「朔太」さんのページ

医療問題を扱ったマンガというより、障害者や精神病患者と社会の関係に

一石を投じたマンガ。これは、一人の医者や一人のジャーナリストでは

どうしようもない問題。政治家やマスコミは、問題の複雑さに目を向けない

から、解決の糸口すらない。

結局、誰がいつ遭遇してもおかしくないような悲劇が、この社会のどこかで

だれかがひっそりと引き受けているということに、皆が気がつくべきなのだ。

アフリカ難民や中東の戦争など遠い悲劇より、身近な人達の悲劇への負担を

軽くしたい。・・・本作品の教訓か。

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[投稿:2012-09-17 19:24:14] [修正:2012-09-17 19:24:14]

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