「朔太」さんのページ

総レビュー数: 821レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

リストラの嵐が吹き荒れ、社会的現象となった時代1995年にデビューした。
原型は、「代打屋トーゴー」で確立したヒーローの焼き直しだが、毎回毎回
の読みきりシナリオは、作家として大変な苦労が偲ばれる。
良作。

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[投稿:2010-08-14 19:14:09] [修正:2010-08-14 19:14:09] [このレビューのURL]

紫門ワールド炸裂と言いたいところだけど、これまでの趣とは若干異なった

ために、”伸木の恋”の本題を最初は見失った。異常な独占欲を見せる奥さ

んに振り回され過ぎて、主人公が可愛そうになって、これじゃ別の恋に走る

よね、と思わせては、凡庸な駄作になるところだ。

しかし、3巻あたりから本来のサイモンワールド。人は恋せずに生きられな

い刹那さ、男とオンナの生き方の差なんてところが、なるほどと腑に落ち

る。恋せよ乙女、求めよ人の温もりかな?

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[投稿:2010-08-09 12:43:08] [修正:2010-08-09 12:43:08] [このレビューのURL]

6点 五年生

卒業に失敗した5年生は、4年生とは微妙に違った責任感みたいなものもでてきている。さらに弁護士を目指すしっかり者の彼女も微妙にオトコに依存し出している。
22,23歳の男女の成長って、誰も描かないけれど、ここに注目した作者のモチーフは買える。
主人公のオトコは、かなりいい加減な生き方で、真面目なわっちにはやや不興だけど、成長ぶりに好感を持った。

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[投稿:2010-08-07 20:36:20] [修正:2010-08-07 20:36:20] [このレビューのURL]

日本漫画界の至宝の一つ。
超法規的警察組織なんて発想は、1969年頃から世の中いんちきだよな、悪い奴ほど良く眠る・・という気持ちが日本人にあった証拠。
40年前の漫画って本当か?

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[投稿:2010-07-18 17:03:35] [修正:2010-07-18 17:03:35] [このレビューのURL]

六平太は、ある意味、社会人の鑑。出世とは縁がないかもしれないが、良い上司に恵まれれば、社長にはなれないが重役までOK。社会人の皆様のバイブル書と言っても良い。

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[投稿:2010-07-18 16:57:21] [修正:2010-07-18 16:57:21] [このレビューのURL]

5点 四年生

文科系大学生って、暇な分いろいろ考えるのだ。そいでもって、大抵しっかりした女の子の方が将来の道筋なんか決めてて、多忙なのだよ。オトコはいつまでたってもモラトリアムで、バランスが悪い頃なんだなあ。バランスが悪いから、この頃同年くらいの付き合いは破局が多いよね。

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[投稿:2010-07-18 16:52:41] [修正:2010-07-18 16:52:41] [このレビューのURL]

7点 墨攻

中国戦国時代の戦争における、知略戦略の面白さ、人道主義的な墨家思想

の新鮮さの2点が魅力。革離の風貌は、強そうにも見えず格好良くもなく、

一般の主人公像からやや遠いのがお気に入りだったが、その実武芸には

長けていたのが残念。

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[投稿:2010-07-10 09:58:11] [修正:2010-07-10 09:58:11] [このレビューのURL]

8点

天賦の才があれば、凡人には見えない生き方が見えてくるのだなあ。

これは漫画だけの虚構の世界ではなく、スポーツだけの世界(イチロー

なんか別世界を見ていると凡人でも想像している)だけでなく、

一般の天才ビジネスマンや科学者や漫画家でも実感しているのだろうな。

これを知っているのだろうか、曽田正人は?

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[投稿:2010-07-10 09:47:08] [修正:2010-07-10 09:47:08] [このレビューのURL]

「正論」や「諸君!」の向こうをはって、サブカルチャーによる論陣を張る。作者は、「たかが漫画家が・・」と批判されることを覚悟した”たかが漫画家の思想”で挑戦する。
新ゴーマニズム宣言まで含めた一連の”運動”は、確かに従来の「知識人」のサヨクとポチ親米派の限界を指摘しているし、日本の恥「TVコメンテーター」に代表されるポピュリズムが撒き散らす戦後民主主義のあほらしさに少なくとも私に気づかせてくれた。
「朝日新聞・TV朝日」や「毎日新聞」のサヨク的報道に代表されるマスメディアの偏向報道にさえ気づいていない多くの日本人は、この程度のサブカルチャーから日本の問題点を考えるトレーニングを小林よしのりを教科書に始めてはいかがかなあ。

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[投稿:2010-06-27 17:19:11] [修正:2010-06-27 17:19:11] [このレビューのURL]

花魁は、言わば徒花。咲いても実を結ばずに散る花であり、はかなく散る桜花。その運命を知ってか知らずか、心に影を落としながら、郭の脱出を試みたり、体制に反抗する。皮肉にも反骨精神の旺盛な諦めない女が、花魁として大成し、徒花といえども大輪の花を咲かせて見せる。
主人公のキャラ設定でぐいぐい引き込まれる。著者と編集者で随分議論した痕跡が窺える力作。

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[投稿:2010-01-27 21:35:02] [修正:2010-06-06 06:48:57] [このレビューのURL]

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