「朔太」さんのページ

総レビュー数: 819レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

鈴木保奈美と織田が織り成すドラマに、小田和正のあの名曲が重なって、

一世を風靡したトレンディドラマの原作です。

「カンチ!」と呼ぶ保奈美さんの甲高い声は、今でも記憶の奥にあります。

さて、原作ですが、柴門ワールド炸裂で、サイモンの名を一挙に世に知らしめる

ものとなりました。

切ないすれ違いがテーマかな。若くても年食っても男と女はどうしようもないね、てか?

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[投稿:2011-01-02 18:19:47] [修正:2011-01-02 18:19:47] [このレビューのURL]

ああ、思えば柴門ふみとの出会いは、本編だったなあ。

一人の異性への思いを貫きながらも、現実の生活で理想じゃないのに

心の襞に触れ合うことで、相互に「この人、結構いい人。一生共に

生きていくのも良いかも。」って、結ばれるのが、たいていの人の恋愛模様。

本当の理想って、偶像化してしまって何が本当なのか、大抵曖昧なものです。

俊平にとって偶像化された小夜子はいつまでたっても女神様ですが、

現実の桃子は大人になった俊平の現実です。

こんな恋愛プロセスは、この世に人間が現れた時から、延々と繰り返してきた

男と女の恋愛模様ですよね。

今や教科書的にさえ思えるパターンですが、当時は相当奔放な桃子さんに

ハラハラどきどきしましたとサ。

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[投稿:2011-01-02 18:13:00] [修正:2011-01-02 18:13:00] [このレビューのURL]

曽田の原点となった作品。以降、この作風で勝負する。

なぜ、こんな底力が出てくるのか、論理的ではないが説得力が結構あったりする。

スポーツとしての自転車というより、生きがい、存在意義としての自転車で

あって、対象は何でも良く、人は生まれた以上かくあるべし、てな感動を

与えてくれる。

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[投稿:2010-12-28 22:23:02] [修正:2010-12-28 22:23:02] [このレビューのURL]

シャカリキに続いて天賦の才人を描く。

その後、昴に続く系譜で、ある程度続けて読むと、パターン化して

しまって、少し飽きが来るのも否めないところだが、

瞬間風速的な盛り上がり、テンションの高ぶり、人間の精神力の底力の

ようなものを描く新たな漫画の境地は、曽田ならではのものである。

消防士からレスキューへの道のりをこんなドラマチックに

普通描けるか?

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[投稿:2010-12-28 22:17:41] [修正:2010-12-28 22:17:41] [このレビューのURL]

小池一夫+叶精作コンビで、ゴルフ漫画を作ればこうなる。

主人公は、筋を通すオトコが共通したキャラ。

前野金蔵って名前から、最初は少し3枚目を狙ってたような気がしますが、

最終的には超一流のプロに成長します。

続編に続く太一も6巻ぐらいに登場して、ゴルフの奥深さを表現します。

太一を主人公にした続編では、さらに奥行きの広がった展開になります。

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[投稿:2010-11-06 18:52:10] [修正:2010-11-06 18:52:10] [このレビューのURL]

トンネル脱出までのシーンでは、圧倒的な絶望って、結局こんな状況なんだろうな、

と妙に納得しました。絶望状況に自分も精神的準備が必要だと次に思いました。

絶望に対峙する人間性は、気が狂うことや生に絶対執着したり、神になったり支配者になりたがったり、

これは千差万別で、だから人間なんですね。

本編は絶望状況を提示された時点で満足すべき作品であり、ここにどんな

メッセージ性があるだの、ラストが満足できないだの、謎解きをしろだの

は、少し違うのではないかと・・。

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[投稿:2010-10-03 18:24:54] [修正:2010-10-03 18:24:54] [このレビューのURL]

リストラの嵐が吹き荒れ、社会的現象となった時代1995年にデビューした。
原型は、「代打屋トーゴー」で確立したヒーローの焼き直しだが、毎回毎回
の読みきりシナリオは、作家として大変な苦労が偲ばれる。
良作。

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[投稿:2010-08-14 19:14:09] [修正:2010-08-14 19:14:09] [このレビューのURL]

紫門ワールド炸裂と言いたいところだけど、これまでの趣とは若干異なった

ために、”伸木の恋”の本題を最初は見失った。異常な独占欲を見せる奥さ

んに振り回され過ぎて、主人公が可愛そうになって、これじゃ別の恋に走る

よね、と思わせては、凡庸な駄作になるところだ。

しかし、3巻あたりから本来のサイモンワールド。人は恋せずに生きられな

い刹那さ、男とオンナの生き方の差なんてところが、なるほどと腑に落ち

る。恋せよ乙女、求めよ人の温もりかな?

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[投稿:2010-08-09 12:43:08] [修正:2010-08-09 12:43:08] [このレビューのURL]

六平太は、ある意味、社会人の鑑。出世とは縁がないかもしれないが、良い上司に恵まれれば、社長にはなれないが重役までOK。社会人の皆様のバイブル書と言っても良い。

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[投稿:2010-07-18 16:57:21] [修正:2010-07-18 16:57:21] [このレビューのURL]

7点 墨攻

中国戦国時代の戦争における、知略戦略の面白さ、人道主義的な墨家思想

の新鮮さの2点が魅力。革離の風貌は、強そうにも見えず格好良くもなく、

一般の主人公像からやや遠いのがお気に入りだったが、その実武芸には

長けていたのが残念。

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[投稿:2010-07-10 09:58:11] [修正:2010-07-10 09:58:11] [このレビューのURL]

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