「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

6点 進撃の巨人
2021年4月に、11年半にわたる連載が終了となった
ニュースが流れました。6月発売予定の34巻で
最終巻になることも併せて公表されています。
アニメ化と映画化を果たして、鬼滅以前の大ブームと
なった時期がありましたので、少し遅れて読みました。
最初の巨人が出現、急襲は、大変衝撃的だったんですが、
その後の展開では、登場人物の多さ、人間関係の複雑
さで、次第に興味を失います。
残念ながら、展開が遅くちょっと食傷気味になって
いきますね。
アニメで完結編を見ましたが、特段の感慨も湧かずに
終わってしまいました。
私にとっては、初期8点→終盤4点となる典型的な
竜頭蛇尾のパターンの作品でした。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2021-04-16 08:01:21] [修正:2021-04-16 08:01:21] [このレビューのURL]
6点 ジョジョの奇妙な冒険
連載少年誌では第六部を毎週読んでおりましたが、それ以外を順次、
読んでいこうと思います。
第一部 ファントム ブラッド ・・・ ディオとジョジョの誕生と
因縁が語られる。まさに、超絶超能力の応酬。設定と技の考案に
ついては、毎話驚かされる。 4点
第六部 ストーン・オーシャン ・・・ 女性の主人公を登場させて、
新鮮味を出した。独特な絵も相当、上達した。 7点
長期連載ながら、展開はほぼ同じパターンの繰り返し。
ただし、超能力の奇想天外ぶりで、興味を引っ張り、
主人公を窮地に追いやるレベルは高い。
総合的な評価 6点
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2021-04-15 08:02:50] [修正:2021-04-15 08:02:50] [このレビューのURL]
4点 ぶっちぎり
全14巻の内、3巻だけ読んだ範囲で申し訳ないん
ですが、いつまでたっても野球が始まらないんですよ。
不良学生の投げる球が速いだけで、それだけで
彼に野球をやらせようとする話が延々と続きます。
残念ですが、途中で放り投げさせてもらいました。
中原裕氏の最初の連載作品なんだそうですが、
私は好きにはなれませんでした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2021-04-08 07:56:42] [修正:2021-04-08 07:56:42] [このレビューのURL]
ゴルフというスポーツは、技量は同じでも戦略性の
違いでスコアは倍半分に変わってくるものです。
副題の通り、草太のスタンスが漫画の主題です。
徹底して強気一辺倒で、全ホールをバーディを狙うと
いうスタンスです。
窮地に陥れば陥るほど、さらにリスクを負っても
起死回生のプレーを狙いますから、常に予選落ちの
憂き目に遭います。
なるほど、清々しいほどの一本気でパワープレイを
押し通すスタンスは、共感するところもありますが、
知能は小学校5年生並と揶揄される草太のスタンスを
なかなか支持できるものではありません。
ということで、爽快さを狙ったはずの豪気なスタンス
も、周囲の仲間だけでなく読者にもストレスを与える
結果になっているようで、あまりスポーツ漫画として
楽しめませんでしたね。
一方で、なかいま氏の独特のギャグというか笑いの
センスは相変わらず健在で愉快です。
せこい不正も必ず入れてきます。
さらに、欠点だらけの人間が集まっても結束すれば
力を発揮するなど痛快な面白さが持ち味です。
12年もの連載を継続できた理由でしょう。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2021-04-01 08:49:38] [修正:2021-04-01 08:49:38] [このレビューのURL]
7点 ハイキュー!!
男子バレーボールをテーマにした漫画は意外と思い出
さないけれど、これは代表されるものになるかもです。
作者の古舘氏は高校時代にバレー経験があることが、
相当下地になっていて説得力があります。
少年誌にありがちな必殺技は、変人速攻くらいのもので、
あとは努力の積み重ねで得られる得意スキルとなっています。
何と言ってもキャラの立ち方が本作品の魅力です。
主人公の日向ですら、完全無欠には程遠い能力も
人格も未発達な脇役の一人に思えるほどです。
しかし、それぞれの脇役の特徴、得意スキルが読者に
しっかり伝わってきており、烏野高校バレー部の
一員のような感情移入ができます。
プレーそのものや勝ち負けへのこだわり以上に、
チームとしての絆や仲間を嬉しく思う部活の魅力が
上手く表現されています。
難点を言えば、最初から長期連載が保証されていたのか
(そんなことあるのか?)、展開の進め方が異常に遅い。
日常の練習風景や部員勧誘など少し興味を失いがちです。
その結果、ライバル高校ならびにそれに伴う登場人物が
多過ぎて、人物のキャラを理解する気がなくなります。
これは作品の強みを自ら消しています。
連載が長く感じる原因にもなりました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2021-03-23 20:00:14] [修正:2021-03-23 20:00:14] [このレビューのURL]
6点 恋は雨上がりのように
可愛い女子高生が45歳の特段魅力のない中年男性に
恋をするという設定に引き込まれてしまいます。
主人公の女子高生も普通の感覚ではありません。
基本、友人は少なく、無表情であることが多く、
人を寄せ付けません。
唯一、単距離走だけは懸命に打ち込めることだった
のに、故障で走れなくなります。
心の傷を持ちながら、中年男性にはまっていく
彼女が何となく理解できてしまう説得力があります。
無表情で愛想のない彼女がなんとも可愛くてよろしい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2021-03-19 08:43:39] [修正:2021-03-19 08:43:39] [このレビューのURL]
