「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

10点 人間交差点
矢島正雄氏+弘兼憲史氏の油が乗り切った渾身の集大成作品。
青春時代に本編に巡り合えた幸福を感じます。
毎回、読み切りのオムニバス形式なので、原作者矢島正雄氏の貢献大なるも
以降の同氏作品にも色濃く影響が残っていますので、
原作者と漫画家の分担というより、文字通り共同作業がうまく共鳴したと
感じさせます。裏方さん達のご苦労も偲ばれます。
中にはハズレもありますが、珠玉の作品群が一級品の名作の輝きを
放ちます。
私にとって、日本が世界に誇る最高級の漫画と言わざるを得ません。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-11-14 10:15:03] [修正:2010-11-14 10:18:43] [このレビューのURL]
6点 部長 島耕作
スーパー部長物語。スーパーに大人の感覚を持っているので、オンナにも
すごくもてていらっしゃる。我等会社人は、すべからず見習うべし。
さらりーまんのバイブルとして、うだつの上がらない貴方の書棚にどうぞ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-14 09:59:30] [修正:2010-11-14 09:59:30] [このレビューのURL]
小池一夫+叶精作コンビで、ゴルフ漫画を作ればこうなる。
主人公は、筋を通すオトコが共通したキャラ。
前野金蔵って名前から、最初は少し3枚目を狙ってたような気がしますが、
最終的には超一流のプロに成長します。
続編に続く太一も6巻ぐらいに登場して、ゴルフの奥深さを表現します。
太一を主人公にした続編では、さらに奥行きの広がった展開になります。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-06 18:52:10] [修正:2010-11-06 18:52:10] [このレビューのURL]
8点 行け!稲中卓球部
もちろんギャグ漫画なので、前野と井沢の2人のバカが前面にクローズアップされて、
これが主旋律で十分楽しめるます。ですが、誰も指摘しないので敢えて言うと、
田中、田辺のバカが彩りを濃くし、竹田、木之下の偏りのある常識派が突っ込み、
こんなバカには絡まないだろうはずの岩下、神谷の女性達が微妙に
一般社会性を維持してくれています。
王道漫画の定石として、脇を固める俳優達のきらりと光る個性が重要ですが、
本編もやはり配役の妙が冴えています。
彼らの頑張りで突飛さと安心のバランスが取れたお笑いが醸成されます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-10-03 18:05:48] [修正:2010-10-24 18:40:57] [このレビューのURL]
7点 ドラゴンヘッド
トンネル脱出までのシーンでは、圧倒的な絶望って、結局こんな状況なんだろうな、
と妙に納得しました。絶望状況に自分も精神的準備が必要だと次に思いました。
絶望に対峙する人間性は、気が狂うことや生に絶対執着したり、神になったり支配者になりたがったり、
これは千差万別で、だから人間なんですね。
本編は絶望状況を提示された時点で満足すべき作品であり、ここにどんな
メッセージ性があるだの、ラストが満足できないだの、謎解きをしろだの
は、少し違うのではないかと・・。
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[投稿:2010-10-03 18:24:54] [修正:2010-10-03 18:24:54] [このレビューのURL]
5点 鬼平犯科帳
ゴルゴ13、藤枝梅安とこれが、現在も連載中です。
劇画というジャンルを脚本、作画のプロ達で分担して生産性を挙げ成功しています。
しかし、一方で長期化した名作のほとんどがマンネリ化から抜け出せない。
本作品もその一つ。全作を読み通せるのは、よほどのファンだけのように思います。
私は、暇に任せてつまみ食い読みさせてもらっています。その分にはOK。
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[投稿:2010-09-20 09:34:08] [修正:2010-09-20 09:34:08] [このレビューのURL]
8点 研修医なな子
表題通り、研修医の実態を女性医師の卵であるなな子先生の日常をコミカルに描く。
オンナであることを時に忘れ、修行に近い研修生活である。
研修医は、先生と呼ばれはしても看護婦さんにも劣る人種である。
しかし、一方で若者でもあり、いっぱしの悩みも持つのである。
女性誌での連載だが、十分青年誌に堪えたのではないか?
「ごくせん」に並ぶ森本梢子の会心作。一読の価値あり。
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[投稿:2010-09-14 20:46:08] [修正:2010-09-18 16:42:29] [このレビューのURL]
6点 ストレイン
巨大企業社主である兄が弟・馬勇(マヨ)と兄の娘の命を狙う非情の血族(ストレイン)。
兄からの仕打ちをきっかけに殺し屋に転じる主人公だが、姪である娘と出会うこと
で人間性を取り戻す・・・。
そんな導入部で、兄弟抗争で終始するのかと思いきや、登場する敵たちとは
ことごとく仲間になって、新たな強大な敵に挑むという展開で、意外性の
連続である。
暴力とオンナ、裏社会と表社会、権力闘争がキーの池上遼一・武論尊の最も標準型作品と言える。
お決まりの設定といえども適度に読者の読みをはずしながら展開が進む。
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[投稿:2010-09-18 16:34:41] [修正:2010-09-18 16:35:12] [このレビューのURL]
6点 虹色とうがらし
あだちワールドは、多くのファンがいますが、ワンパターンなんで
辟易している人も少なからずでは?
でも、本編はやや趣を変えた時代劇設定で、なかなか凝った人間
関係が錯綜します。
基本となる10代の男女の淡い感情を主題に、
さわやかな人間関係の織り成すドラマで読者をホッとさせてくれます。
あだち作品の中では、5指に入るでしょう。
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[投稿:2010-09-13 21:20:27] [修正:2010-09-13 21:20:27] [このレビューのURL]
5点 莫逆家族
莫逆:非常に親しい間柄 のこと。
全編、暴力とオンナと絆。それだけで毎日が楽しく暮らせるはず?
そんな世界に憧れ、その世界でしか生きられない30代の人達の集団自愛のお話。
感情に任せて暴れて人に迷惑かける悪い奴にはナア、
必ず災いが、それも何倍もつらいことが自分にけーえってくるんだぜ。
って、作品中の敵役が、主人公仲間の娘を強姦する前のセリフ。
でも、暴力って甘い蜜の匂いが確かにするのは何故?
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-09-12 18:00:32] [修正:2010-09-12 18:07:05] [このレビューのURL]
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