「朔太」さんのページ

総レビュー数: 818レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

男性でも読みやすい高校生の恋愛物語です。
男性がカラッとしてる性格なので救われていますが、
いわゆるイケメンでモテモテ3高男子なんで、
余裕をもって主人公の女子を扱っている感じです。
ここまで一方的に男性に優位性がある場合には、
ちょっと一般的には女性は不幸になるのが世の常です。

こんなにイカす男性なのに、こんなにダメな私でも、
こんなに沢山のライバルがいるのに、
それでも彼は私のことだけを考えてくれている・・・、
なんて幸せなの。
っていう内容の恋愛漫画でした。

ちょっと現実的ではないですが、少女の理想なんでしょうか。
2巻で撤退します。

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[投稿:2021-08-08 08:26:04] [修正:2021-08-08 08:26:04] [このレビューのURL]

3点 血の轍

テーマは、母子相関か、あるいは、壊れる人格か。
狂気と異常な親子偏執愛も絡んで、どこに焦点が
合っているのか判然としない。
先を読めば、これも明らかになってくるのだろうか。
しかし、3巻まで読み進めても、事件が一つあっただけで、
遅々として展開しない。

興味が続かないのは、母の狂気の原因と子の恐れる
気持ちが理解できないためと思う。
残念だが、ここで撤退を決めた。

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[投稿:2021-07-15 07:33:33] [修正:2021-07-15 07:33:33] [このレビューのURL]

最遊記本編に至る500年前のお話です。
西遊記で語られる悟空が岩から生まれ、天界から
放逐され、五行山に封印されるまでの大騒動が、
中国ほか東南アジアでは面白おかしく語り継がれているそうです。
日本人がよく知る西遊記の三蔵法師との旅は、
後半のお話ですが、前半は全くと言ってよいほど
日本人には馴染みがありません。

とはいえ、本作品でもタイトルから微妙に変えている
ことから分かるように、本家西遊記から相当乖離した
独自のストーリー展開です。
確かにオリジナリティはありますが、3名の悟空の
庇護者たちの命を懸けて拘る意地の理由が、
終始一貫して理解不能でしたので、入り込めません。
ここが最も大切なところですが、全く説明不足でしかありません。

女性作家の重視する感情最優先ストーリーとなって
しまっており、根底にはBLすら感じてしまいます。
個人的には、BLはそんなに美しいことですか?
と思いますので、共感できません。

絵は美しく、格好の良い人物しか出てきませんので、
女性向けには一定の評価は与えられるかもです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-11-27 06:09:42] [修正:2020-11-27 06:09:42] [このレビューのURL]

小学校低学年向け少年漫画です。
少し学年が上がると読めないというか離れて
いきそうなギャグ漫画でした。
ある時代を駆け抜けた作品ですが、
多くのギャグ漫画と同じ運命をたどりました。

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[投稿:2020-09-10 07:27:33] [修正:2020-09-10 07:27:33] [このレビューのURL]

大人気テレビドラマになったということで、試し読みを致しました。
中学生と中学女教師の間の言わば、よろめきドラマです。
内容的にはどこかで見たような既視感があるので、
それほどときめき感はありませんが、
主人公の中学生は思春期病の典型美男子ですし、
女教師はいわば天然のはかない美しさがありますので、
少し条件が揃い過ぎの特別な美男美女の物語にも見えて、引きます。
高校生になった2巻で撤退します。

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[投稿:2020-06-29 11:43:33] [修正:2020-06-29 11:43:33] [このレビューのURL]

絵は見やすく上手いと思いますが、普通の女子高校生の
恋愛模様でした。
第一話の両親がバングラディッシュに転勤という意外な
設定から始まったので、期待して読み始めましたが、
やっぱりな・・展開でした。
タイトルに惹かれて関心を引きましたが、起伏がなく、
事件も起こりません。
ごめんなさい、2巻まで読み進めて撤退です。

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[投稿:2020-05-09 08:44:02] [修正:2020-05-09 08:44:02] [このレビューのURL]

3点 BIBLE

村枝氏が高校時代に読み切りを描き(未掲載)、
1980年前後に一度初単行本作品としてまとめ、
それを原型とした「RED」を1999年に連載開始との
経緯が、単行本あとがきに書かれています。
読めばまさに「RED」の雛形そのものでした。

村枝氏の描きたい未開拓地、ここではアフリカ
統一戦線での戦場でのならず者同士の小競り合いを
背景に、仲間の友情を基軸にしたお話しです。

画はそこそこ上手いのですが、残念ながら
セリフ回しやストーリー展開は大人の鑑賞には耐えず、
少年誌向けの範囲は超えられない印象です。

「RED」に対して評価が高い人にはお勧めですが、
そうでない人には同じ話を読まされている印象が
拭えないでしょう。

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[投稿:2020-03-02 18:53:38] [修正:2020-03-02 18:53:38] [このレビューのURL]

3点 セルフ

すみません。
主人公の世界に感情移入どころか思考も理解できませんでした。
人間の内なる嗜好や癖に他人は入れないものですから、
当然理解できない範疇はあるのですが、
私には別世界でした。
別世界という想像もできない新しい世界を提示した
作者のチャレンジだけは評価しましょう。

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[投稿:2019-09-12 03:27:15] [修正:2019-09-12 03:27:15] [このレビューのURL]

私たちの知らない種の起源、地球の創造、宇宙の起こりなどに
繋がっていく創造主たる海の物語です。
その世界観はダイナミックで神秘的です。

しかし、残念ながらあまりに観念的で、非論理的なので、
仮説の可能性について提言されているようで、
その世界観に共感はできませんでした。
一種の新興宗教的な説明の仕方に共通した感じがします。

娯楽としてもSFとしても物語としても、どの切り口で
評価しても、私には喰い足りず、低い評価になってしまいました。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-08-07 17:13:53] [修正:2018-08-07 17:13:53] [このレビューのURL]

エセ自伝的作品だそうです。
何か朝倉さんの持つ感性に共感なり共振なりが必要なのでしょうね。

明らかに知恵の足らないマリエ以外には男性的振る舞いの
多い女性が多数登場するのですが、
残念ながらつまるところ「私は恋愛したいんだ。」としか
叫んでいないように見えます。
深い渇望とは、結局はエロスなのでしょうか?

どうでもよい、どうとでもしてくれという感想が残ります。


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[投稿:2017-09-24 15:50:47] [修正:2017-09-24 15:50:47] [このレビューのURL]

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