「朔太」さんのページ

幸福エナジー一杯のはずの主人公市子が、どこか不幸せに見える。

本作品のキモは、本来不幸を呼び寄せるはずの貧乏神紅葉が、なんだかんだと

言いながら市子の不幸せを埋めてあげていること。

この一見不自然な逆説的な論理が、屈折した自然な「友情」表現で納得させられる。

ドタバタギャグもあり、お色気あり、絵も綺麗で、設定もよく、セリフも楽しい。

しかし、読み捨ててしまう感じがあって、もう一歩踏み込み不足の残念な作品。

11巻まで読破して、力尽きた。

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[投稿:2013-05-02 18:48:13] [修正:2013-05-02 18:50:47]

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