「朔太」さんのページ

総レビュー数: 744レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

ファンタジーを絡めてストーリーを膨らませたいのだけ
れど、少年誌から始まった制約で上手くいかなかった印象です。
同じ系統ではベルセルクがありますが、そちらは容赦ない
レベルでの非道や非情が最初に提示されていて、底流に
主人公の行動原理が明確です。
テガミバチでは、1巻でゴーシュを慕う主人公ラグの
行動原理が定義されているのは同じです。
しかし、やはり弱い。
どんな苦難も耐える覚悟の説明としては、子供は説得
できても大人は「しょせん漫画」となります。
そんな甘さが読み進める気持ちに棹をさします。

11巻を手元に置いて読み出しましたが、残念ですが
8巻途中で挫折しました。
我慢すれば後半はもっと違う展開があったのでしょうか?


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[投稿:2019-04-07 06:21:38] [修正:2019-04-07 06:21:38] [このレビューのURL]

芸能界やテレビ局を背景にした妄想エロ漫画です。

思春期向け作品なので軽くスルーすればよいのですが、
それなりのドラマ性もあって主人公への感情移入も
若干感じることができる点もヨロシイと思います。


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[投稿:2017-09-28 17:02:38] [修正:2017-09-28 17:02:38] [このレビューのURL]

原作者によれば「ラブコメのふりをしたホラー作品」だそうで、
そう解説されると納得できる部分はあります。
何を考えて生きているのか分からないJKという生き物は、
ホラーになりますから。

オムニバス形式なのですが、画は綺麗で1作1作が
丹念に作成された感じが好印象です。

しかし、理解できない生き物JKがくりなす物語には、
なかなか感情移入はできないので漫画としては失敗でしょうか。

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[投稿:2017-09-25 20:38:06] [修正:2017-09-25 20:38:06] [このレビューのURL]

グルメ漫画というより元祖料理対決漫画。
下町のお好み焼き屋さんや定食屋さんには定番の常備薬の
一つだったように思います。
生魚刺身を寿司ネタと絡める一見単純な簡単料理が
すごく繊細な仕込みや技術の賜物なんだと日本国民に
再認識させた功績は大きいかもです。


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[投稿:2010-08-20 22:20:20] [修正:2017-06-06 20:47:15] [このレビューのURL]

プロレスラーである父を再起不能に追いやった柔道王を
倒すことを目的に、アメリカ修行に励み数々の難敵を
倒していきます。
天才肌であり快活楽天的な天然風キャラの主人公なので、
あまり深刻な復讐劇にはなっていません。

一方で、先々の展開が読みやすく、進展も遅く
格闘系にしては血沸き肉躍る感覚に物足りなさを感じました。

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[投稿:2017-05-22 19:48:05] [修正:2017-05-22 19:48:05] [このレビューのURL]

首相官邸料理人という特殊な世界での料理漫画。

時事的な政治問題を絡めていくのだけれども、保守系宰相の
くせして、朝日新聞系のリベラルな一見正義の味方のような
考え方を押し付けてくるものなので、とても幼稚な政治漫画
もどきになってしまいました。

また、料理にはメッセージを込めることを求めるものだから、
味覚以前に頭でこねくり回した料理が出てきます。
これもなんだかなあ・・でした。

ということで、設定は面白さが期待できる仕掛け満載でしたが、
それが活かされないで消化不良を起こしてしまった作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-02-23 22:12:22] [修正:2017-02-23 22:12:22] [このレビューのURL]

設定が良いので、期待ばかり膨らみますが、一向に展開は
進まず、クローン同士の「私は誰?私は生きてて良いの?
意味ある人生って?あなたと私は違う。」の類の会話が
延々と続きます。

クローンが闊歩する時代の人類の葛藤を先取りしたような
お話ではありますが、学園内で小さくまとめて面白みが
欠けます。冷静に考えて、読み進めたい要素はほとんど
なかったと思います。
残念ですが私には合いませんでした。

ところで、表題の「放課後のカリスマ」の意味が不明です。
どこにも意味についての表記はなさそうです。
これが本作品の最大の謎かと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-01-27 22:56:32] [修正:2017-01-27 22:56:32] [このレビューのURL]

読み手を選ぶ漫画でした。
分かる人には分かるし、そうだよねと思える人には思えます。
一方で、自由奔放に生きたいと願っているわりには、窮屈な世界でしか
生きられない江古田ちゃんを上から眺めてしまう人には、楽しめないでしょう。
江古田ちゃんは、多彩な世界での経験豊富です。例えば、テレオペレータの派遣さんが本業ですが、フィリピンパブの踊り子さんでもあるし芸術家向けヌードモデルもします。

女子もある程度類型化されており、大まかには普通っ子、M子、猛禽、
江古田ちゃんの4類型ですね。普通っ子はギャグネタにはめったにされません。
笑いどころがないから関心外なんでしょう。
猛禽と呼ぶぶりっ子が天敵のようで、多くの男性が騙される様が我慢ならないといったところがギャグ化されています。

5巻まで読みましたが、1,2巻で腹いっぱいになった感じでしたので、
評価は低いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-11-18 21:53:00] [修正:2016-11-18 21:53:00] [このレビューのURL]

行き当たりばったりの展開としか思えない漫画でした。
女子なので出場できないオリンピックですが、
男子として偽って金メダルを目指すジャンパーという
設定以外に見るべき要素はありません。

スポーツバトルと思いきや、それはそれとして人間関係に
話が落ちてきたリと迷走します。悪逆非道の先輩を突然
良い人に変えてみたり、ライバルに突然恋心を抱かせたり、
敵役コーチをとんでもない悪役に仕立てたり、エロ教師を
登場させたりで、後は惰性で思いつくまま流れるままで、
オリンピックはどこに行った?

まあ背骨のない筋の通らない漫画の典型パターンですね。
文字通り、面白くもなくつまらなくもない漫画と思いました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-09-25 18:39:58] [修正:2016-09-25 18:39:58] [このレビューのURL]

作品としては底流にある世界感の深遠さが売りなのに、
そこが伝わらないために、少年誌並みの単なるバトル
漫画に成り下がってしまってしまいました。
画は綺麗なだけに、残念です。

原作小説(未読です。すみません。)には存在したで
あろう悪だとか殺人鬼の存在理由などの、独特の
世界感について、小説なら紙面をたっぷりとって
説明できますが、漫画では説明は最小化される
必要があります。残念ながら、私には前提となる
「殺人鬼」や「零崎一族」の世界感が把握できま
せんでしたので、読み進めれば進むほど
フラストレーションがたまる塩梅でした。

漫画を原作にした映画やドラマは数多く生まれ、
その多くは成功していますが、その逆、つまり
小説を原作にした漫画はほとんど失敗に終わる
というのは、私だけの印象でしょうか?
本作品はまさにその典型例ではないでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-09-15 23:14:43] [修正:2016-09-15 23:14:43] [このレビューのURL]

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