます。


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[投稿:2012-07-21 10:12:00] [修正:2012-09-02 07:18:03] [このレビューのURL]

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