「朔太」さんのページ

総レビュー数: 819レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

紫門ワールド炸裂と言いたいところだけど、これまでの趣とは若干異なった

ために、”伸木の恋”の本題を最初は見失った。異常な独占欲を見せる奥さ

んに振り回され過ぎて、主人公が可愛そうになって、これじゃ別の恋に走る

よね、と思わせては、凡庸な駄作になるところだ。

しかし、3巻あたりから本来のサイモンワールド。人は恋せずに生きられな

い刹那さ、男とオンナの生き方の差なんてところが、なるほどと腑に落ち

る。恋せよ乙女、求めよ人の温もりかな?

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[投稿:2010-08-09 12:43:08] [修正:2010-08-09 12:43:08] [このレビューのURL]

六平太は、ある意味、社会人の鑑。出世とは縁がないかもしれないが、良い上司に恵まれれば、社長にはなれないが重役までOK。社会人の皆様のバイブル書と言っても良い。

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[投稿:2010-07-18 16:57:21] [修正:2010-07-18 16:57:21] [このレビューのURL]

7点 墨攻

中国戦国時代の戦争における、知略戦略の面白さ、人道主義的な墨家思想

の新鮮さの2点が魅力。革離の風貌は、強そうにも見えず格好良くもなく、

一般の主人公像からやや遠いのがお気に入りだったが、その実武芸には

長けていたのが残念。

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[投稿:2010-07-10 09:58:11] [修正:2010-07-10 09:58:11] [このレビューのURL]

花魁は、言わば徒花。咲いても実を結ばずに散る花であり、はかなく散る桜花。その運命を知ってか知らずか、心に影を落としながら、郭の脱出を試みたり、体制に反抗する。皮肉にも反骨精神の旺盛な諦めない女が、花魁として大成し、徒花といえども大輪の花を咲かせて見せる。
主人公のキャラ設定でぐいぐい引き込まれる。著者と編集者で随分議論した痕跡が窺える力作。

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[投稿:2010-01-27 21:35:02] [修正:2010-06-06 06:48:57] [このレビューのURL]

喧嘩を机上の空論からリアルな格闘に引き戻した点で、漫画におけるK-1効果とも言える。その昔、空手バカ一代も似たような効果を匂わしたが、実在の人物大山升達を美化し過ぎて、リアルさが消えてしまっていた。
喧嘩はスポーツではないが、オトコの本能を刺激するため、本作品も本能の部分で妄想をかき立てた。
一方、街を舞台にした聖地、居場所が主題になっており、主人公達はこの居場所で存在感を示すことで生きがいを感じるという設定だが、これにはなかなか共感できなかった。しつこい位にここを強調していたけれど、説得力はなかった。
神的に弱い人間は格闘にはもっと弱いというのが、一般的常識のように思うけれど。

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[投稿:2010-02-07 18:10:52] [修正:2010-02-07 18:12:17] [このレビューのURL]

こんな苦境に自分を投影せずにはいられない。自分ならどのようにこの状況を打開するかと考え出すとハマッテしまう。設定で10点、絵は下手なので5点、読みふけり度8点。

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[投稿:2010-01-09 17:38:22] [修正:2010-01-09 17:38:22] [このレビューのURL]

下町人情系のヒューマンドラマ。”おかみさん”の期待水準に対して読者が許容できるかどうかが、共鳴できるかどうかのポイント。私ならもっとちゃんとするワ、と思えば、失望するかも。

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[投稿:2010-01-09 10:43:41] [修正:2010-01-09 10:43:41] [このレビューのURL]

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