「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

9点 伊賀の影丸
手塚と同世代だが、6歳年下でわずかに遅れてデビュー。
世に横山光輝の名を覚えせしめたのは、いわずとしれた
鉄人28号だが、残念ながらそれを目にしたのは漫画では
なく、TVアニメだったというのが多くの子供だったはず
である。「敵に渡すな、大事なリモコン。」という
フレーズは、浦沢直樹の名作「20世紀少年」にも引用され、
大きな影響を与えている。
伊賀の影丸は、その5年後、少年サンデーの看板タイトル
として連載されるやいなや、新時代のマンガとして世に
受け入れられる。それ以前は、手塚や藤子、石森らの
漫画創生期からの脱皮の時代であった。
そこに登場した横山光輝は、絵は上手いし、登場人物に
エッジは効いているし、忍者といういわば超能力者の
走りである役者を揃えて、完全なストーリを携えてきた。
今でこそバトル形式の勝ち上がり戦を描く漫画などは、
掃いて捨てるほどあるし、何かのパクリと言われる始末
だが、伊賀の影丸では、例えば伊賀忍群vs甲賀七人衆
といった形式で、複数対複数の争いだが、個々の戦い
ごとに駒取りを仕掛けていく対決方法を設定した。
これは伊賀の影丸以前には前例がない。
(鉄腕アトムにも一部同じ仕掛けがあるが、わずかに
後ではないか)
忍術合戦は、いつの時代も子供をわくわくさせ、鍛錬
さえ怠らなければ、いつか自分にも可能性があるのでは
ないかと夢を見させる。その系譜はNARUTOにも引き継が
れており、現代のメガヒットに繋がったと解釈できる。
伊賀の影丸は、20世紀少年の記憶にいつまでも残り
続ける遺産の一つである。
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[投稿:2016-08-18 09:59:04] [修正:2016-08-18 09:59:04] [このレビューのURL]
8点 三国志
諸葛亮孔明をはじめとする曹操、劉備玄徳らの傑出した
人間集団の紡ぐ歴史劇は、いつの時代にも喝采を持って
民衆に受け入れられてきました。
蜀を正統・善玉として娯楽性を追求した「三国志演義」を
ベースに、本作は展開されています。
娯楽性があると言っても、史実が根幹にあるので、
ふっと冷酷な現実に戻される瞬間もありますが、横山光輝は
その部分も省略しないところは有り難いと思います。
「赤壁の戦い」等の史実、「三顧の礼」や「泣いて馬謖を
切る」などの故事を一般常識として学べる漫画としては、
一般日本人への貢献は大変高いと言えます。
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[投稿:2016-08-16 17:28:44] [修正:2016-08-16 17:28:44] [このレビューのURL]
3点 とある魔術の禁書目録
長期連載中ということで、コアな読者もおられるのでしょうね。
超能力が解明された街、学園都市といった設定までは、興味を
そそりましたが、それ以外は特段の触手も伸びず、残念ながら
私には合わないと3巻までで結論づけました。
その原因はと考えてみますと、
?主人公上条当麻への感情移入ができません。
理不尽な運命の下、インデックスや一方通行との関わりが
出来てしまうのだけど、戦いや葛藤の理由、行動目的が
共感できません。
?ロリコン志向がところどころで顔を出します。
といったところでしょうか。
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[投稿:2016-08-11 23:46:37] [修正:2016-08-11 23:46:37] [このレビューのURL]
6点 ラブやん
カズフサの部屋の押し入れに、チンマリ納まるラブやんは、
カズフサのような人種にとっては、文字通り天使のような
存在ですよね。肝心のカズフサはロリのため、触手が
伸びないことが原因で、幸か不幸か二人の友情を
育むことになるわけですが。
ロリ・オタ・プーの3拍子揃ったカズフサ登場で、
すっかり嫌悪感から始まった連載ですが、主な舞台が
ほとんどカズフサの部屋で終始しながらも、結局15年の
長期連載になった珍しいギャグマンガです。
下劣な人種のオンパレードではありますが、一定の距離を
おきつつ理解と同調の日々で同居生活を送るラブやん。
長期連載の間に、次第に関係性が熟年夫婦のように
明らかに変化していく様がかえって安心させてくれました。
カズフサも途中からはいつの間にか、フサやんと
呼ばれていることに気付きましたか?
