「朔太」さんのページ

総レビュー数: 741レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

ゴルゴ13、藤枝梅安とこれが、現在も連載中です。

劇画というジャンルを脚本、作画のプロ達で分担して生産性を挙げ成功しています。

しかし、一方で長期化した名作のほとんどがマンネリ化から抜け出せない。

本作品もその一つ。全作を読み通せるのは、よほどのファンだけのように思います。

私は、暇に任せてつまみ食い読みさせてもらっています。その分にはOK。

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[投稿:2010-09-20 09:34:08] [修正:2010-09-20 09:34:08] [このレビューのURL]

表題通り、研修医の実態を女性医師の卵であるなな子先生の日常をコミカルに描く。

オンナであることを時に忘れ、修行に近い研修生活である。

研修医は、先生と呼ばれはしても看護婦さんにも劣る人種である。

しかし、一方で若者でもあり、いっぱしの悩みも持つのである。

女性誌での連載だが、十分青年誌に堪えたのではないか?

「ごくせん」に並ぶ森本梢子の会心作。一読の価値あり。

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[投稿:2010-09-14 20:46:08] [修正:2010-09-18 16:42:29] [このレビューのURL]

巨大企業社主である兄が弟・馬勇(マヨ)と兄の娘の命を狙う非情の血族(ストレイン)。

兄からの仕打ちをきっかけに殺し屋に転じる主人公だが、姪である娘と出会うこと

で人間性を取り戻す・・・。

そんな導入部で、兄弟抗争で終始するのかと思いきや、登場する敵たちとは

ことごとく仲間になって、新たな強大な敵に挑むという展開で、意外性の

連続である。

暴力とオンナ、裏社会と表社会、権力闘争がキーの池上遼一・武論尊の最も標準型作品と言える。

お決まりの設定といえども適度に読者の読みをはずしながら展開が進む。

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[投稿:2010-09-18 16:34:41] [修正:2010-09-18 16:35:12] [このレビューのURL]

あだちワールドは、多くのファンがいますが、ワンパターンなんで

辟易している人も少なからずでは?

でも、本編はやや趣を変えた時代劇設定で、なかなか凝った人間

関係が錯綜します。

基本となる10代の男女の淡い感情を主題に、

さわやかな人間関係の織り成すドラマで読者をホッとさせてくれます。

あだち作品の中では、5指に入るでしょう。

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[投稿:2010-09-13 21:20:27] [修正:2010-09-13 21:20:27] [このレビューのURL]

莫逆:非常に親しい間柄 のこと。

全編、暴力とオンナと絆。それだけで毎日が楽しく暮らせるはず?

そんな世界に憧れ、その世界でしか生きられない30代の人達の集団自愛のお話。

感情に任せて暴れて人に迷惑かける悪い奴にはナア、

必ず災いが、それも何倍もつらいことが自分にけーえってくるんだぜ。

って、作品中の敵役が、主人公仲間の娘を強姦する前のセリフ。

でも、暴力って甘い蜜の匂いが確かにするのは何故?

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[投稿:2010-09-12 18:00:32] [修正:2010-09-12 18:07:05] [このレビューのURL]

柴門作品の中で最もお気に入りの作品です。

若い男女の恋、異端の恋など男女の織り成す独特の世界を表現してきた

柴門ワールドですが、本作品は”家族”をテーマにしており、

家庭や子供を持った作者のそれまでの人生観がさらに奥行きを

もって深化した感じを持ちます。

ぜひ、皆さんも一読を。

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[投稿:2010-09-05 17:11:14] [修正:2010-09-11 20:41:06] [このレビューのURL]

地味な光画部という地味な設定、事件と言えないようなそれなりに

お騒がせの事態の連続。ストーリ性はないが、キャラが醸し出す

独特の癒し空間が創造されてくる。

このマッタリとした学生時代の中である種の郷愁を誘うのでしょうか?

世相を反映した80年代後半のギャグ漫画の代表作と言えるのかも。

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[投稿:2010-09-11 20:39:51] [修正:2010-09-11 20:40:22] [このレビューのURL]

現実のサラリーマン生活って、こんなに策略だらけでもないし、

リスクを背負った選択肢しか残らない訳でもないけれど、

でもこれだけの覚悟でかつ組織と個人をバランスした判断は

常に必要としているよね、って

所詮漫画の部分と妙なリアリティで納得する両面性がすごい。

でも、こんな格好良いサラリーマンは現実にはいない。

したがって、オンナにもこんなにもてない。

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[投稿:2010-09-11 20:30:01] [修正:2010-09-11 20:30:01] [このレビューのURL]

人が人であるための精神性を文字で追求するために、小説が世に出た。

これを漫画で表現してみよう、そうすれば文字ですら確定し過ぎるような

内面性ももっとリアルに表現できるのではないか?

そんな意図さえ感じる文学的感性の持った作品です。

だから、理解困難な、あるいは自分の感性に合わない部分も感じてしまう

ものも在りますが、総じて人間ってこんなナイーブだったんだなあ、

の感想です。

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[投稿:2010-09-11 20:20:08] [修正:2010-09-11 20:20:08] [このレビューのURL]

設定OK,つかみOK、シナリオ進化不足で途中連載中止かな?

次への展開を考えているうちに、読者が離れていく典型パターン。

お勧め度:下の上

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-04 21:05:03] [修正:2010-09-04 21:05:03] [このレビューのURL]

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