「朔太」さんのページ

総レビュー数: 821レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

ぐいぐいと引き込まれていく魅力があります。
第一話から仲間や指導者が皆死んでいきます。
ヒーローである主人公を誕生させるための伏線と
後から気づきます。
最終的にはラスボスの皇帝に迫り、地底世界に
迫っていく展開と思われますが、
世界観や設定もセンスがあって、先々が楽しみです。

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[投稿:2020-10-24 06:42:17] [修正:2020-10-24 06:42:17] [このレビューのURL]

最近街を歩いていてもウインドウ越しだとか、
本屋さんなんかでも本作品のイラストが
使われたポスターを見かけます。
ブームなんでしょうか。

突然侵入してくる外敵に対応する血液細胞たちの
活躍をお話にしています。
子供向け教育漫画のような内容です。
「漫画日本の歴史」の人体編といった様相ですね。
あるいはNHK特集の人体の知識を上手に整理して
伝えてくれているような気もします。

知識欲を満足させる以上に特段のストーリーもないですが、
絵が可愛らしくまずまずのテイストです。

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[投稿:2020-10-06 07:50:36] [修正:2020-10-06 07:50:36] [このレビューのURL]

10点 MONSTER

1、2巻で追う者テンマを紹介した後は、中段あたりまでは1話読み切りとしても十分に堪能できるプロローグ集にも感じます。
最後まで「ヨハン」と「Monster」を遠い記憶のような存在に置いて、テンマをはじめとして追う者の物語として毎号十分に堪能できました。連載誌の宿命として、謎は謎のまま捨て置くわけにはいかず、最後にはその正体は明かされねば読者は承知しないでしょうから、気の毒にも最後は混とんとした世界が残ってしまいました。
Monsterが生まれた過去の経緯には必ずしも意味はなく、浦沢直樹氏の本意として、人間がMonsterに生まれ変わる世界とそれに抵抗する人々との葛藤、戦いを物語にしたかった、とでも解釈致しますが、いかがでしょうか?

いずれにしても、シナリオに関係なく欧州の背景や人情話は楽しめましたし、謎のMonsterの存在に恐怖を感じさせる演出効果ならびにところどころに散りバラめられた人情噺は、まさに浦沢ワールド全開で、素晴らしい名作と言えます。

<追記>
3度目の再読です。すごいです。1巻からどんどん引き込まれます。
初期の設定が半端なく素晴らしい。双子の生い立ちが複雑すぎて、1回目では本当には理解してなかったかもです。
ああ、浦澤直樹氏は漫画家としても一流ですが、小説家としても一流になれたかもです。
生涯忘れえない作品になりました。



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[投稿:2016-03-05 17:24:02] [修正:2020-10-02 17:57:51] [このレビューのURL]

大人気ですね。
とても沢山の人がレビューされていて、しかも
ハイスコアです。
なるほど、温かい人たちが織りなす日常生活には癒されます。

でも、私は敢えてダメだしをさせて頂きます。
初めから数巻の間は、よつばの無軌道で、放任し放題の
毎日には、違和感だけが残り読みたくなかったです。
幼児時代の子育てを経験した人には分かると思いますが、
よつばのような無茶をする毎日だと親は、特に母親は
育児ノイローゼに間違いなく陥ります。
そのことに耐えがたい多くの親は、厳しく躾を始めますし、
とんでもないレベルになると体罰に発展しがちです。
これが現実だと思います。
一方で幼児とはいえ、人間の子供は親の気に入らない
ことは制限して行動します。
こんな欲望に任せた子供は、病気の子供以外には
私は知りません。
ファンタジーを感じる前に、現実とのギャップが
感情移入を妨げました。
家内は、1,2巻でそれを理由に撤退してました。

とはいえ、6巻あたりから、よつばもある程度
おねえちゃんに成長していきますね。
作者か編集者がナンセンスな幼児の行動が、
読者を喜ばすのではなく、大人の温かい目線と
大人たち同士の育児の楽しみに読者は癒されている
ことに気づきだしたのではないでしょうか。
落ち着いた話が増えてきました。

