「朔太」さんのページ

総レビュー数: 818レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

小学生が主人公ということ、作者が女性ということ
もあって、ストーリーはやや幼稚ですし、
ドタバタした騒動も鼻につく感じです。
しかし、この世に想念を残す霊が中心になるテーマ
ですので、最後は共感を覚える感動が残ります。
特に、5巻番外編の2つの作品は、印象的なお話で締めくくっています。


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[投稿:2019-05-19 13:51:24] [修正:2019-05-19 13:51:24] [このレビューのURL]

異彩を放つ作品を連発していることで知られる松本大洋氏
ですが、恥ずかしながら初めて読ませてもらいました。
帯には「自由なネコと地獄の街の物語」とか「自分の町を
自分の体で生きたくなる。」とか素敵なワードで飾られていました。

なるほど、独特の世界観だし、生きる上で教養とかルール
はそんなに要らないといった価値観を感じさせてくれます。
特にシロをどう感じるかで、この作品の価値は変わります。
私は、シロの雰囲気だけでは、特段の特別視するような
贔屓の気持ちは起こりませんでした。

読後感として文句のつけようもなく、作品としての完成度は
高いものがありますが、でも、あと一つ感動あるいは
共感させるものが足りない感じがするのは私だけでしょうか?

ピンポン他の有名作品も読んでみたいと思います。

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[投稿:2019-04-16 19:16:32] [修正:2019-04-16 19:16:32] [このレビューのURL]

オトナテイストを一段と進めています。
団鬼六を彷彿とさせる師匠と弟子は、リアルであり、
実際こんな関係であることが必須だろうと想像します。
実録レベルになるとやや腰が引ける方ですが、
漫画だと適度なエロに中和されているように思います。


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[投稿:2019-03-10 06:09:21] [修正:2019-03-10 06:09:21] [このレビューのURL]

鉄のアラサー処女の冬子と性に自由奔放な妹夏姫と対照的な姉妹のお話。
その間に入る平田と3人で紡ぐ関係は、テレビドラマ風で面白かったです。
フィナーレにも満足しました。

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[投稿:2019-02-05 02:39:12] [修正:2019-02-05 02:39:12] [このレビューのURL]

最初の2巻までは、個性あふれる人物のオンパレードで
相当強いチームが出来上がる予感がしました。
練習すら楽しめましたから、先々の展開に期待が膨らみました。
しかし、回を重ねると、バレーボールはどうでも良いのですね。
少年漫画風バトルを期待したら、全くの少女漫画でした。

小中学校時代のいじめやトラウマを引きずって、
友情物語を育む、あるいは保護者のような恋人と親友。
ああ、読みたい漫画ではなかったです。


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[投稿:2019-01-05 16:39:37] [修正:2019-01-05 16:39:37] [このレビューのURL]

テーマをSMだけに絞って、雰囲気のある長期連載シリーズ
によく仕上がっています。
これだけ長く続くとは思わなかったので、感心しています。
読者もエロに対して成長を促す作品かと思います。


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[投稿:2018-12-08 06:35:17] [修正:2018-12-08 06:35:17] [このレビューのURL]

6点 女帝

男に裏切られた悔しさを糧に成り上がる。
女の意地、虚勢が常に根底にあります。
水商売の原点とした昭和のステレオタイプです。

今でしたら手っ取り早くキャバクラでトップスターになるでしょうね。
スキルは必要ないし、女の戦いも競争もない。
平和な時代になったものです。


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[投稿:2018-11-13 18:12:35] [修正:2018-11-13 18:12:35] [このレビューのURL]

あだち作品は相当の数を読みましたが、その中ではストーリー
の変化に乏しくサプライズも最終回だけ、はずれの方の作品でしょうか。
特に、変装してまで同時に別人とデートや旅行をするくだりは、
ナンセンスで長くつまらない不要な部分でした。
ソフトボール漫画だったはずが、途中からはどうでもよい
状態になりました。

と言っても、あだち作品はどれも同じ類型の思春期の高校生が
織りなす学園生活とスポーツと家族、三角関係という舞台が
共通してますから、作品ごとの差はつけにくいです。
大いなるマンネリと言っても良いのですが、それはそれで
数十年にわたり確実に支持者が存在します。

その秘密を文庫本4巻の巻末で山崎哲氏が長文の解説をしています。
かいつまんで紹介しますと、「主題は“性”である。しかも
思春期の男でも女でもない中間期の性である。
したがって、好きになった者同士が結ばれる恋愛ではなく、
思春期の性は選び直しをする過程、すなわち恋愛の準備
段階にある。家族からの離脱、三角関係は、必要な舞台で
ある。」とのことです。

やや難解な表現ではありますが、思春期の中間的な性は
確かに存在するし、誰もがその段階を経て大人になって
いくことを経験しているから共感を得るのだと要約できます。

大人の恋愛以上に中間的性時代の淡いざわざわした気持ち
を懐かしむ若い人も含んだ大人が多くて
、支持されるということでしょうか。

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[投稿:2018-09-11 18:12:29] [修正:2018-09-11 18:12:29] [このレビューのURL]

結婚を巡って男女の気持ちのすれ違いを描いています。
バブル期全盛時代だから、結婚に対する考え方も相当
今とは違った印象です。
星里さんの絵は、男女とも可愛らしく、
淡いパステルカラーが似合います。



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[投稿:2018-08-20 00:16:03] [修正:2018-08-20 00:16:03] [このレビューのURL]

天牌では、雀ゴロ同士の対決色と勝負の行方を左右する
「まさかの自摸」や「トンでも配牌」、天才的な読み、
天賦のツキなどで読ませる麻雀漫画でした。

一方、こちらの外伝は、麻雀に巣くう人々の
ヒューマンドラマ仕立てがメインシナリオです。

したがって、2話完結や1話完結読み切りが基本形です。
私の好みは、どちらかというと外伝でした。

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[投稿:2018-05-18 07:29:23] [修正:2018-05-18 07:29:23] [このレビューのURL]

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