「朔太」さんのページ
- ユーザ情報
- 0000年生まれ(性別:男性)
- Webサイト
- http://
- アクセス数
- 748940
- 自己紹介
- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

10点 ケイの凄春
小池一夫と小島剛夕のコンビの代表作は、なんといっても「子連れ狼」だが、それに続く不朽の名作はこれ。サムライの筋の通し方が常にテーマである。本編では、証刑一郎と可憐の愛がベースにあるが、公への身の処し方を優先した愛の姿を表現する。貫きたい自我と、悲壮な自己の抑制の姿のバランスが主人公の周辺ならびに読者の魂を揺さぶる。
日本人が美しいと思う精神を見事に表現してくれている小池一夫と小島剛夕の作品は、世界に類を見ない日本固有の文化であり、後世にわたりこの日本の精神文化を分かり易く世界に紹介できるツールに成り得る。
多くの日本人に共感を呼ぶはずの精神世界。思い出してほしい、日本人のこころ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-06-06 06:33:21] [修正:2010-06-06 06:33:21] [このレビューのURL]
8点 キミを侵略せよ!
主人公うたのピアノの才能に魅了される大学生和音をはじめとする周囲の人々が、うたが創造する美しい世界にどんどん引き込まれていく。天才うただから許容される奔放さと何者にも囚われない自由な感覚が、快感である。
無垢な存在とこれに対峙するあるいは魅了される常識の人間社会が、さそう独特の設定だ。
手塚治虫文化賞に相応しい作品。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-13 17:48:20] [修正:2010-02-13 17:49:16] [このレビューのURL]
7点 ホーリーランド
喧嘩を机上の空論からリアルな格闘に引き戻した点で、漫画におけるK-1効果とも言える。その昔、空手バカ一代も似たような効果を匂わしたが、実在の人物大山升達を美化し過ぎて、リアルさが消えてしまっていた。
喧嘩はスポーツではないが、オトコの本能を刺激するため、本作品も本能の部分で妄想をかき立てた。
一方、街を舞台にした聖地、居場所が主題になっており、主人公達はこの居場所で存在感を示すことで生きがいを感じるという設定だが、これにはなかなか共感できなかった。しつこい位にここを強調していたけれど、説得力はなかった。
神的に弱い人間は格闘にはもっと弱いというのが、一般的常識のように思うけれど。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-07 18:10:52] [修正:2010-02-07 18:12:17] [このレビューのURL]
0点 テニスの王子様
最初の1年程度は、ジャンプを買ったために読んでいた。面白さがさっぱり理解できないまま月日が経ち、ついに40巻を超えた。日本人の若年層に支持され、ジャンプ編集者が認めた漫画である証拠であるが、残念ながら今もって私には理解できない。というか、申し訳ないが読んでいない。正しくは読もうとしても、受け付けず読めない。日本の漫画は世界に誇れる文化の一つと自負するが、これが日本人に支持される以上、まだまだ成長過程といわざるを得ない。他の高得点の方々の論評を見ても理解できないのが残念。気の毒な私を救うために、誰か確かな論評を。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-06 20:41:27] [修正:2010-02-06 20:41:27] [このレビューのURL]
10点 めぞん一刻
青春時代の一冊。主人公五代の管理人響子さんに対する恋心に感情移入してしまっていた頃を思い出す。現実の恋人にまで管理人さんを投影してしまっていたのではと感じる位、共鳴した。
”青春、恋心”をこれだけ爽やかに表現した作品、同時にギャク化できた作品はなかった。天才高橋留美子のなせる業だろう。
間違いなく私の人生に影響を与えた作品だ。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-01-16 16:47:57] [修正:2010-01-16 16:56:11] [このレビューのURL]
2点 ブレイクショット
ビリヤードを題材にした途端、ここまでが限界だろうと思えるくらいの荒業が連発される。野球なら大リーグボール並みの決め技を各プレーヤが披露してくれる。
