「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

6点 スピーディワンダー
競争馬の馬主、生産者、調教者、騎手、記者のそれぞれが
馬を愛し、育み、世に出し、競馬の歴史を紡いでいく
様子が理解できます。
淡々としたシナリオ展開です。
ティオなんか7冠馬を目指します。
ハイ、勝ちました、なんて調子なので、盛り立て場を
見落としがちです。
中でもスーパーキングオーが菊花賞を制した場面が
見どころでしたが、その後は低調。
リアルといえばリアルですが、漫画としての見どころは失速しました。
良くも悪くも大人向け競馬漫画というところでしょうか。
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[投稿:2017-08-30 00:42:55] [修正:2017-08-30 00:42:55] [このレビューのURL]
6点 幻影少年
現実と非現実のハザマにある人の心にあるミッドワールドへ
潜入できる超能力少年が主人公です。
パートナーとなる少女とともに、傷ついた人々の心を癒し、救っていく活躍劇です。
深層心理に潜む事件を中心にしたヒューマンドラマが展開されています。
ハートウォーム物語というセールスコピーに魅かれて読ませてもらいました。
子どもも大人も心が疲れ、重たくなった現代ならではドラマと言えます。
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[投稿:2017-08-26 05:42:12] [修正:2017-08-26 05:42:12] [このレビューのURL]
7点 シグルイ
しっかりと集中して15巻を読みふけってしまいました。
強烈、壮絶な怨念や執念、復讐といった言葉が残思念として残ります。
画は必ずしも上手ではないですが、思念を表現する手法は卓越した
ものがあって、圧倒されます。
残酷、残虐の極みと批評される向きもありますが、画が上手く
ないせいなのか、私はそれほどでもないと思いました。
シグルイの意味は、「死狂い」にかけてあって、死と隣り合わせの
人たちの生きざまのようですね。
まさに、死と隣り合わせの世界が存分に表現できていました。
初めての世界感で堪能致しました。
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[投稿:2017-08-23 18:25:23] [修正:2017-08-23 18:25:23] [このレビューのURL]
7点 BANANA FISH
かつては高級男娼だったアッシュの生育歴は悲惨きわまりないものです。
7歳で中年男にレイプされ8歳でその相手を撃ち殺し故郷を出奔した後、
町で自分の腕と才智で這い上がり、不良少年のボスとして君臨します。
生き延びることが最優先だった彼にとって周りの者は皆敵でした。
その時に出会った英二は、まるで正反対の世界に住む2人でした。
英二はアッシュのすべてを受け入れます。
彼が何をしても、彼がどんな顔を見せても、彼のすべてを
そのまま受け入れるます。
アッシュがずっと欲しかったものを、幼い頃から一度も
もらったことがなく、だからこそずっと欲しかったものを、
英二は惜しむこともなく溢れるほどくれるのです。
これは男性同士の恋愛話だったのでしょうか。
あるいはこの世の地獄に住む人々を救う救世主の物語なのでしょうか。
一種の映画作品を鑑賞するかごとく錯覚を与えるドラマ性が本作品にはありました。
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[投稿:2017-08-18 06:16:34] [修正:2017-08-18 06:16:34] [このレビューのURL]
7点 のりりん
一言で言えば、「はじめての人も解るロードバイクの
楽しみ方」という内容の教本にも使えるストーリー漫画です。
自転車協会とかいう類の団体(実際に有るかもしれない?)
