「朔太」さんのページ

作風が森薫さんと比較されがちです。
1世紀くらい前の時代に郷愁を感じますね。
1巻辺りは、13歳のお嬢様の冒険が何かを予感させる展開です。
しかし、巻が進むにつれて展開はさほど盛り上がらず、淡々としたものです。
奥行きは小さく、主人公ジゼルの子供っぽさにも成長が感じられません。
5巻を買って読みましたが、やや期待外れな感じが否めませんでした。

そんな中、第27話「鶯 鳴かせたこともある?」は、秀作でした。
大人の薫りが強くでた作品だと思いました。
体調不良で休載中とのことですが、ご回復を祈ります。
次の作品に期待したいと思います。

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[投稿:2022-06-27 08:00:02] [修正:2022-06-27 08:00:02]

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