7点 ファンタジスタ
従来になかったサッカー漫画です。
主人公を中心にしたチームが試合を重ねながら勝ち
上がり、成長していくパターンが王道スポーツ漫画でした。
ドカベンしかり、スラムダンクしかり、サッカー漫画
ではキャプテン翼もジャイアントキリングもそうですね。
この作品では、てっぺいがファンタジスタと呼ばれる
世界トップのプレーヤーとして成長していく
過程を追っていて、チームの成長ではないです。
日本代表候補合宿1週間が最も見ごたえがあるという
のも異色ですが、高校サッカー1年生の都予選で全国
大会出場を決めた時点で、チームを離脱しイタリアに
向かうという展開も驚かされます。
ファンタジスタという称号は、やはり世界レベルの
プレーヤーに与えられるものなのでしょう。
ただし、イタリアでのプリマヴェーラ(二軍)での
生活や試合、練習にさほど期待したほどの驚きはなく、
むしろ人間関係や意思疎通のない監督との確執などが
焦点になってしまって、陳腐な展開になったのは残念でした。
とはいえ、意志あるパス、スペースの作り方などの
個人技と絡めてはじめて、戦術が生まれるという
ことがよく理解できます。
草場氏のサッカーに対する知識の高さを伺うことが
できますね。
素人の私たちは、チームの戦術だとか戦略だとか
日本サッカーを批判しますが、個人プレーヤーの個性や
個人技の高さがあって、戦術が成立するのですね。
ファンタジスタが日本に早く現れることを期待した作品かもです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2021-03-12 05:39:37] [修正:2021-03-12 05:39:37] [このレビューのURL]
9点 グラゼニ
プロ野球オタクならば常識的な範囲での裏事情を
ネタにしています。
しかし、これまでになかったタイプの野球漫画です。
プロ野球あるあるですが、表のヒーロー話ではなく、
球界を構成するために必要な裏方の事情、
すなわち2軍と行ったり来たりの1.5流選手、
スカウト、バッテッィング投手、ブルペン捕手、
監督、コーチ、解説者、記者、球団スタッフ、
代理人、高校野球関係者などなど、裏側の人々の
事情がひきこもごもあって興味が尽きません。
基本的には、球団経営というビジネスがプロ野球の
本質ですから、マネーで選手価値が語られるのですね。
この価値で全てを測ることに拘る主人公凡田ほかの
選手たちが作るお話です。
しかし、最後の3巻程度は、底辺の選手たちの
裏事情からメジャーリーグをまつわる裏事情に
一転して変化します。
志の低い主人公のキャラが変わってきた気が
したのは私だけでしょうか。
こんなプロ野球漫画を待っていましたので、
とても面白く読めました。
続編も絶対読みます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2021-03-07 16:30:22] [修正:2021-03-07 16:30:22] [このレビューのURL]
5点 なんと孫六
間抜けだが強くて弱きを助けるステレオタイプの
ヒーロー像を拒否し、むしろ間抜けで短期で
ダーティーな強さを誇示する孫六です。
とにかく、善悪を超えて常軌を逸した喧嘩っぷりや
行動が魅力です。
いわゆるハチャメチャです。
従来の主人公は、乱暴ものなりに正義のポリシーが
あるとか、友情を最上位において行動するとか、
共感を呼ぶのが普通です。
さだやす圭が描く主人公に共通しているのは、
善悪の判断や情にほだされる前に、優先するのは
自身の目の前の欲求に正直になることなんですね。
そのために長期的な展望が描きにくい話が多いです。
それでも長期連載でなんと81巻完結だそうです。
連載開始時には、学園内の権力闘争から地域
、全国の覇権争いに発展した本宮ひろ志のような
“男一匹ガキ大将”か、あるいは投球をさせれば
超一流の甲子園を目指す高校野球ものなのか、
どちらへも可能性があったはずです。
最後まで読むに至りませんので不明ですが、
おそらくその都度の展開が安定しないものとなり、
第三の道が示されるのではないでしょうか。
他のさだやす圭さんの作品が皆そうであったように。
時間をかけて読んでみましょうか。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2021-03-01 17:05:47] [修正:2021-03-01 17:05:47] [このレビューのURL]
10点 無限の住人
素晴らしい!
長期連載ではありますが、30巻で密度濃く時代劇・
活劇を堪能できました。
不死人という設定もさることながら、敵味方の単純
構造ではない設定がよろしい。
逸刀流は当初単純な憎むべき仇役ですが、背景には
共感したくなるポリシーがあって、吐率いる無蓋流と
公儀から追われる弱者にもなってしまいます。
そんな事情に関係なく、双方の対立軸と絡み合う
主人公万次と凛。
登場人物が多いのも特徴です。
15巻で紹介されていましたが、その時点で100人
以上ですから30巻では一体何人出てきたのでしょうか。
しかし、魅力ある剣士や攻撃力がその都度、
ワクワク感を増幅しますね。
天津影久、吐鉤群、六鬼団、偽一らの凄みはそれぞれ
強い個性を持っていますが、なんと言っても乙橘槇絵です。
彼女は生きる希望はすでに捨て去っているという設定
ですが、その表情が設定通りに表現できていることが
素晴らしい。
彼女の顔だけでも描画力10点を差し上げたい。
その雰囲気のまま実力十分で悲劇の剣士が似合います。
最終巻まで魅せてくれます。
最高の舞台で最高の演者たちが最高のドラマを
演じたという感覚でした。
名作です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2021-02-12 06:22:04] [修正:2021-02-12 06:22:04] [このレビューのURL]
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