「朔太」さんのページ

総レビュー数: 735レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

主人公うたのピアノの才能に魅了される大学生和音をはじめとする周囲の人々が、うたが創造する美しい世界にどんどん引き込まれていく。天才うただから許容される奔放さと何者にも囚われない自由な感覚が、快感である。
無垢な存在とこれに対峙するあるいは魅了される常識の人間社会が、さそう独特の設定だ。
手塚治虫文化賞に相応しい作品。

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[投稿:2010-02-13 17:48:20] [修正:2010-02-13 17:49:16] [このレビューのURL]

喧嘩を机上の空論からリアルな格闘に引き戻した点で、漫画におけるK-1効果とも言える。その昔、空手バカ一代も似たような効果を匂わしたが、実在の人物大山升達を美化し過ぎて、リアルさが消えてしまっていた。
喧嘩はスポーツではないが、オトコの本能を刺激するため、本作品も本能の部分で妄想をかき立てた。
一方、街を舞台にした聖地、居場所が主題になっており、主人公達はこの居場所で存在感を示すことで生きがいを感じるという設定だが、これにはなかなか共感できなかった。しつこい位にここを強調していたけれど、説得力はなかった。
神的に弱い人間は格闘にはもっと弱いというのが、一般的常識のように思うけれど。

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[投稿:2010-02-07 18:10:52] [修正:2010-02-07 18:12:17] [このレビューのURL]

最初の1年程度は、ジャンプを買ったために読んでいた。面白さがさっぱり理解できないまま月日が経ち、ついに40巻を超えた。日本人の若年層に支持され、ジャンプ編集者が認めた漫画である証拠であるが、残念ながら今もって私には理解できない。というか、申し訳ないが読んでいない。正しくは読もうとしても、受け付けず読めない。日本の漫画は世界に誇れる文化の一つと自負するが、これが日本人に支持される以上、まだまだ成長過程といわざるを得ない。他の高得点の方々の論評を見ても理解できないのが残念。気の毒な私を救うために、誰か確かな論評を。

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[投稿:2010-02-06 20:41:27] [修正:2010-02-06 20:41:27] [このレビューのURL]

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