「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

6点 吉沢ツムリ事務所
世にも奇妙な物語風のストーリーを集めた短編集でした。
妖怪ごとく、異界ごとくなど原因に言及はされずとも、
風説を作品にしたかのような味わいです。
恐ろしいとか気持ち悪いとかいうレベルではないので、
許容される範囲です。
内容の割に絵が可愛らしく、好感が持てます。
気持ちよく読めました。
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[投稿:2022-07-24 09:27:39] [修正:2022-07-24 09:27:39] [このレビューのURL]
6点 のぞき屋
他の作品からこの作者さんを知って読んだのですが、
いつも本質をついているというか読んでよかったと
思える作品です。
こののぞき屋はいわゆるのぞきというより真実を
のぞいているという感じがしてすごく面白かったです。
新のぞき屋に続いていく原点の作品でした。
おすすめします。
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[投稿:2022-07-12 05:58:10] [修正:2022-07-12 05:58:10] [このレビューのURL]
6点 激突
小池一夫、小島剛夕両氏のコンビの代表作に「子連れ狼」が
ありますが、その他の長編大作の執筆も終えて、
集大成にかかる時期の短編です。
それまでの蓄積の片鱗を感じさせる作品です。
4代将軍の幼少期の世継ぎを巡る幕閣同士の思惑が対立する中、
武士同士の攻防が見どころです。
さっとひと読み出来る1巻の長さで読みやすかったです。
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[投稿:2022-07-03 11:34:29] [修正:2022-07-03 11:34:29] [このレビューのURL]
6点 ひらけ駒!return
前作は8巻で突然休載されてしまいましたが、とても
満足度の高い作品でした。
最近、続編が本作品の形で出ていることを知り、探して読みました。
1巻辺りは、全作品の焼き直しのような形で、誰のための
繰り返しかと残念に思いましたが、中盤から中学生になり、
将棋への熱意と勝てないプレッシャとの板挟みになる
展開が待っています。
しかし、決してグッドエンドでなくとも、何か爽やかさが残る
雰囲気を醸し出す良さがあります。
前作休載の理由についても、あとがきに掲載されており、
良い作品だったけれど、隠された苦労があったことを知りました。
また、チャンと続編としての結末を描いて下さったことに感謝します。
南Q太さんの作風は好みです。
他の作品も読んでみたいと思います。
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[投稿:2022-05-30 09:08:55] [修正:2022-05-30 09:08:55] [このレビューのURL]
6点 彼女のカーブ
フェティッシュだけど「すけべ」(紹介文より)ではないと思う。
作者も周辺の見知らぬJKや若い女性たちを眺めながら、
可愛いと心底感じるらしい。
男性はもちろんそんな気持ちになっていることは想像できたが、
女性もそんな気持ちになるらしい。
微かなエロスはあるけど、それは女性の体が本来的に持つものと気づいた。
この作品は何だか気に入っています。
この手の作品って、作者が自分に酔っていたり、
独りよがりっぽかったりすることも多いのですが、
こちらはそうではありませんでした。
一話読み終えるたびに、微笑しながら鼻歌が出る感覚です。
絵柄もシンプルで女性特有の柔らかさが出ていて、好みでした。
意外な掘り出し物でした。
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[投稿:2022-04-09 11:19:42] [修正:2022-04-09 11:19:42] [このレビューのURL]
6点 ヘヴィ
ヘヴィ級世界チャンピョンを目指す青年の物語です。
主人公は日本人ですが、NY貧民街育ちですから、
アメリカンドリームの再現のような展開、
いわば漫画版ロッキーでしょうか。
登場する人物たちには全員、悲惨な過去があって、
そのトラウマにとらわれています。
これは、村上氏の作品作りの特徴ですね。
ボクシングの方は、とても勝てそうにない難敵が二人登場します。
この二人をいかに撃破するかが興味をそそります。
意外だったのは、ヒルトンとの戦いですね。
ここは、上手い決着を考えたものです。
少し古い作品ですが、古さをあまり感じさせません。
8巻を一気読みしました。
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[投稿:2022-04-05 09:05:55] [修正:2022-04-05 09:05:55] [このレビューのURL]
帯に「日本漫画史に残る奇才、三山のぼる。
最後のメッセージ」とあったため、これは是非に読まねばと思った次第。
当方の無知のせいか、さほど名を遺したような気がしないが、
一部のコアなファンが存在したのは確からしい。
あとがきには原作者の嶋本周氏の、途中には関係者や同業漫画家たちの
追悼文も寄せられており、51歳急逝時には大変な衝撃があったことと
想像できる。
「ファウストの天使」は後の「ファウストの女神」の原型が残る。
個人的には「薫ゆる秋」が良作と感じた。
目標を見失った中年男女のよくある話といえばそうだが、倦怠感が
よく表現できており、最近この種の文芸的漫画は見当たらない。
読んで損はなかったと思う。
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[投稿:2022-03-31 08:49:20] [修正:2022-03-31 08:49:20] [このレビューのURL]
昨日まで知らなかった街を数時間歩くだけで、
愛着を持ってしまう感じは、よく分かります。
毎回驚くようなエピソードが出てくるはずもない
ので、淡々とした味わいに終始しましたが、
ゆるーい紀行文のごとく楽しめました。
この企画は長く続くわけもないので、12話で
終了しましたが、中身は結構濃厚です。
忘れた頃に再開するのも、アリかもです。
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[投稿:2022-02-28 07:45:28] [修正:2022-02-28 07:45:28] [このレビューのURL]
6点 RIN
一つの映画を見終わった感じが残ります。
石川凛と立石譲司の二人の世界チャンピョンの試合が
主軸になっていますが、脇役に見とれてしましました。
中尾会長と立石の産みの母親。
人間じゃないんだけど、本能のままで、なんか面白いです。
天才凛の心情は、いまいち凡人には理解の域を超えて、
共感はないどころか、関心すら薄れてしまいました。
4巻は程良い長さでした。
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[投稿:2022-01-24 07:59:28] [修正:2022-01-24 07:59:28] [このレビューのURL]
6点 ピンポン
松本氏の作品は奇人を登場させて、何か意味ありげに奇行をさせて、
哲学的な作風に仕上げるのが定番だが、今回は違った。
したがって、読みやすく、いつもより分かりやすい展開だ。
細ペンで描画するエッチングのような独特のタッチの絵も迫力がある。
しかし、映画版を先に見てしまったせいで、ストーリーが陳腐に感じた。
終わってみれば予定調和というか、これ以外の結末はないように思えた。
世間の評価が高過ぎて、理由が理解できない作品でもある。
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[投稿:2021-12-18 09:00:59] [修正:2021-12-18 09:00:59] [このレビューのURL]
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