「朔太」さんのページ

「編集者」という特殊な分野での”働くこと”なので、共感をなかなか呼びにくそう。

作者である漫画家さんも高々編集者やアシスタントさんくらいの仲間で

チームを作って仕事するくらいの小さな社会で”働くこと”を漫画に投影

しているのであって、その小さな社会で頑張る、頑張らないは、「どーぞお好きに」

と言いたくなる。

その意味では、大銀行を舞台にした”この女に賭けろ”の原島浩美は、自然体で大きな

社会を動かす”働きマン”を表現するので、むしろこちらの方が共感を覚えた。

働くことは、それぞれ個人の与えられた立場、能力によって意義が違って

くるので、本作品はほとんどの人には理解されないでしょうね。

私には、結構男スイッチの入った松方さんは魅力的でした。

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[投稿:2010-12-30 18:42:48] [修正:2010-12-30 19:08:44]

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