が、ロードバイクの普及のために、雑誌社と共同企画した
のだとも思えるくらいです。
コアな説明と初心者注意事項、ロードバイクの諸事情、
歴史などなど薀蓄も沢山てんこ盛りされた上、何か事情
有りのバイク毛嫌いの主人公が再びバイクにのめり
込んでいく過程では、ママチャリか安物マウンテンバイク
しか乗ったことのない私にも、始めてみたくなる
ような衝動が湧きあがってきました。
本当にロードバイクには、メカロスなどは徹底排除
されて最高効率の乗り物になっているなら
快適なスポーツかも?と思わせてくれました。
人物画の描き分けがあまりうまくなく、髪型でしか
判別が難しいのが残念で、10人くらい登場人物が
増えてくると、誰だっけ?となる感じです。
しかし、セリフやキャラの立ち方などは粋です。
一見冴えない風貌の主人公もそこそこモテる理由が理解できます。
連載初めは、輪が主人公と思いましたが違うんですね。
走り出したら止まらない性格の女子高校生って設定で、
本当にどこまでも走って周囲を困らせています。
ほのかな恋心もちらほらさせていて、なかなか秀逸な作品でした。
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[投稿:2017-08-15 06:37:36] [修正:2017-08-15 06:37:36] [このレビューのURL]
1点 乱飛乱外
すみません。最初に謝らせてください。
連載が長いのだからそれなりのファンもいらっしゃるのでしょう。
でも8巻まで買いそろえた私ですが、3巻で挫折しました。
その先を読もうとしても読めないのです。
絵も綺麗で女性も魅力的。
でも・・・、つ、つ、つまらないいい・・ひぃぃ。
漫画家さんに敬意を払う私なので、こんなことは絶対したく
ないのですが、ああ、読もうとしても、
どうしてもこんな無駄な時間は過ごしたくないと心が訴えるのです。
勿体ないですが、残りの本もこのまま処分致します。
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[投稿:2017-08-12 05:17:39] [修正:2017-08-12 05:17:39] [このレビューのURL]
3点 軒猿
戦国時代の上杉方忍者群軒猿、武田方三つ者、北条方
風魔の三つ巴戦を中心に、戦記を柱に据えた展開。
ではありますが、戦記物ではたとえば「センゴク」と
比較しますと、命のやり取りの厳しさの点では、
雲泥の差ですね。
妙に現代のヒューマニズムを正しい価値観として
混ぜ込むもんですから、非情な時代背景に現代劇を
持ち込む無茶苦茶なお話になってしまっています。
例えば、戦火にあって敵の忍者が襲ってくるかも
しれない状態で、人の良い主君景虎が部下である
忍者たちに酒を振る舞う場面があったり、主人公
未熟者忍者が主君を呼び捨てにして、それを嗜めも
しない周囲だったり。
いつまでたっても半人前の主人公でも周囲が温かく見守ったり。
「ギミック」でも感じた漫画だから許される感の
違和感は、この作者ならではのものらしく、
私には合いませんでした。
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[投稿:2017-08-05 06:02:02] [修正:2017-08-05 06:12:39] [このレビューのURL]
8点 ハートカクテル
女性のための大人になって奏でる夢物語。
いくつになっても、現実がどうであっても、
女性は支持してくれる共通のパラダイスを
オールカラーの短編で表現します。
確かに、男性が見ても美しい背景と羨ましいほどの
別世界です。
何といっても物語の中心には、誰からも好かれる
ような美しい男女がいます。
これがややたれ目で絶世の美女ではないんですね。
(男はワンパターンのヤサ男。写真を見る限り、
わたせせいぞう自身がモデルにも見える。)
柔らかい線と明るい色使いのイラストも超一級品です。
デパートかなんかでわたせせいぞう氏の個展を
見た記憶があるほどです。
このイラストに影響を受けた画家さんはたくさん
おられるようです。
わたせせいぞうの名前を知らなくても、このイラスト
はどこかで一度は目にされているでしょう。
メルヘンチックで誌的な文章、言葉の選び方も一流です。
ベースとなる短編ストーリーも大人のための絵本と
呼んでも差し支えないほど素敵です。
わたせ氏は現在大学教授をされているようですが、
同氏の演出や技法は学問として論理的に体系化され
後世に残っていくことは素晴らしいと思います。
しかし、最後に一言だけ。
男性の一部には、ハートカクテルの世界に
アレルギー反応を示す人は少なからずいたかもしれません。
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[投稿:2017-08-01 02:59:51] [修正:2017-08-01 02:59:51] [このレビューのURL]
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