「朔太」さんのページ

総レビュー数: 743レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

5点 0の男

第一話から衝撃的な始まりですので、グイグイと引き
込まれていきます。
少年誌にしては、殺人が日常的に起こります。
主人公の復讐劇が物語の中心になります。
当然、敵の正体、敵の目的、何故家族は皆殺しにされ
ねばならなかったのか、が関心をつないでいきます。
最終話は、なるほどという納得感の得られる内容には
なっていますが、これほどまでに殺戮が繰り返されて
きた謎、組織力の巨大さに比べて、最終話の敵の
無防備さなどの話のアラが目立ちますね。
少年誌ならではでしょうか。

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[投稿:2022-09-06 22:22:30] [修正:2022-09-06 22:22:30] [このレビューのURL]

今井大輔氏の「ヒル」を読んで、この作者の他の作品が
読みたいと思い、探して読んでみた。
初期の短編集なので、完成度は低いが、若い感性というか
気怠さが全体を覆っている。
期待の小さい未来に向かって、なんとか微かな希望を
見つけようともがいている人々のお話、なんて気がした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-08-27 08:57:58] [修正:2022-08-27 08:57:58] [このレビューのURL]

表題からミステリー・推理作品との期待で読み始めました。
しかし、ホームズのひ孫というお色気たっぷりの美形
未亡人の復讐劇という何とも期待外れな内容でした。

花小路さんの描く女性は常に露出度が高く、美しい。
でもエロではない。
この点が作品の価値を上げています。
大人の娯楽作品という感じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-08-22 09:38:19] [修正:2022-08-22 09:38:19] [このレビューのURL]

最近、活躍の目覚ましい鈴木マサカズ氏の初期の頃の連載作品です。
能力者vs非能力者の世界を賭けた戦いです。
厳然たるSFでは従来からよくあるパターンですが、
コンパクトにまとめることが意図されたのか、駆け足で結論を
急いだような展開でした。
素材は良いので、料理、加工次第でもっと美味しくなったのに、残念でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-07-16 07:46:52] [修正:2022-07-16 07:46:52] [このレビューのURL]

作風が森薫さんと比較されがちです。
1世紀くらい前の時代に郷愁を感じますね。
1巻辺りは、13歳のお嬢様の冒険が何かを予感させる展開です。
しかし、巻が進むにつれて展開はさほど盛り上がらず、淡々としたものです。
奥行きは小さく、主人公ジゼルの子供っぽさにも成長が感じられません。
5巻を買って読みましたが、やや期待外れな感じが否めませんでした。

そんな中、第27話「鶯 鳴かせたこともある?」は、秀作でした。
大人の薫りが強くでた作品だと思いました。
体調不良で休載中とのことですが、ご回復を祈ります。
次の作品に期待したいと思います。

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[投稿:2022-06-27 08:00:02] [修正:2022-06-27 08:00:02] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

動物と人間の融合バトルもの。
巷には、この種の作品が氾濫しているらしいが、
私にとっては新鮮だった。
しかし、その私ですら繰り返される本能的戦闘シーンには、
意味がほとんど感じられず、腹一杯になってくる。

アリクイと熊とラーテル(初めて知った動物だが、この
作品では最強の主人公)が戦って、どいつが強いなんてのは、
コジツケだろう。
ストーリー全体に大きなうねりはなく、ひたすらランダムに
戦闘シーンが始まるのだ。
人によってはシンプルで良いかもしれないが、私は
それほど単純ではなかったようだ。
月刊ヒーローズという雑誌は知らないが、少年誌だろうから許容範囲かな。
絵も上手いし。
残念ながら、私は11巻で限界に到達したので、撤退だ。

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[投稿:2022-06-25 11:46:52] [修正:2022-06-25 11:46:52] [このレビューのURL]

ほのぼの系の癒し漫画です。
「流れ板竜二」、「板前鬼政」、「花板虹子」と同じ
作者とは思えないほどです。
私は囲碁はルールを知っている程度の素人ですが、
碁のことは何も知らなくても、全く関係なく楽しめます。
笠太郎さんはご自身も相当の碁の腕前だそうですが、
碁というものがこれほど人の心に働きかける力を持っているのか、
と碁を習ってみたいかもという気持ちも湧いてくる作品です。
落語の世界のような味わいもあります。

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[投稿:2022-06-11 09:29:36] [修正:2022-06-11 09:29:36] [このレビューのURL]

怪談やホラーで名をはせた上野すばるさんのステップアップ作品です。
ベースにはちょっと不思議な超能力があるのですが、
怪奇ものではありません。
どこかでよく似た怪奇ドラマがあったような気もしますが、
一定の品質が感じられます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-06-04 08:49:50] [修正:2022-06-04 08:49:50] [このレビューのURL]

「ダービージョッキー」の主人公さんと同じタイプの男が、
馬をバイクに乗り替えて登場した感じです。
まだ見ぬ世界への憧れ、挑戦がテーマですね。
一色さんが好きな方には、ぜひ一読を勧めたいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-05-15 09:22:16] [修正:2022-05-15 09:22:16] [このレビューのURL]

リイドコミック誌の前作「極道ステーキ」では、極道の世界を
舞台に勢力争いが中心のお話でしたが、
ここでは、極悪非道の悪を警察組織からはみ出た二人が
超法規的な手段で組織を壊滅していく展開です。

絵は相変わらず上手く読み応えのあるお話が続きます。
青年誌の中でも一層、男臭の強い作品ですね。
色気というレベルを超えるシーンも頻発されますが、
絵のせいかあまり卑猥さは感じません。
10巻69話完読しました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-05-05 12:28:09] [修正:2022-05-05 12:28:09] [このレビューのURL]

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