「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

7点 BTOOOM!
孤島の中で生き残りをかけた殺し合いドラマです。
「バトルロワイヤル」に似て緊迫の展開がよろしい。
しかし、「バト・・」ほど恐怖感や絶望感がそれほど
感じないのは、ゲーム感覚のせいでしょうね。
レーダーがあれば敵の位置は事前に察知できるし、
殺人ツールは爆弾だけなので、ある程度逃げ回ることも
可能で、闇から迫る不意打ちの攻撃が少ないからでしょう。
また、管理側とのコンタクトもあるので、絶望とは
少し距離があった感じが残念でした。
絵も綺麗で、小畑健氏のような画風が見やすかったです。
一気に読めてしまう面白さはありましたが、終始戦いの
連続で少し飽きがきました。
また最後に近づくにつれてグダグダ感もハンパなく
失速感が半端ないので、読むのを止めようかと
思うのが20巻辺り。
しかし、頑張って最後まで読むと、突然視界が広がります。
2つの結末が用意されたのには驚きました。
前半と最終巻に見るべきものがある作品でした。
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[投稿:2022-11-15 00:02:47] [修正:2022-11-15 00:02:47] [このレビューのURL]
5点 しゅっぱつ、進吾!!
「築地魚河岸三代目」で初めて知ったはしもとみつお氏の
他の作品を探してみたところ、この作品が見つかりました。
鉄道駅務に特化した内容ですので、かなり地味ですが、
はしもと氏の持ち味がしっかりでているように思います。
1巻11話で完結していますが、設定から考えても人気次第
では「・・三代目」と同様に長期連載もありえるような
安定感があります。
絵柄のバリエーションは少なく、主人公は同じような目、
子供のような手が特長ですね。
他の作品も読んでみたいです。
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[投稿:2022-11-05 11:20:28] [修正:2022-11-05 11:20:28] [このレビューのURL]
6点 HARAKIRI
赤穂浪士四十七士による討ち入り後、生き残った
高田郡兵衛が裏切りの汚名をはらすべく切腹の
機会を追い求めるお話です。
設定が堅いですから、難しいお話になりそうでしたが、
回を重ねるうちに郡兵衛の優柔不断ぶりが
笑いの焦点になるという具合です。
さらには江戸の下町人情話が中心になって、
それなりに味わいの深い40話となりました。
特に、最終話は上手くまとめてあって、
すっきりとした読後感が残りました。
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[投稿:2022-10-31 11:53:22] [修正:2022-10-31 11:53:22] [このレビューのURL]
3点 Jドリーム飛翔編
前作の続編でワールドユースが舞台です。
典型的な少年誌スポーツ漫画なんですが、
私の機微に触れるものはありませんでした。
よく分からないです。
正直、つまらないです。
サッカーをしている場面が当然主体なんですが、
試合の展開は台詞を追わないと分からないし、
ボールを持っている選手以外の活躍や
フォーメーションが表現されません。
三次元的な描画表現が苦手なんですね。
そのため、迫力もサッカー独自の戦術や戦略が楽しめません。
一応、人気漫画だったらしいので、最後まで読みましたが、
残念ですが私には苦痛でした。
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[投稿:2022-10-26 18:00:12] [修正:2022-10-26 18:00:12] [このレビューのURL]
4点 うどんの国の金色毛鞠
「うさぎドロップ」を連想した人も多かったでしょう。
高松出身の作者の讃岐愛を感じるご当地漫画と言えます。
しかし、幼子に化けた狸の子供を周囲の目を胡麻化し
ながら育てていくというのは共感できません。
うさぎドロップでは、亡き祖父の想いや拭い難い血を
背景に、抜けがたい運命を感じさせましたが、
本作品では単純にあざとく幼児の可愛さ、無邪気さを
表現するだけで、育児に身を捧げる動機が希薄です。
とても感情移入できるものではありません。3巻で撤退致します。
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[投稿:2022-10-23 10:05:45] [修正:2022-10-23 10:05:45] [このレビューのURL]
6点 天医無縫
ステレオタイプの医療漫画と言えます。
経営を優先する中小病院の実態、教授職に固執する白い
巨塔の醜いヒエラルキーである大病院、受験勉強で
凝り固まった知識偏重型の医者たちなど、
医療の問題にメスを入れます。
