「朔太」さんのページ

総レビュー数: 740レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

少年誌向けのラブコメ物語です。
カップルに特徴があって、少年がSサイズで少女がLサイズの凸凹コンビです。
Sサイズの少年はコンプレックスを隠すかのように、妙に硬派を気取るわけです。
これが少年心理だと言わんばかりに。
本心を隠して、意地を張った少年の滑稽さを笑い、
少女の健気な献身ぶりを可愛いと愛でる構図です。
微笑ましいお話が安定して提供されます。
少年マガジンに18巻と長期連載がされたようですので、
長く少年たちに支持された作品だったようです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2024-04-20 18:08:40] [修正:2024-04-20 18:08:40] [このレビューのURL]

とても40年前に連載された作品とは思えないような新しさを感じました。
少年誌向ということでややサプライズが小さいですが、007や
ミッションインポシブルに近いテイストのスパイアクションが楽しめます。
男女のプロテニスプレーヤーコンビが実は、エージェントなんですね。
健康的なお色気も交えて、世界を駆け巡ります。
少年誌では見たことがないテイストで良かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2024-02-18 15:41:57] [修正:2024-02-18 15:41:57] [このレビューのURL]

三国志愛を持った方なら、タイトルを見ただけで必ず手に取ってみますよね。ひとたびページをめくると三国志の薀蓄が洪水のように流れて出てきます。
ここにひっかりを感じる方は即退場でしょうが、世の中には多くの三国志
ファンがいらしゃるのでしょう。
共感を呼び、この作品が話題になっています。

絵も上手く丁寧な細線が美しくはえています。
ただし、肝心要の諸葛孔明の繰り出す策略が今のところ、へぼい。
音楽プロデューサーとしての手腕は、それほどでもなさそうです。
やはり策略への期待がこの作品を読むモチベーションですから、
さきざきでのサプライズが小さければ、先細りになりそうな気がします。

最近、向井理主演でテレビドラマ化もしましたが、短期打ち切りの不人気ぶり。
原作の不出来が原因のような気がします。
2巻まで読みましたが、ぜひ期待を裏切らないような展開になりますように。

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[投稿:2024-02-10 09:34:36] [修正:2024-02-10 09:34:36] [このレビューのURL]

連載当時の原作のアトムを知り得る漫画世代は、恐らく70歳以上と思われますが、2020年代において世に認知された最も有名なロボットではないでしょうか。
誰もが実は知らないはずなのに、何だかファミリアなロボット、アトムです。
そのモチーフを大事にして、原作の意図を壊さない、新しい形のリアルなアトムが誕生しました。

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[投稿:2023-12-10 16:10:29] [修正:2023-12-10 16:11:17] [このレビューのURL]

女子プロ硬式野球が戦後まもない昭和20年代に始まって
いたというのは、初めて知りました。
ほぼ史実に基づいた内容とのことで、なかなか興味深いものです。
伝記になりがちな内容を、タイムスリップを使って謎を深める
ことで、ほど良いエンターテイメントになりました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-11-19 16:02:56] [修正:2023-11-19 16:02:56] [このレビューのURL]

5点 蛮王

金融業界を背景にした復讐劇です。
復讐を果たすために、金融、不動産の裏取引を利用した駆け引きが見ものです。
ただし、丹念に筋を追わないと、構図が見失われますので注意が必要です。
土山しげる氏の極道モノからグルメモノへ移行を試行していた頃の作品です。
因みに「○○キング」というタイトル名が、好んで使われますが、シリーズではなくそれぞれ別物です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-09-10 05:15:43] [修正:2023-09-10 05:17:34] [このレビューのURL]

絵も上手いし、設定も興味がそそられます。
ですが、展開が昭和のお茶の間テレビドラマのようで、
対象読者ターゲットの居所が不明です。
このお話をどの世代が支持してくれるのでしょうか。

小説にも映画にも絶対なりえない展開の無難さは、
漫画としては落第と言えます。
特に、最終話に向けた結末に少しは期待したのですが、
尻すぼみで最後まで盛り上がりません。

絵が上手いだけに残念な作品でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-08-20 15:44:36] [修正:2023-08-20 15:44:36] [このレビューのURL]

無法者の無法の街なんだから、無法都市なんじゃないの、
というクレームを逆手にとったようなタイトルのネーミングでしたね。
B級映画のようなB級漫画という言葉がぴったりの作品でした。

全てが予定調和の展開ですが、盤流市の頂点に立つ
盤流源一郎の個性が立っていて、彼の魅力で濃厚な味付けができました。
でも、読み返す気には絶対ならない、と自信をもって言えるB級漫画でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-07-25 05:43:45] [修正:2023-07-25 05:43:45] [このレビューのURL]

表題から連想するストーリーは、本宮ひろ志ばりの
極道が組織でのし上っていく展開でした。
しかし、小競り合いから中々脱出できず、新宿界隈の
小さな話になってしまいました。
極道で出世するというのは、やはり大変なようです。

相変わらず、女性は美しく絵も綺麗な土山しげるさんの
いつもの独壇場でしたね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-06-18 18:03:51] [修正:2023-06-18 18:03:51] [このレビューのURL]

人間になりたい妖怪の兄弟のお話でした。
善行を積めば人間になるための条件が積み上がります。
絵柄も可愛くて、誰にでも読んでもらえると思います。
コメディーあり人情あり、私的には読みやすくて内容も良かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-05-23 17:02:07] [修正:2023-05-23 17:02:07] [このレビューのURL]

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