「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

4点 四畳半の物語
漫画家として内なる悩みに焦点を合わせて、自虐的に
読者に共感を求める姿勢は、私小説を売りにする
明治の文豪を連想させます。
読者がエンターテイメントを求めているのに、
知ってか知らずか、テーマを最も自身に近い内面に
求めるなど、今日では商業作家ではあり得ません。
でも、読者が永島氏の時代背景や個性を理解し、
許容するなら、本作品は輝いて見えるはずです。
漫画黎明期の作品ですので、物語に古臭さを感じて
しまうのは止むをえません。
しかし、永島慎二という名前は、手塚治虫と並んで
漫画史のレジェンドだそうです。
現代の世界に冠たる日本のアニメ、漫画という
サブカルチャの礎に貢献頂いた先達たちに感謝です。
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[投稿:2021-12-21 08:29:09] [修正:2021-12-21 08:29:09] [このレビューのURL]
4点 お仕事です!
仕事を中心に考える二人の女性は、柴門ふみ版の
バージョンであって、こんな奴は現実にいない。
柴門ふみの作る女性像は、結局恋愛したがり症候群に
かかっている。
ミキという女性は、最初から仕事なんかするつもりはなく、
これを主人公の対極の女性にしているつもりなのだが、
対極になっていない。
主人公の太田夏子も野島ことりも、男性から見れば
同類の女性ではないか。
本当のビジネスパーソンは、こんな恋愛したがりでは通用しない。
男性依存を女性が自ら認知し、しかも周囲に優しく自分を
見守る男で固めておく。
そんな便利な男など、柴門ふみの妄想が作る幻想でしかない。
男も身勝手であるが、柴門ふみの作る妄想世界に出てくる
女性は、それ以上に身勝手に振る舞い、都合よく幸せになっていく。
女性の現実はもっと厳しく、もっと多くの敵と戦っているのに。
柴門さんが若い頃の作品では、もっと女性が傷つき
勇ましく葛藤していたような気がする。
劣化を感じる。残念である。
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[投稿:2021-12-12 08:45:40] [修正:2021-12-12 08:45:40] [このレビューのURL]
4点 ULTRAMAN
40年ぶりに現れたウルトラマンというファンには
堪らない垂涎の設定にも関わらず、一向に盛り
上がってきません。
宇宙からの異星人もいろいろな役割で登場しますが、
どれが味方か敵なのか謎を含みつつ展開が進みます。
しかし、ネタが小さい。
SNSでウルトラマンを支持するアイドルの悪口を
言った連中を狙って連続殺人が起こるって、
ウルトラマンの出番かよって感じです。
小さな小さな謎と事件を宇宙から来た異星人たちと
ウルトラマンが小競り合いを起こすお話と理解できた
5巻で撤退を致します。
累計300万部発行された人気漫画らしいのですが、
私には合いませんでした。
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[投稿:2021-10-23 10:33:34] [修正:2021-10-23 10:33:34] [このレビューのURL]
吃音で苦しむ人の悩みは深い。
その苦しみを女子高校生を主人公に11話にまとめたが、
切り口が浅い感じがした。
最終話は安易にまとめられているが、こんなことでは
ないような気がした。
弱者の心情に入り込むなら、もう少し深堀してほしい。
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[投稿:2021-09-24 04:44:54] [修正:2021-09-24 04:44:54] [このレビューのURL]
4点 うしおととら 外伝
長飛丸が歴史の至るところに出現する、長寿の化け物
という設定がよく活きていました。
うしおととらのファンしたら、高い評価になるのは
当然だと思います。
しかし、残念ながら本編以上に、特によくできた話は
なかったように思いました。
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[投稿:2021-07-11 09:04:08] [修正:2021-07-11 09:04:08] [このレビューのURL]
4点 ぶっちぎり
全14巻の内、3巻だけ読んだ範囲で申し訳ないん
ですが、いつまでたっても野球が始まらないんですよ。
不良学生の投げる球が速いだけで、それだけで
彼に野球をやらせようとする話が延々と続きます。
残念ですが、途中で放り投げさせてもらいました。
中原裕氏の最初の連載作品なんだそうですが、
私は好きにはなれませんでした。
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[投稿:2021-04-08 07:56:42] [修正:2021-04-08 07:56:42] [このレビューのURL]
沙都子の庇護に関して、異様に執着する圭一に、
違和感を感じます。
悟史の失踪と絡めて、動機付けを説明しているの
ですが、沙都子の行動も理解できないので、
疑問がいっぱい出てきます。
解決編で全部、伏線が回収されることを祈りますが、
本当にそれが可能なのでしょうか。
どのシリーズでも、女の子に「ほああ」とか
「かああい」とか「ございますのことよ」とか
言わせているロリっぽさも、
私にはそろそろ限界になってきました。
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[投稿:2021-01-19 07:06:38] [修正:2021-01-19 07:06:38] [このレビューのURL]
4点 はたらく細胞
最近街を歩いていてもウインドウ越しだとか、
本屋さんなんかでも本作品のイラストが
使われたポスターを見かけます。
ブームなんでしょうか。
突然侵入してくる外敵に対応する血液細胞たちの
活躍をお話にしています。
子供向け教育漫画のような内容です。
「漫画日本の歴史」の人体編といった様相ですね。
あるいはNHK特集の人体の知識を上手に整理して
伝えてくれているような気もします。
知識欲を満足させる以上に特段のストーリーもないですが、
絵が可愛らしくまずまずのテイストです。
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[投稿:2020-10-06 07:50:36] [修正:2020-10-06 07:50:36] [このレビューのURL]
4点 RAVE
1999年連載開始のようですが、その2年前からライバル誌で
連載され大ヒットした作品をどうしても連想してしまいます。
シナリオ展開にはあからさまな類似点はないのですが、
主人公や周辺キャラ達、冒険活劇ととぼけギャグの
ちりばめ方、RAVEとDBという特殊能力などの設定は
パクリと言うつもりはないですが、スレスレでしょうか。
人物や背景の絵柄まで似てしまうのは、何故なのでしょうか。
読者は両方を読んで、これが少年漫画の王道であると
摺りこまれているのでしょうか。
大ヒットによって王道少年漫画はこれとなってしまうのは残念です。
もっと様々なジャンルで王道マンガは存在するのですから。
いずれにしても、本家の方は未だに連載中とはいえ、
こちらも35巻まで連載したのですから大したものです。
私は2巻で撤退します。
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[投稿:2020-07-30 02:55:18] [修正:2020-07-30 02:55:18] [このレビューのURL]
4点 釣りバカ日誌
社長の身分を隠しつつ釣り生活の部分でハマちゃんと
つながっていたいスーさんの二重生活とすれ違い、
ドタバタしたドラマが中心に延々と同じパターンが繰り返されます。
ビッグコミックオリジナル連載当時から自分の中では
読み飛ばしたい評価の低い作品でした。
唯一ハマちゃんと奥さんの夫婦のあり方がやや斬新さを
感じた部分はありましたが、
当時から戦後1950年代の植木等らの無責任男の
イメージと被り、古臭さを感じたものです。
当時ですらおじさん達のための漫画という印象でした。
それでも映画化され、長期シリーズ化されたのですから、分からないものです。
この漫画の魅力は私には分かりませんが、
多くの人に長期にわたり支持された事実は残ります。
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[投稿:2019-12-07 09:54:15] [修正:2019-12-07 09:54:15] [このレビューのURL]
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