下ネタというより、童貞ネタ満載ではありますが、
さらりと受け流すどころか、その上に盛ってくる
普通の女の子の対応が魅力に思えます。
嫌いじゃないっす。
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[投稿:2016-08-06 15:55:53] [修正:2016-08-06 15:55:53] [このレビューのURL]
“最上の命医”の続編ですが、命医の西條命医師はもはや
神の領域の文字通り、スーパーな活躍だけでなく、
人間性としても最上のポリシーが信条でした。
これはこれで満足できましたが、やはり人間臭さというか
弱さや欠点がないところで少年誌向けという印象も
免れませんでした。
今回の明医最上義明は、西條とは真逆のキャラクター。
“全てにいい加減が良い加減”というポリシーなので、
こんなにうまくいくわけがないと違和感満載になります。
別の意味で少年誌向けのお話という感じになっている。
しかし、相変わらず医療知識については確かな取材に
基づいた内容であり、現代の医療への問題提議も耳を
貸さないわけにはいきません。
特に、ケニア編での指導者上杉謙神の主張には、
日本のエセ民主主義やエセ人道主義を論破する迫力を
感じました。例えば、目の前の患者を救うことに奔走する
主人公たちを尻目に、“金をかけるべきは個人ではなく、
多くの命を救うためのシステムの考案である。”などは、
少年に対する本当の教育かもしれないと思った次第です。
副題から察するに、元ニートが大活躍する医者の話、
という観点が、第3巻あたりから置き去りにされてきた
ことは残念でした。
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[投稿:2016-08-02 21:06:51] [修正:2016-08-02 21:06:51] [このレビューのURL]
8点 マガツクニ風土記
面白かったです。
久々に良質な漫画と巡り会えた感じがする良作です。
風土記という表題から想像してしまう展開を、
冒頭から最終話まで良い意味で裏切り続けました。
新展開への切り替えは早く、登場人物が次々と
新しい謎を提供していきます。
混迷する謎は、次への期待を増幅し、
一気に読ませてくれました。
最終局面から冒頭あたりの設定を振り返りますと、
仕掛けの巧妙さに唸ってしまいました。
中々の仕掛けが満載なので、長期連載を覚悟するので
あれば、話は倍に膨れ上がらせることもできた
でしょうね。
しかし、本作品がデビュー作品とのことで、
丁度良い加減の長さでスピード感たっぷりに
連載を終えることができました。
画はまだまだ上手くなると思います。
次回作品にも期待致します。
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[投稿:2016-07-31 18:33:19] [修正:2016-07-31 18:33:19] [このレビューのURL]
悪魔である彼の職業は弁護士です。
地獄に落ちる前の罪人の無罪を証明する弁護士です。
優しさ故に魔界から追放された孤独な魔界の王の息子
である悪魔です。
最初の設定により、タイトルが決まったのでしょうが、
3人ほど罪人を救うお話の後は、弁護士としての仕事は
出てきません。最初の2巻ほどで終わってしまいます。
それもそのはず、弁護士というのは自分が魔界に帰る
ためのエネルギーを蓄えるためですから、
いわばアルバイト。
他の方法で目的が達成できるなら、アルバイト終了、
という何とも情けない展開です。
そもそも悪魔という存在をしっかり考察していない
せいか、人以上に情に揺れ、情を大切にする悪魔と
いう主人公キャラが、理解できません。
それは突然変異の悪魔というか、悪魔と呼べない
でしょう。
ということで、全体としては画は綺麗で見やすい
のですが、ストーリーは支離滅裂でダメ出し満載で
混乱状態です。
少年誌だからと言って、場当たり的な展開は最後まで
読む気になれません。
7巻まで頑張りましたが、ここで撤退します。
なお、登場する女性は巨乳美女のみというのも特徴です。
