「朔太」さんのページ

総レビュー数: 740レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

福本伸行の初期の作品で、後のアカギの雛形である。麻雀漫画の常道で常識の裏をかく

展開で楽しませる。

短編集の中では、他にガメラ35、ガン辰、遠藤など やはり後の出世作の原型が

散りばめられていて興味深い。特に、「ガメラ35」では、「カイジ」につながる

社会階層底辺の人間に対する観察が鋭い。

福本ファンは一読しておきたい。



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[投稿:2013-05-19 16:58:25] [修正:2013-05-19 16:58:25] [このレビューのURL]

最初タイトルを見て、山岳女子の話かと思った。

しかし、デパガ(デパートガール)の世界に働く2人の女性を基軸に様々なドラマ

が展開される。設定としてはとても平凡で、3流TVドラマ並みだが、意外と小気味よく

話が進んで楽しめた。

個性豊かな脇役を都度登場させて、飽きさせない。6巻まで読破したので、順次読みたい。

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[投稿:2013-05-18 19:57:47] [修正:2013-05-18 19:57:47] [このレビューのURL]

少年誌としては地味な堅いお話でしたが、そのくせあまり科学的でもなく

どちらかというと人情噺が多い感じがしました。

毎週のネタ作りは大変だったと想像しますが、10巻まで継続しました。

山田貴敏の作風がここで確立されたような気がします。

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[投稿:2013-05-06 09:05:01] [修正:2013-05-06 09:05:01] [このレビューのURL]

幸福エナジー一杯のはずの主人公市子が、どこか不幸せに見える。

本作品のキモは、本来不幸を呼び寄せるはずの貧乏神紅葉が、なんだかんだと

言いながら市子の不幸せを埋めてあげていること。

この一見不自然な逆説的な論理が、屈折した自然な「友情」表現で納得させられる。

ドタバタギャグもあり、お色気あり、絵も綺麗で、設定もよく、セリフも楽しい。

しかし、読み捨ててしまう感じがあって、もう一歩踏み込み不足の残念な作品。

11巻まで読破して、力尽きた。

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[投稿:2013-05-02 18:48:13] [修正:2013-05-02 18:50:47] [このレビューのURL]

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