「朔太」さんのページ

総レビュー数: 740レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

6点 HAPPY!

主人公を取り巻くステレオタイプのヒール、悪役が、徹底的にUnhappyな

状況を作り出し、これを数人の善人である友人・家族が見守るという構図

で、一難去ってはまた一難という調子で繰り返す。

22巻まで溜りに溜まったストレスが、最終巻で報われる感じ。

途中は気分良く読めないが、読後感はさわやか。

浦沢作品の中では地味な方か。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-26 10:04:55] [修正:2010-08-26 10:04:55] [このレビューのURL]

リストラの嵐が吹き荒れ、社会的現象となった時代1995年にデビューした。
原型は、「代打屋トーゴー」で確立したヒーローの焼き直しだが、毎回毎回
の読みきりシナリオは、作家として大変な苦労が偲ばれる。
良作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-14 19:14:09] [修正:2010-08-14 19:14:09] [このレビューのURL]

紫門ワールド炸裂と言いたいところだけど、これまでの趣とは若干異なった

ために、”伸木の恋”の本題を最初は見失った。異常な独占欲を見せる奥さ

んに振り回され過ぎて、主人公が可愛そうになって、これじゃ別の恋に走る

よね、と思わせては、凡庸な駄作になるところだ。

しかし、3巻あたりから本来のサイモンワールド。人は恋せずに生きられな

い刹那さ、男とオンナの生き方の差なんてところが、なるほどと腑に落ち

る。恋せよ乙女、求めよ人の温もりかな?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-09 12:43:08] [修正:2010-08-09 12:43:08] [このレビューのURL]

6点 五年生

卒業に失敗した5年生は、4年生とは微妙に違った責任感みたいなものもでてきている。さらに弁護士を目指すしっかり者の彼女も微妙にオトコに依存し出している。
22,23歳の男女の成長って、誰も描かないけれど、ここに注目した作者のモチーフは買える。
主人公のオトコは、かなりいい加減な生き方で、真面目なわっちにはやや不興だけど、成長ぶりに好感を持った。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-07 20:36:20] [修正:2010-08-07 20:36:20] [このレビューのURL]

月別のレビュー表示