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[投稿:2016-07-27 22:18:38] [修正:2016-07-27 22:18:38] [このレビューのURL]
6点 烏丸響子の事件簿
画も綺麗で、ストーリーも明快で、サクサク入ってきます。
神代の時代から人を喰らって生きる“鬼”族は、時には
権力者の兵ともなり、時には村を守る神となりながら、
供物として“人”の提供を受けてきました。
鬼の血を継ぎながら、人として生きる響子の葛藤が中心に
あります。鬼対人の対決から、鬼を利用する人対人の対決に
すり替わってきた時点で、やや鬼の哀しみに関する焦点が
ぼけてきたのは残念です。
そんなに簡単に人の思惑にはまる鬼って・・、感じですね。
最大の違和感は、タイトルですね。
事件簿というからには、毎号異なった複数の事件が
展開されないとダメですよ。
最初の数話は確かにそうでしたので、そのまま読み切りで
行くのかと思いきや、2巻あたりから展開が連続的になり、
普通にストーリー化しましたから。
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[投稿:2016-07-25 22:41:35] [修正:2016-07-25 22:41:35] [このレビューのURL]
6点 エクセル・サーガ
登場する女性は、全て巨乳美女です。
それでも、キャラの違いが際立っており、見分けが
つく描画力は立派なものです。
特にお気に入りは、病弱で吐血と卒倒が日常だけれど
不死身のハイアット譲です。エクセル譲の小市民的な
節約精神や天然ボケぶりも好きです。
これらのお色気たっぷりだけどエッチなシーンは
一切出てきません。巨乳美女たちが、醸し出す
バタバタ劇が独自な世界を提供してくれています。
当初10巻程度は、間違いなくギャグ漫画という
立ち位置でした。ですから読み手も多少の矛盾や
疑問(アクロスという秘密結社の構成員は4名だけ
なのに、イルパラッツォへの異常な忠誠心の根拠、
経緯・・・などなどキリがない)は、ギャグなんだ
からという理由で置き去りにしても平気でした。
しかし、11巻あたりからストーリー臭もさせつつ、
登場人物のインターラクションを絡めてきます。
極めつきはエクセル譲の記憶喪失と偽者を出して
きました。このあたりで、ただのドタバタ劇に成り
下がってしまいました。ここは残念でした。
とはいえ、最初に言いました通り、巨乳美女たちの
作るドタバタはそれはそれで、これまでにない
テイストでしたので、なんだかんだ言いつつ
20巻まで読みました。
ちなみに表題は「エクセル・サーガ」ではなく、
「エクセル(ハート文字)サーガ」が正しいらしいです。
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[投稿:2016-07-24 22:35:03] [修正:2016-07-24 22:37:00] [このレビューのURL]
下宿先の黒髭荘の住人は、葛木信二郎を除いて
全員が妖怪でありまして、彼らとの共同生活の中で
くりなす日常生活のお話です。
特段に大きな事件が起きるわけでもなく、
管理人さんの尋さんとの淡い恋愛事情が話の中心に
なってきます。
なので一層日常話の色合いが濃くなってきました。
大正ロマンの世界を背景にしたおどろおどしい
奇怪さを利用していること、一方で妖怪といえども
人間に恋心を抱いたり、感情的には人間と変わらず
変身能力を持っているだけというような
可愛らしい設定になっており、やや少女漫画的な
優しさが全体の雰囲気として出ています。
折角の設定でしたが、もう少し刺激的な日常を
展開できる可能性もあっただけに惜しまれます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-07-19 05:48:41] [修正:2016-07-19 05:48:41] [このレビューのURL]
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