「朔太」さんのページ

総レビュー数: 739レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

真っ直ぐな気持ちをストレートに言葉にする星野君。
真っ直ぐさに戸惑いながら、突っ込みを入れまくりながら(作中、恋人である星野を何度も殴っている)
気持ち良いポジションを探る根岸さん。

決して理想の二人とは言い難いけれど、健やかに高校生らしい恋を育む。
高校生の恋って、こうだよね、って思い出させるような温かい気持ちになります。

ここからは、個別の感想を。
・星野君の語る言葉がしっかり吟味されていて、納得性が高い。
・一方根岸さんは、女子らしくムード、情緒的セリフなので、しばしば星野家で家族会議で議論の対象に。
・脇役の陽子、塚原、杉本さんが良い。彼らの温かくも冷静な支援が高校生らしさを生んだ。
・特に塚原、陽子のクールさが存在感があって良い。普通に周りにいそう。
・デビュー作品を週刊連載に切り替えてから数年、無理を重ねて5巻でゴールしたそうです。
 毎回全力投球の読み切り型だから、内容的に濃いものに仕上がったようです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-09-21 17:01:33] [修正:2014-09-21 17:01:33] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

「あたし達はハチ蜜を求めて、花を呼ぶの」が主題。

人によって勿論価値観が異なって、恋愛の立ち位置も違って良いのだけれど、みちばちのような生き方が
高校生をはじめとするマジョリティな人々の志向なのか?

エンディングも、徒労と虚無感だけしか残らない感じがしたが、共感は得られたのか?

ギャグも笑えないかったし、もて方ノウハウにも納得できなかったし、
こんな生き方しかできない人種の群像もの、としか評価できなかった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-09-20 10:51:16] [修正:2014-09-20 10:51:16] [このレビューのURL]

月別のレビュー表示