1987年頃は、まだこの範囲なら読者は支持してくれたのかな?と感想を持った。今なら少年達も目が肥えてきたので、10週目位で打ち切りの予想だけれど。
冷静に考えればビリヤードは漫画にならんわね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-16 16:30:36] [修正:2010-01-16 16:30:36] [このレビューのURL]
8点 ヨリが跳ぶ
ヒマツミノルの描くスポーツマン主人公は、原則”長嶋茂雄”風天才肌+典型B型人間だあ。ヨリもこの原型から脱皮していないが、私は個人的にはスーパースターが好きなので、飽きません。
女版レジーを主人公に、周囲を飾る個性的な仲間やライバル達とのコミカルな交流が本編の最大の魅力。
私は好きです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-01-09 18:08:15] [修正:2010-01-09 18:08:15] [このレビューのURL]
4点 LOVE GOD
結局、主人公は刹那(せつな)ではなく、一愛(ちなり)だったな。うーん、設定に無理があって、リアリティが薄い感じ。
もう一度読みたい感じはないが、少し余韻は残る。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-09 17:43:45] [修正:2010-01-09 17:58:46] [このレビューのURL]
6点 D-ASH ダッシュ
少年時代の一途さを根底に引きずる部分で爽やかさを感じつつ、
何か生々しい男女感情やコンプレックスの組み合わせが、
微妙なアンバランスを醸し出している。
やや不思議な世界があって、漫画通には一読をお勧めする。
一般受けはしないかも。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-09 17:52:43] [修正:2010-01-09 17:52:43] [このレビューのURL]
7点 バトル・ロワイアル
こんな苦境に自分を投影せずにはいられない。自分ならどのようにこの状況を打開するかと考え出すとハマッテしまう。設定で10点、絵は下手なので5点、読みふけり度8点。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-09 17:38:22] [修正:2010-01-09 17:38:22] [このレビューのURL]
月別のレビュー表示
- 月指定なし
- 2010年01月 - 7件
- 2010年02月 - 3件
- 2010年06月 - 3件
- 2010年07月 - 5件
- 2010年08月 - 4件
- 2010年09月 - 13件
- 2010年10月 - 2件
- 2010年11月 - 4件
- 2010年12月 - 5件
- 2011年01月 - 11件
- 2011年02月 - 1件
- 2011年04月 - 3件
- 2011年05月 - 2件
- 2011年07月 - 2件
- 2011年08月 - 5件
- 2011年09月 - 3件
- 2011年10月 - 1件
- 2011年11月 - 1件
- 2011年12月 - 2件
- 2012年01月 - 4件
- 2012年02月 - 2件
- 2012年03月 - 2件
- 2012年04月 - 2件
- 2012年05月 - 2件
- 2012年06月 - 2件
- 2012年07月 - 1件
- 2012年08月 - 2件
- 2012年09月 - 5件
- 2012年10月 - 1件
- 2012年11月 - 7件
- 2012年12月 - 2件
- 2013年01月 - 3件
- 2013年02月 - 1件
- 2013年03月 - 1件
- 2013年04月 - 1件
- 2013年05月 - 4件
- 2013年06月 - 3件
- 2013年07月 - 3件
- 2013年08月 - 4件
- 2013年09月 - 1件
- 2013年10月 - 3件
- 2013年11月 - 2件
- 2013年12月 - 2件
- 2014年01月 - 3件
- 2014年02月 - 1件
- 2014年03月 - 1件
- 2014年04月 - 1件
- 2014年05月 - 1件
- 2014年06月 - 2件
- 2014年07月 - 2件
- 2014年08月 - 6件
- 2014年09月 - 2件
- 2014年10月 - 1件
- 2014年11月 - 5件
- 2014年12月 - 2件
- 2015年01月 - 3件
