「朔太」さんのページ

総レビュー数: 747レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

5点 SINfinity

原罪をテーマにしつつ、さほど深刻にならないレベルで人の存在意義を問題提議している。
難しい内容だが、娯楽性もあって何より絵が上手く、2巻表紙絵の美少女には
最大の賛辞を送りたい。
思春期の「人間とは?」と考え続ける少年少女に読んで欲しい。


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[投稿:2015-12-26 17:32:01] [修正:2015-12-26 17:32:01] [このレビューのURL]

ローマ時代の風呂文化に関するウンチクがベース。
実際、作品には解説文章が2-4ページが付きます。
当時、新聞書評でも取り上げられるほど話題になり、映画化もされました。
古代人が現代日本の風呂文化に触れると、こんな驚きになるということがギャグになっているわけですが、そんなに面白いですかー?
途中4巻で頓挫しました。

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[投稿:2015-10-08 00:59:44] [修正:2015-10-08 00:59:44] [このレビューのURL]

あるあるって共鳴させて笑わせる日常王道漫画です。
4コマ漫画の起承転結の基本をやや踏み外したケースもありますが、
典型的日本人家族をモチーフにしていますので、安心して読めます。
大笑いすることも少ないのが難点ですが・・・。

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[投稿:2015-06-17 19:18:54] [修正:2015-06-17 19:18:54] [このレビューのURL]

漫画家の日常的なスケジュールとネタ創作への格闘の日々が主たる主題です。
納得できる面白い作品を世に問いたいという欲求と売れないことには無価値という2つの思いの
狭間で編集者と読者と同業漫画家の視線の中で、自分の作風を維持しているらしい。

炎尾燃の無茶ぶり、暴走、唯我独尊ぶりも、プロ漫画家ならではの時間との戦いと
人気作品を出さねばというプレッシャーの下での環境で、バランスしている。
一般人にはない非日常的毎日だから、狂気も許容される面白さがある。

ところで、個人的には星デスクという女性編集者がお気に入りです。
仕事中はプロだから、(心の)仮面をつけているというマインドの持ち主は実際にいそう。



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[投稿:2015-05-02 15:42:57] [修正:2015-05-02 15:42:57] [このレビューのURL]

5点 特火点

好きな作品は、「退屈な月」「ジョニィからの伝言」。
私的に心の闇を持つ少女が、孤独から逃れる方法を何かに求める姿は健気で美しい。
群れない人たちの日常を文学的に表現する代表的な作家に花沢はなりつつある。

もうひと頑張り、今後に期待したい。

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[投稿:2015-04-12 17:04:37] [修正:2015-04-12 17:04:37] [このレビューのURL]

連続怪奇殺人事件が基軸の女性刑事物語です。
シナリオそのものは、原作本に忠実に表現されるので、スリリングな展開です。
とはいえ、ちょっと有りがちな警察小説です。
グロな場面もありますので、お好みでない方は、避けてもらう方がベターかな。



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[投稿:2014-10-05 00:00:53] [修正:2014-10-05 00:00:53] [このレビューのURL]

5点 ES

超能力がベースにあるので、当初は小さな異常や歪から始めてもらって結構なのですが、
これがいつまで経っても、初めに設定した小さな人間関係から巣立っていかない。
主人公や周囲の数人が、このままESを放置しておくとだめで対峙していかないとという
危機感が伝わらなかった。
現に、秋庭は共存を積極的に臨んだESだったはず。

初期設定や人物個性などキャスティングは良かったのに、脚本に恵まれなかった演劇のようでした。

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[投稿:2014-08-24 18:47:29] [修正:2014-08-24 18:47:29] [このレビューのURL]

5点 CUE

演劇に魅せられる中学生3年生を主人公にして、目覚めを題材にした小説仕立てのストーリー。
好みの分かれることろだが、起承転結の起伏が少ないことは承知の上で読んでください。
ひょっとすると、噛めば噛むほど味が濃くなるかも?

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[投稿:2014-08-21 21:50:26] [修正:2014-08-21 21:51:09] [このレビューのURL]

残酷なようだが、同じ題材を柴門ふみが描けば、相当読めたのではないか?
編集者としては、第二の柴門ふみを育成するつもりだったのかも知れないが、
この時点では格の違いが如実に出てしまっていて、出がらしの二番煎じを飲まされている感じがした。

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[投稿:2014-02-02 09:43:26] [修正:2014-02-02 09:43:26] [このレビューのURL]

福本伸行の「アカギ」登場の鷲巣に焦点を合わせたスピンアウト作品である。
背景、生い立ちは活用されているが、絵柄がことなることもあって、
別人のキャラと性格になってしまった。
裏社会で生き馬の目を射る経歴ならば、策略と陰謀と肝心なところでの豪腕ブリ
で勝負してほしかったが、単なる豪運ブリと物に動じない冷徹さが売りになっている。
しかし、一定評価は与えられる程度のストーリはある。
アカギとどうしても比べられる点で気の毒かな?


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[投稿:2014-01-16 20:56:38] [修正:2014-01-16 20:56:38] [このレビューのURL]

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