「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

9点 ろくでなしBLUES
森田まさのり氏の描く不良高校生は、喧嘩はするが悪事を働かない。
嫉妬したり、すねたりの感情雄の起伏が大きいので、
事件も起こりギャグになる。
Rookiesでも感じるが、後味が良い爽やかさがある。
世間の決めたルールをはみ出すことが、ろくでなしなのだろうか。
関西には「やんちゃ」という言葉があるが、
許容範囲を示す世間の寛容さを示す良い言葉だと思う。
実のところ、今や世間のルール内で出世するよりも、
若い時にやんちゃに過ごした人間の方が、
最終的に成功しているように思える。
森田氏の描く不良高校生は、その辺りの気づきを与えているような気もしている。
その感性は海外の人間でも共有できるらしく、若い女性が
森田氏の作品のファンだと言っていた。
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[投稿:2022-01-31 07:59:20] [修正:2022-01-31 07:59:20] [このレビューのURL]
5点 トラや
「ひらけ駒!」の南Q太氏の他の作品を探したところ、
この作品が見つかりました。
猫のような性格のトラが魅力的です。
いいですね、感じが良い二人のお話。
気を使わなくてよい二人の相性が本当に大事だと
いうことを再認識させてくれる漫画でした。
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[投稿:2022-01-29 17:43:01] [修正:2022-01-29 17:43:01] [このレビューのURL]
6点 RIN
一つの映画を見終わった感じが残ります。
石川凛と立石譲司の二人の世界チャンピョンの試合が
主軸になっていますが、脇役に見とれてしましました。
中尾会長と立石の産みの母親。
人間じゃないんだけど、本能のままで、なんか面白いです。
天才凛の心情は、いまいち凡人には理解の域を超えて、
共感はないどころか、関心すら薄れてしまいました。
4巻は程良い長さでした。
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[投稿:2022-01-24 07:59:28] [修正:2022-01-24 07:59:28] [このレビューのURL]
4点 国民クイズ
設定の面白さに引き込まれて、読んでみました。
ですが、魅力的な設定がいつまでも生きてこないんですね。
最終話まで読んでみて分かるのですが、アナーキズムの
讃美あるいは日本的革命の渇望を裏側に秘めて、
笑い飛ばそうと試みたようです。
しかし、途中ではその意図は図りかね、資本主義の
究極の見苦しさを描きたいのか、
滑稽コメディをやりたいのか。
絵柄からはシリアス路線とは思えず、ギャグが
出てくることを期待するのですが、笑える場面が
全く出てきません。
企画倒れの尻すぼみ感たっぷりの残念な漫画でした。
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[投稿:2022-01-18 09:03:24] [修正:2022-01-18 09:03:24] [このレビューのURL]
恋を科学すると言いながら、登場するドラマはいずれも
ステレオタイプのありきたりのものばかりで、興味を誘うものはありません。
しかし、7巻の最終巻までついに完読させられました。
最大の魅力は絵の画力でしょうか。
女性の美しさ、可愛らしさをいかんなく表現されていると思います。
7巻という丁度よい長さで終えることができたと思います。
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[投稿:2022-01-13 10:44:18] [修正:2022-01-13 10:44:18] [このレビューのURL]
5点 彼女を守る51の方法
最終巻あとがきに、作者の制作経緯が述べられており、
お台場から新宿まで防災マップを片手に脚本を練ったようだ。
国とか専門家、評論家の類の登場はなく、「帰宅困難者の
七日間」に焦点を絞ったそうだ。
その意気込みは良しなのだが、地震災害に遭遇した
サバイバル物語にしては、想像力の偏りを感じた。
災害被害は時間とともに内容が変化していくはずで、
レイプや暴動、宗教布教など偏った外部との遮断状況
事例の列挙とそのくせ、制服警官が警備に当たったり
悪党たちだけは衣食住に困ってないとか、
いろいろな前提が狂っている感じがした。
情報遮断の上、作者だけが知り得る外部設定をしっかり
確定(例えば、日本沈没のごとく、日本列島全体の
危機なのか、関東一円だけの被害なのか)した上でないと、
ちょっと違うのではと違和感を感じまくる展開だ。
圧倒的な絶望で言えば、「日本沈没」、「ドラゴンヘッド」
の方が読み応えがあった。
細かな点で指摘すると、時間経過に誤りがあったり、
「守る方法」どころか主人公が度々お荷物状態になって
たりで看板の掛け違いもある。
過去に扱い尽くされた感のあるテーマなので、慎重に
シナリオを練った上で進めて欲しいところだった。
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[投稿:2022-01-08 09:05:15] [修正:2022-01-08 09:05:15] [このレビューのURL]
7点 男麺
土山氏は晩年、B級グルメ漫画の集大成のような作品を
いくつか出されています。
この作品もその中の一つで、麺類が作る小さなストーリーの
6話仕立てです。
そば、うどん、盛岡冷麺と沖縄そば、名古屋麺、ラーメン、
やきそばとそれぞれへの小さな思いを綴られています。
特に大層な能書きを垂れてアピールするラーメンに
対しては、若い女性の口を通して、馬鹿馬鹿しさを
笑い飛ばさせています。
何だか、土山氏の麺類に対する愛情が感じられる良作でした。
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[投稿:2022-01-04 09:16:05] [修正:2022-01-04 09:16:05] [このレビューのURL]
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