「朔太」さんのページ

総レビュー数: 741レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

3点 セルフ

すみません。
主人公の世界に感情移入どころか思考も理解できませんでした。
人間の内なる嗜好や癖に他人は入れないものですから、
当然理解できない範疇はあるのですが、
私には別世界でした。
別世界という想像もできない新しい世界を提示した
作者のチャレンジだけは評価しましょう。

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[投稿:2019-09-12 03:27:15] [修正:2019-09-12 03:27:15] [このレビューのURL]

私たちの知らない種の起源、地球の創造、宇宙の起こりなどに
繋がっていく創造主たる海の物語です。
その世界観はダイナミックで神秘的です。

しかし、残念ながらあまりに観念的で、非論理的なので、
仮説の可能性について提言されているようで、
その世界観に共感はできませんでした。
一種の新興宗教的な説明の仕方に共通した感じがします。

娯楽としてもSFとしても物語としても、どの切り口で
評価しても、私には喰い足りず、低い評価になってしまいました。


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[投稿:2018-08-07 17:13:53] [修正:2018-08-07 17:13:53] [このレビューのURL]

エセ自伝的作品だそうです。
何か朝倉さんの持つ感性に共感なり共振なりが必要なのでしょうね。

明らかに知恵の足らないマリエ以外には男性的振る舞いの
多い女性が多数登場するのですが、
残念ながらつまるところ「私は恋愛したいんだ。」としか
叫んでいないように見えます。
深い渇望とは、結局はエロスなのでしょうか?

どうでもよい、どうとでもしてくれという感想が残ります。


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[投稿:2017-09-24 15:50:47] [修正:2017-09-24 15:50:47] [このレビューのURL]

雰囲気のある描画、雰囲気のある設定、これだけでスタートさせて、描いている間に何かが加わるだろうという、行き当たりばったりの作品でしたね。

泣ける話を作りたいけれども、何も思いつかない。
その挙句ひねり出したのが、猿の親子の絆の話だったり
(これで1巻を使った)、妹の復讐のために演奏会に
嫌がらせに来るやくざの兄貴との対決(これで2巻を使った)
だったりするわけです。
主人公たちのドジや誤解がどんどん事態を悪化させる様は、
もうドタバタ劇になってしまっており、感動も何も起こりようがないわけです。

素晴らしい設定、背景に期待が大きかっただけに、失望が大きい作品でした。


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[投稿:2017-09-17 06:55:14] [修正:2017-09-17 06:55:14] [このレビューのURL]

3点 軒猿

戦国時代の上杉方忍者群軒猿、武田方三つ者、北条方
風魔の三つ巴戦を中心に、戦記を柱に据えた展開。
ではありますが、戦記物ではたとえば「センゴク」と
比較しますと、命のやり取りの厳しさの点では、
雲泥の差ですね。

妙に現代のヒューマニズムを正しい価値観として
混ぜ込むもんですから、非情な時代背景に現代劇を
持ち込む無茶苦茶なお話になってしまっています。
例えば、戦火にあって敵の忍者が襲ってくるかも
しれない状態で、人の良い主君景虎が部下である
忍者たちに酒を振る舞う場面があったり、主人公
未熟者忍者が主君を呼び捨てにして、それを嗜めも
しない周囲だったり。
いつまでたっても半人前の主人公でも周囲が温かく見守ったり。

「ギミック」でも感じた漫画だから許される感の
違和感は、この作者ならではのものらしく、
私には合いませんでした。

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[投稿:2017-08-05 06:02:02] [修正:2017-08-05 06:12:39] [このレビューのURL]

ツッコミどころ満載で幼稚な表現が多い作品です。
例えば、快速走行で追いかけてくる婆さんのカラクリは、
自動車が引っ張る絨毯の上に乗って走っていました。
これは電車の中で走る現象と同じです、という説明です。
この類のバカバカしい話を真面目に毎回青年誌向けに
展開しているので驚きます。

少年向けとして割りきる分には耐えられますが、
青年向けに真面目に連載していたなら、
読者の知能を馬鹿にしていると言えるでしょう。

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[投稿:2017-06-26 16:47:41] [修正:2017-06-26 16:47:41] [このレビューのURL]

どの回を読んでも主人公の霞士郎は、気を失ったり、
倒れたり、泣いてたり不安がったりで、大丈夫な時がない。
数年前の航空機事故を引きずっているからといって、
いくらなんでもひ弱で暗過ぎるだろう。

シナリオの展開も遅く、10巻を通して大きな起伏は
なかった印象です。
最終回は悲劇性を醸し出してはいましたが、
三文ドラマ風で評価できません。

私とは相性が合わない作品でした。

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[投稿:2017-06-06 20:54:42] [修正:2017-06-06 20:54:42] [このレビューのURL]

「空想科学大戦!」の番外編。
名著「空想科学読本」の柳田理科雄氏が原作であることから、
同様の科学的興味を満足させてくれることを期待して手にしてみた。
その結果は、・・・大いに失望してしまった。
小学生以下を読者に想定した科学実験の失敗ドタバタ劇の連続である。
いくら小学生以下を相手にしたとしても、非科学的なネタは
柳田理科雄の場合には御法度に思えるが、如何だろうか?

それとも、テーマは昭和30年代のノスタルジアだったのか?
私には面白みはさっぱり伝わってこず、期待が大きい分落胆が
大きいという残念な作品だった。

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[投稿:2017-03-27 20:20:30] [修正:2017-03-27 20:20:30] [このレビューのURL]

人物描画もストーリーも粗暴で好きになれない感じです。
表題からしてピンポイントな狭い展開を感じましたが、
そのまんまですから展開も広がりません。
モチーフが狭すぎて、面白い展開になりようが
ないのでしょう。

短期連載終了もやむなしでしょう。

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[投稿:2017-01-04 20:55:31] [修正:2017-01-04 20:55:31] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

・島根には27名の弁護士しかいないらしいです。
その過疎地を舞台に選んだところが、最大の特徴なのですが、
事件や背景は島根にほとんど無関係です。

・田舎には不釣り合いな巨乳ミニスカ弁護士が主人公です。
幼い頃、家族の下を去った母親にコンプレックスを持っており、
話の展開とともに次第に事情が明るみになってきます。
その進め方も内容も陳腐です。
最初は偶然?にも行きつけの居酒屋の女将が自分の母親と知ります。
横浜から島根に赴任したその先の一軒の居酒屋です!
さらに母親は自分と同じ弁護士資格を持っていて、
敏腕検事として活躍していた!
その後止む無く家族を捨てることに・・。
こんな空想自分勝手な展開では、評価は低くなります。

・法廷もの、事件ものの展開としても、謎解きはないですし、
意外性も欠如しており、魅力はありません。

・骨格となるヒューマンドラマについては、薄っぺらい
人間模様なので感情移入できる話はほとんどなく、ここが致命的でした。
同じ類の漫画では「家栽の人」がありますが、比べるのも恥ずかしいレベルでした。

以上 褒めるところが少ない作品ですが、一途に頑張る
美人弁護士を応援したい方にはお勧めいたします。

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[投稿:2016-12-21 18:45:37] [修正:2016-12-21 18:45:37] [このレビューのURL]

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