「朔太」さんのページ

余命僅かの少女の物語という少年誌に珍しいファンタジーでした。

小山ゆう氏のギャグは、少し寒いところがあって、
読むのが気恥ずかしい一面があります。
しかし、「あずみ」、「俺は直角」、「がんばれ元気」などの
作品でも気恥ずかしさを通り越すと、いずれも機微に触れた
感動を味わうことができます。
この作品はまさにそんな代表作品でしたね。

余談ですが調べてみると、この作品を少年マガジン誌に
連載しながら、ライバルの少年サンデーでは
「スプリンター」を連載していたのですから、
油が乗り切った当時の売れっ子作家だったようです。

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[投稿:2022-12-26 08:38:45] [修正:2022-12-26 08:38:45]

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