「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

8点 行け!稲中卓球部
もちろんギャグ漫画なので、前野と井沢の2人のバカが前面にクローズアップされて、
これが主旋律で十分楽しめるます。ですが、誰も指摘しないので敢えて言うと、
田中、田辺のバカが彩りを濃くし、竹田、木之下の偏りのある常識派が突っ込み、
こんなバカには絡まないだろうはずの岩下、神谷の女性達が微妙に
一般社会性を維持してくれています。
王道漫画の定石として、脇を固める俳優達のきらりと光る個性が重要ですが、
本編もやはり配役の妙が冴えています。
彼らの頑張りで突飛さと安心のバランスが取れたお笑いが醸成されます。
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[投稿:2010-10-03 18:05:48] [修正:2010-10-24 18:40:57] [このレビューのURL]
8点 研修医なな子
表題通り、研修医の実態を女性医師の卵であるなな子先生の日常をコミカルに描く。
オンナであることを時に忘れ、修行に近い研修生活である。
研修医は、先生と呼ばれはしても看護婦さんにも劣る人種である。
しかし、一方で若者でもあり、いっぱしの悩みも持つのである。
女性誌での連載だが、十分青年誌に堪えたのではないか?
「ごくせん」に並ぶ森本梢子の会心作。一読の価値あり。
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[投稿:2010-09-14 20:46:08] [修正:2010-09-18 16:42:29] [このレビューのURL]
8点 課長 島耕作
現実のサラリーマン生活って、こんなに策略だらけでもないし、
リスクを背負った選択肢しか残らない訳でもないけれど、
でもこれだけの覚悟でかつ組織と個人をバランスした判断は
常に必要としているよね、って
所詮漫画の部分と妙なリアリティで納得する両面性がすごい。
でも、こんな格好良いサラリーマンは現実にはいない。
したがって、オンナにもこんなにもてない。
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[投稿:2010-09-11 20:30:01] [修正:2010-09-11 20:30:01] [このレビューのURL]
8点 ワイルド7
日本漫画界の至宝の一つ。
超法規的警察組織なんて発想は、1969年頃から世の中いんちきだよな、悪い奴ほど良く眠る・・という気持ちが日本人にあった証拠。
40年前の漫画って本当か?
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[投稿:2010-07-18 17:03:35] [修正:2010-07-18 17:03:35] [このレビューのURL]
8点 昴
天賦の才があれば、凡人には見えない生き方が見えてくるのだなあ。
これは漫画だけの虚構の世界ではなく、スポーツだけの世界(イチロー
なんか別世界を見ていると凡人でも想像している)だけでなく、
一般の天才ビジネスマンや科学者や漫画家でも実感しているのだろうな。
これを知っているのだろうか、曽田正人は?
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[投稿:2010-07-10 09:47:08] [修正:2010-07-10 09:47:08] [このレビューのURL]
8点 キミを侵略せよ!
主人公うたのピアノの才能に魅了される大学生和音をはじめとする周囲の人々が、うたが創造する美しい世界にどんどん引き込まれていく。天才うただから許容される奔放さと何者にも囚われない自由な感覚が、快感である。
無垢な存在とこれに対峙するあるいは魅了される常識の人間社会が、さそう独特の設定だ。
手塚治虫文化賞に相応しい作品。
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[投稿:2010-02-13 17:48:20] [修正:2010-02-13 17:49:16] [このレビューのURL]
8点 ヨリが跳ぶ
ヒマツミノルの描くスポーツマン主人公は、原則”長嶋茂雄”風天才肌+典型B型人間だあ。ヨリもこの原型から脱皮していないが、私は個人的にはスーパースターが好きなので、飽きません。
女版レジーを主人公に、周囲を飾る個性的な仲間やライバル達とのコミカルな交流が本編の最大の魅力。
私は好きです。
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[投稿:2010-01-09 18:08:15] [修正:2010-01-09 18:08:15] [このレビューのURL]
7点 弁護士のくず
弁護士さんが主役の漫画も沢山ありますが、勧善懲悪型の作品が多い中で、
一ひねりしてきた印象があります。
最初に出てくる被害者の言い分を聞いている分には、加害者がいかに
悪党かと思うのですが、よくよく調査してみると表面には出てこない
裏側の事情があったりして、事件は両面性があることに気づかされます。
世の中というものは、そういうものなのかもしれません。
毎日、新聞他メディアで報道される事件というものは、本当に悪党が
起こしているのか、被害者は本当に被害者であって加害者の側面はないのか。
刑事事件なら警察や検察がそれ相当の捜査もしてくれますが、冤罪も
一定の割合で起こりますしね。
民事に至っては、何が本当なのか。
裁判を起こすほどではないトラブルは、手の施しようもないということですね。
7巻の裁判員制度に対する問題というか課題に焦点を合わせた回も感心しましたね。
なんか脱線してますけど、一生弁護士さんや裁判なんかのお世話にはならない
ことが人の幸せなんでしょうね。
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[投稿:2025-04-30 10:06:39] [修正:2025-04-30 10:06:39] [このレビューのURL]
7点 賭博堕天録カイジ
強烈なインパクトを残した黙示録、破戒録に続く続編だけに、期待も上がる
のは仕方がない。
確かに、黙示録のように次々とゲームが続く展開に比べて、延々と長い展開が
続くのも辛かった。
仲間の裏切りは早い段階で読者にバレていただろうし、小さな論理の破綻が
散見される。
手牌をさらすようなトイレへの退出は、相互にもっと深い読みをするだろう。
百歩譲って、最終決戦に備えた布石としても、あの時点では、五分のガチンコ
勝負に持ち込めている、そのチャンスを放棄する選択はあり得ない。
とはいえ、腐っても福本伸之先生だ。
抜け目なく初期段階で布石を置いておいて、伏線で展開をひっくり返してくる。
なんだかんだ、文句言いながら最終話を読むまで、眼が離せない。
1話読み進めるのに、努力と我慢が必要なその辺の駄作作品とはレベチだ。
なんだかんだで2日で13巻を読み終えるほど魅了されたと言ってもいいでしょう。
当然ながら、続編の和也編も読みたくなっている自分がいます。
もちろん、未了の福本作品は、この先全部読むつもりです。よろしく。
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[投稿:2025-04-26 10:58:40] [修正:2025-04-26 10:58:40] [このレビューのURL]
サッカー好きのサッカーファンのためのコアマニア向け作品といった感じです。
スポーツ漫画の楽しみは、勝負の駆け引きとその行方でしょう。
この作品には、その両方がありません。
しかし、面白い。
試合の裏側で、裏方が表の選手の10倍も動いていて、隠れた努力をしている。
サポーターだって、コアになると本当に人生を犠牲にして応援するのは、
良く知られていることだけど、フィジカルコーチとか代表料理人とか
ターフキーパーとか代理人とかの悩みや板挟みは知らないでしょ。
こんな方々にスポットを与える作品です。
プロ球団になると全部が揃って商売が成り立つということですね。
その後のGiant Killingなんかにも引き継がれている部分で、
今となっては草分け的な作品となりました。
良作です。
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[投稿:2025-04-05 11:19:45] [修正:2025-04-05 11:19:45] [このレビューのURL]
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