- 2015年02月 - 2件
- 2015年03月 - 3件
- 2015年04月 - 1件
- 2015年05月 - 2件
- 2015年06月 - 3件
- 2015年07月 - 2件
- 2015年08月 - 4件
- 2015年09月 - 2件
- 2015年10月 - 3件
- 2015年11月 - 3件
- 2015年12月 - 5件
- 2016年01月 - 7件
- 2016年02月 - 7件
- 2016年03月 - 2件
- 2016年04月 - 8件
- 2016年05月 - 8件
- 2016年06月 - 9件
- 2016年07月 - 7件
- 2016年08月 - 6件
- 2016年09月 - 9件
- 2016年10月 - 7件
- 2016年11月 - 8件
- 2016年12月 - 6件
- 2017年01月 - 6件
- 2017年02月 - 4件
- 2017年03月 - 6件
- 2017年04月 - 7件
- 2017年05月 - 7件
- 2017年06月 - 7件
- 2017年07月 - 6件
- 2017年08月 - 8件
- 2017年09月 - 8件
- 2017年10月 - 6件
- 2017年11月 - 6件
- 2017年12月 - 5件
- 2018年01月 - 7件
- 2018年02月 - 3件
- 2018年03月 - 4件
- 2018年04月 - 1件
- 2018年05月 - 4件
- 2018年06月 - 3件
- 2018年07月 - 4件
- 2018年08月 - 3件
- 2018年09月 - 4件
- 2018年10月 - 4件
- 2018年11月 - 1件
- 2018年12月 - 6件
- 2019年01月 - 5件
- 2019年02月 - 2件
- 2019年03月 - 2件
- 2019年04月 - 3件
- 2019年05月 - 5件
- 2019年06月 - 5件
- 2019年07月 - 5件
- 2019年08月 - 4件
- 2019年09月 - 3件
- 2019年10月 - 2件
- 2019年11月 - 3件
- 2019年12月 - 5件
- 2020年01月 - 3件
- 2020年02月 - 3件
- 2020年03月 - 4件
- 2020年04月 - 4件
- 2020年05月 - 9件
- 2020年06月 - 6件
- 2020年07月 - 5件
- 2020年08月 - 8件
- 2020年09月 - 3件
- 2020年10月 - 4件
- 2020年11月 - 5件
- 2020年12月 - 2件
- 2021年01月 - 6件
- 2021年02月 - 3件
- 2021年03月 - 5件
- 2021年04月 - 6件
- 2021年05月 - 5件
- 2021年06月 - 6件
- 2021年07月 - 8件
- 2021年08月 - 8件
- 2021年09月 - 7件
- 2021年10月 - 9件
- 2021年11月 - 8件
- 2021年12月 - 8件
- 2022年01月 - 7件
- 2022年02月 - 6件
- 2022年03月 - 2件
- 2022年04月 - 6件
- 2022年05月 - 9件
- 2022年06月 - 7件
- 2022年07月 - 9件
- 2022年08月 - 7件
- 2022年09月 - 6件
- 2022年10月 - 6件
- 2022年11月 - 8件
- 2022年12月 - 9件
- 2023年01月 - 8件
- 2023年02月 - 4件
- 2023年03月 - 6件
- 2023年04月 - 5件
- 2023年05月 - 5件
- 2023年06月 - 1件
- 2023年07月 - 6件
- 2023年08月 - 4件
- 2023年09月 - 3件
- 2023年10月 - 4件
- 2023年11月 - 5件
- 2023年12月 - 7件
- 2024年01月 - 6件
- 2024年02月 - 3件
- 2024年03月 - 6件
- 2024年04月 - 6件
- 2024年05月 - 7件
- 2024年06月 - 7件
- 2024年07月 - 7件
- 2024年08月 - 7件
- 2024年09月 - 8件
- 2024年10月 - 6件
- 2024年11月 - 5件
- 2024年12月 - 9件
- 2025年01月 - 6件
- 2025年02月 - 4件
- 2025年03月 - 5件
- 2025年04月 - 6件
- 2025年05月 - 3件