登場人物の色分けは分かりやすく、正義側の主人公と
看護師に対して、悪徳病院長などが対立する構図です。
勧善懲悪が分かりやすいのでストレスはありません。
できれば正義か悪か分別できないような大人の問題も
織り込みたいところでした。
地引氏の描画は見やすいのですが、動きが上手く
表現できておらず、表情も堅い所があって微妙でしたが、
概ね楽しく読めました。
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[投稿:2022-10-20 15:43:10] [修正:2022-10-20 15:43:10] [このレビューのURL]
6点 ドーラク弁護士
親父が元貧乏人なんですが、商売が成功してブルジョアに
なった息子が弁護士として、世直しに努めるというお話です。
まあ、道楽で弁護士稼業をしているという意味でしょうか。
したがって、ブルジョアジーと貧困の苦労が両方で
理解できるということなんですね。
弁護士の活躍ものは、やはり多数作品がありますが、
扱う事件はやはりどこにでもある種類ものです。
問題は解決方法なんですが、金持ちならではの解決もあって、
少しご都合主義的なものもでてきます。
絵面のせいか、予定調和、めでたしめでたしのお話が多いです。
ややシリアスさに欠けますが、一方で深刻でない法律
教室的な読みやすさも感じられます。
12巻と長いですが、思いのほか飽きずに読めました。
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[投稿:2022-10-15 07:28:40] [修正:2022-10-15 07:28:40] [このレビューのURL]
5点 グラップラー刃牙 外伝
「この物語はフィクションであり、実在のいかなる団体。
個人とも一切関係はありません。」
漫画の冒頭から小さく脚注で書かれており、これが一番笑えました。
板垣氏の二人へのオマージュ作品と解釈致します。
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[投稿:2022-10-09 13:37:48] [修正:2022-10-09 13:37:48] [このレビューのURL]
6点 人間カード
生身の人間をカードの中に閉じ込める、という設定は
とても新鮮で、恐怖心をあおられます。
その魅力的な設定を使って、先々にどんな展開が
待っているのか期待が膨らみます。
だけど、それは1巻まででしたね。
折角のアイデアを持て余してる印象です。
2巻以降、新たな登場人物が多過ぎて、謎がばらまかれ
そのまま放置されることが繰り返されます。
時折、力を入れてページ数と号数を稼ぐのは、無駄な
追跡劇だったり、敵基地への潜入だったりして、
結果的に展開が遅くなりストレスがたまってきました。
5巻まで読みましたが、恐らく原作者の限界だと
見切ってしまいました。
なんだか、とてももったいない作品でしたね。
それと失礼ながら、「DEATH NOTE」を連想
させる展開と描画ですね。
連想というか、はっきり言って○○りなんじゃないかな。
「FAIRY TAIL」ほどではないけど。
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[投稿:2022-09-30 07:40:03] [修正:2022-09-30 07:40:03] [このレビューのURL]
8点 一平
剣道の達人が学生時代に唯一勝てなかった刑事に師事する
ために、警察官になるというプロローグから始まる。
交番勤務の巡査の日々の警官としての生活を通した
ヒューマンドラマかと思いきや、回を重ねるごとに
一平の目指す人生の生き方が変化していく様がとても興味深い。
18巻を分類すれば、初期は剣道を中心にした青春ドラマ風
巡査の周辺日記、中期はヒューマンな古風な刑事ドラマ、
後期はスぺクタルなアクションドラマへと変貌していく。
剣道一筋の一平が剣業一致に目覚め、試合から引退したり、
交番勤務から刑事を目指したり、最後には国際犯罪捜査室で
世界を飛び回る国際派の刑事になってしまう。
母と酷似の女性は犯罪者であったため悲恋に終わり、
強く慕われる幼馴染とは恋人感情が持てないという
理由で交際を諦める。
色恋とは無縁と思いきや、最愛の女性に巡り合ったりと、
誠実実直一筋な一人の男の人生をなぞっている感があって、
最終話ではひとしお感慨深いものに仕上がった。
刑事ドラマというより一人の男の成長物語という印象が深い。
傑作とは言い難い面はあるが、記憶に残る良作というところだろう。
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[投稿:2022-09-24 08:29:15] [修正:2022-09-24 08:29:15] [このレビューのURL]
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