「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

7点 GANTZ
有無を言わせず戦闘員に仕立てられ、いやむしろ戦闘員になっていることの説明すらなく、
逃げ出せば死、武器の使い方も分からず圧倒的に強く不気味な敵を前に、絶望的な状況と
信頼しきれない仲間たち。
類まれな設定が効果を発揮して、当初20巻は名作の仲間入りかと思いきや、25巻あたり
から急失速してしまう。ネタバレ後では読者には前半の絶望感、すなわち読み進めるための
動機がなくなってしまうことに作者も編集者も気づかないのは残念だった。
名作になり損ねた勿体ない作品でした。
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[投稿:2014-11-02 20:28:41] [修正:2014-11-02 20:28:41] [このレビューのURL]
7点 ほしのふるまち
冬物語、電車男と同様、現実逃避型で闘争心ゼロで、いわゆる軟弱情けない系男子が主人公。
故に、第一巻あたりは放り出したくなるほど、嫌悪感で一杯になった。
しかし、東京を逃げ出して、文字通り「星のふる町」で再生していく主人公の逞しさ、
成長が共感を呼ぶ。
世界でいちばん優しい”再生”ラブストーリー。
ベタ過ぎてちょっと・・と思われる方も、まずは7巻まで読んでみて下さい。
”ほしのふるまち”で生きてみたいと思うかも。
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[投稿:2014-08-10 03:13:39] [修正:2014-08-10 03:13:39] [このレビューのURL]
7点 蒼天航路
壮大な戦国絵巻物。多くの傑出した人物像が同じ時代を生きる奇跡。
相互に共振共鳴したとしか思えない時代。
お気に入りの人物のお気に入りの場面をひとつ紹介する。
軍師郭嘉。
最後の烏丸族との戦いは秀逸。これを終えて病死の床での曹操との最後の場面では、
珍しく曹操の人間的な悲しみを見せた。
全編が悉く奇をてらった表現が多い中で、この場面は安心して読めた。
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[投稿:2014-07-26 19:46:24] [修正:2014-07-26 19:46:24] [このレビューのURL]
7点 ギャラリーフェイク
絵画は比較的馴染みのある方も多いので、理解されやすかったはずなので、彫像、陶芸、
人形、織物、古美術、特に古壁画、陶片、マニアックなチントーイに至る守備範囲が広さは、
果たして読者の目にいかに映ったでしょうか?
薀蓄の深さ、広さも魅力ですが、恋の駆け引きあり、適度な人情噺も絡めて
あったせいで、32巻飽きずに読めました。
美術知識だけでなく、業界ネタの収集、調査は想像するだけで大変そう・・・。
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[投稿:2014-05-25 18:19:57] [修正:2014-05-25 18:19:57] [このレビューのURL]
7点 世界の終わりと夜明け前
人生はそんなに悪いもんじゃない。
生きていればいつかきっといいことがあるさ。
・・・そんなの、単なる気休めかもしれない。
事実、世の中はたくさんの悪意に満ちていると僕は思う。
けれど、幸運や人の優しさも君のすぐそばにきっと隠れてるんじゃないだろうか。
少なくとも朝は誰にでも平等にやってくるから。
そこで何を掴むかは君次第だ。
収録作品の中でも「夜明け前」が好きだ。
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[投稿:2014-04-09 22:52:36] [修正:2014-04-09 22:52:36] [このレビューのURL]
7点 CAとお呼びっ!
契約社員がほとんどのキャビンアテンダント(CA)で、月給は手取りで17万円。
寮生活で、肌荒れ、腰痛、睡眠不足にストレス性脱毛症。
それが現実なのに、世間はいまだにCAは華やかだと思ってやがる・・・
でも、・・・女は見栄はってなんぼ\\
男漁りが目的の主人公が、仕事で女を磨くことに目覚めるプロセスは、結構楽しめた。
価値観は兎も角、頑張って頑張るオンナは美しい!
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[投稿:2013-12-22 18:15:23] [修正:2013-12-22 18:15:23] [このレビューのURL]
7点 ナツノクモ
二つの意味で感銘を受けた。
1.仮想空間でセラピーを求める人々のバーチャル社会が設定されている斬新さ。
メンタルヘルスを題材にしても現実とのギャップを問題提議されるだけで
解決につながらない映画は世に沢山ある中で、漫画ならではの提案がされている。
トルクが最も傷ついているはずなのに、常識的な大人として現実では実現できない
理想の自分を見出した。近未来のある種の人間の生き方が暗示される。
2.非現実的な社会を設定しながら、心弱い神経衰弱者たちと社会の関係性と
いう人間の根源的問題がテーマになっていること。
RPGのバトルものと勘違いして、途中までテーマが理解できなかった読者も多かった
のではないか?8巻で全てが解明された。
とにかく、こんな漫画は見たことがなかった!!
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[投稿:2013-10-27 09:55:54] [修正:2013-10-27 09:58:37] [このレビューのURL]
7点 新のぞき屋
山本英夫の作品には、偏執狂、オタク、ゲイ、・・・など普通でないキャラが
てんこ盛りされるけど、ありそうなリアルさが魅力である。
社会のどこかでこんな偏った世界も存在しそうだから、続きが見たい。
盗聴なんか今や常態化されているし、そこに踏み込んだ被害の怖さ、覗く側の魅力
など、20年前の作品とは思えない先見性を持った作品である。
殺し屋イチもすごかったが、これも一押し。
でも、どれもこれも不気味な世界だから、人によっては拒否反応が出るかも。
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[投稿:2013-10-12 22:19:35] [修正:2013-10-12 22:19:35] [このレビューのURL]
7点 夜回り先生
水谷修氏の活動をモチーフに漫画化されている。したがって、水谷氏自身の姿勢や
思いにフォーカスされやすいが、漫画としての意義は、登場する子供たちの背景だろう。
どの子供たちも幸福を間違いなく渇望している。
覚せい剤や不良行為は、結果として不幸を招きこむのだが、当事者は幼いのだ。
そうせざるを得なくて悲惨な結果を招く。
止めるべきは社会であり大人なのだが、特に親なのだが、多くの私を含めた大人は
自分一人の力の無力さを知っており、政治や社会や役所、学校にその解決を委ねることで逃げる。
水谷氏の行為に対して売名行為だの胡散臭いだの批判も多いが、ならば問いたい。
「あなたに解はありますか?社会の向上にあなたは何を貢献しますか?」
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[投稿:2013-08-12 11:51:42] [修正:2013-08-12 11:51:42] [このレビューのURL]
7点 デカスロン
天賦の才を感じさせない主人公が、回を重ねてどんどん成長していく。
陸上競技の魅せ方は難しいが、力の入った入魂の一瞬一瞬を上手く表現していて、
読者は途中で放り出せない。
十種競技を制する者こそ、陸の王者、という意味が良く分かる作品。
本当に夢中になって読んでしまいます。
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[投稿:2012-11-25 17:43:26] [修正:2012-11-25 17:43:26] [このレビューのURL]
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