いろいろ申し上げましたが、あずまんが大王の
路線を引き継いだあずまきよひこ独特の優しい
世界観は見事です。
因みに、私はあずまんが大王の方が好きですが。

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[投稿:2020-09-24 08:24:51] [修正:2020-09-24 08:24:51] [このレビューのURL]

今は亡き青木雄二さんの作風・画風を元アシスタント
勢が受け継いで、新たなテイストに生まれ変わっています。
青木雄二さんの作風ほど、どぎつさは抑制気味ですが、
大阪の背景などは変えていません。
決定的な違いは、ナニワ金融道では裏金融の手口や
罠にはめていく悪党のえげつなさが読者の興味を
強く引きましたが、ナニワ銭道ではその手口は
それほどインパクトはなく、淡々と悪人たちとの
対決ストーリーが展開され、むしろドラマの展開に
主眼がおかれていることです。
私は前者に強く惹かれていましたので、少し評価が低くなってしましました。

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[投稿:2020-09-11 07:07:42] [修正:2020-09-11 07:07:42] [このレビューのURL]

小学校低学年向け少年漫画です。
少し学年が上がると読めないというか離れて
いきそうなギャグ漫画でした。
ある時代を駆け抜けた作品ですが、
多くのギャグ漫画と同じ運命をたどりました。

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[投稿:2020-09-10 07:27:33] [修正:2020-09-10 07:27:33] [このレビューのURL]

少女漫画での4コマ漫画は新鮮でした。
18歳でデビューした時点での4コマですので、
高校生活が舞台です。
ひたすら、高校あるあるでしたが、中には光を放つ
傑作もありましたので、面白かったです。

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[投稿:2020-08-28 10:06:38] [修正:2020-08-28 10:06:38] [このレビューのURL]

映画化公開されたそうで、5巻まで読んでみました。
すみませんが、BE-BOP-HIGHSCHOOLを完読した身としては、
言いにくいのですが、二番煎じとしか言えません。

ヤンキー(ヤンキーというのは死語なのでしょうか)に
起こる事件といえば、喧嘩ぐらいしかないですから、
どうしてもバリエーションは枯渇すると思いますが、
どうもカブってしまって、同じに見えました。
時代が違うのですから許容範囲でしょうが。

喧嘩の実力はあまりなくとも、卑怯さで勝負に勝つ
三橋のキャラは、ギャグそのもので楽しめました。

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[投稿:2020-08-28 10:02:10] [修正:2020-08-28 10:02:10] [このレビューのURL]

熱血教師の奮闘漫画は、他に山ほど読みましたが、
どことなくステレオタイプになっていて、
先々の展開が読めてしまいました。
教育の場面は皆無で、全員が不登校ですから、
とにかく学校に来させることだけで全精力を
使い果たしています。

独自性があるのは、前職キャバクラ嬢でありながら、
今もってその衣装スタイルで教育しようということですが、
どこに強みがあるのか不明です。

とにかく独断専行、強引、偏見でもって、無茶苦茶でも
熱意さえ示せば、高校生すら分かってくれるという
だけの筋立てでした。
読み進めるのがつらい漫画でした。
連載の短期終了は良い判断でした。

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[投稿:2020-08-28 09:59:01] [修正:2020-08-28 09:59:01] [このレビューのURL]

8点 茄子

大人テイストの漫画です。
起承転結は有りません。
日常の一部分を切り取って、若い男女であれ、
成人男女であれ、格好つけない渋さが魅力的です。
渋いのに老人が出てこないのが、また渋い。
絵も決して上手ではないと思うが、墨筆も使って
水墨画のようなタッチも使えています。
雰囲気が十分です。

もっともっと続編が読んでみたい。

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[投稿:2020-08-26 01:55:08] [修正:2020-08-26 01:55:08] [このレビューのURL]

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