「朔太」さんのページ
- ユーザ情報
- 0000年生まれ(性別:男性)
- Webサイト
- http://
- アクセス数
- 747295
- 自己紹介
- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

6点 ナニワ銭道
今は亡き青木雄二さんの作風・画風を元アシスタント
勢が受け継いで、新たなテイストに生まれ変わっています。
青木雄二さんの作風ほど、どぎつさは抑制気味ですが、
大阪の背景などは変えていません。
決定的な違いは、ナニワ金融道では裏金融の手口や
罠にはめていく悪党のえげつなさが読者の興味を
強く引きましたが、ナニワ銭道ではその手口は
それほどインパクトはなく、淡々と悪人たちとの
対決ストーリーが展開され、むしろドラマの展開に
主眼がおかれていることです。
私は前者に強く惹かれていましたので、少し評価が低くなってしましました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-09-11 07:07:42] [修正:2020-09-11 07:07:42] [このレビューのURL]
6点 X 〜ペケ〜
少女漫画での4コマ漫画は新鮮でした。
18歳でデビューした時点での4コマですので、
高校生活が舞台です。
ひたすら、高校あるあるでしたが、中には光を放つ
傑作もありましたので、面白かったです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-08-28 10:06:38] [修正:2020-08-28 10:06:38] [このレビューのURL]
鬼隠し編に続いて読んでみました。
鬼隠し編のレナと圭一の話が、ここでは魅音、
詩音姉妹と圭一に入れ替わりました。
パラレルワールドは完全に別世界なのかという点が
最大の謎ですね。
パラレルワールドを許すとなると、SFになってしまいます。
どんな結末が待っているのでしょうか。
魅音、詩音の場面ごとの入れ替わりに
それなりの意味があるのでしょう。
それぞれに心に闇があるというところでしょうか。
解決編を読む前に、問題編を読むたびにその段階での印象、
ひっかかる謎を記録しておこうと思っています。
些細な点ですが、年齢や学年が明示されていない点が
何か意味がある感じがしています。
中学生か高校生なのかすら不明ですから。
登場人物が限定されているのも変ですよね。
レビューというより、自分記録になってすみません。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-07-23 06:21:16] [修正:2020-07-23 06:21:16] [このレビューのURL]
6点 ソラニン
「おやすみプンプン」を先行して読んでしまったので
浅野に対するハードルを上げてしまいました。
それほどプンプンには衝撃を受けてしまいました。
本作の単行本帯の言葉を借りますと
「気だるい平和。ダラッとつづく日常。川の流れる街。
大人になっていく僕ら。青春狂想曲。」となかなかの
上手いコピーです。
モラトリアム時代の青春の閉塞感は、
「何でもできる、何でも志してよい、
だけど何ができる、何ができる?」の自問自答の繰り返しです。
そんな息苦しさを上手く表現しています。
芽衣子はこの後、普通に大人の生活で無感動に
生き続けるのでしょう。
それは決して否定的な意味ではなく、種田との共有
した時間があったからこそ大人になれたと感じながら。
敢えて注文をつけますと、若者の夢はミュージシャンを
志すことしかないのでしょうか?
バンドを組むことでとてもステレオタイプな
ストーリーになってしましました。
残念ながら同人誌の作家さんの良くありがちな設定
パターンなんですよ。
その有りがちな王道青春物語を敢えてプロならこんな
風に仕上げるんだという見せつけが意図なら、
それもアリですが、
そこまでの評価を与えることはできませんでした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-04-26 15:26:00] [修正:2020-04-26 15:26:00] [このレビューのURL]
6点 花縄
小池一夫の世界が堪能できます。
鬼平こと長谷川平蔵の晩年に、女で身を崩して死を
想う日々の元大関玉椿との出会いで物語が始まります。
小池一夫の武士の世界には、常に死を引き換えに
生を輝かす道筋が示されます。
いつもそれがとても潔く、美しく見えるので素晴らしいです。
今回も死を覚悟した自分を生かす鬼平への恩義により
輝く生を見せる主人公の姿がテーマです。
お約束通りに、二人の美しい女性との結ばれない
恋愛関係も物語を輝かせます。
やや物足りないのは、捕り物帳にしては謎の深みがなく、
他の作品に比べて情実の淡白さも気になりました。
昭和の時代はもっと濃い情実ぶりがお得意だった
ように思いましたが。
小池一夫に並ぶ人情作家が最近見当たらないのが残念に思えます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-03-09 18:43:36] [修正:2020-03-09 18:43:36] [このレビューのURL]
6点 上京アフロ田中
面白いです。・・・だけど、心底笑えないんですね。
合コンで彼女作りたい欲の若者物語なんで、
その先の展望がなくって、笑いながらも心配性の
自分が現れてきます。
そんな難しいこと言わないで、バカバカしい若者の
行動を優しく見守れる人だけが読んでやってください。
繰り返しますが、コメディ漫画なんだけれど、
ペーソス漂う悲哀感たっぷりなんで、
心底笑えないところがあります。ご注意を。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-02-01 08:51:37] [修正:2020-02-01 08:51:37] [このレビューのURL]
6点 マンガ日本経済入門
35年前の日本は、高度成長期から米国からの圧力で
貿易摩擦にストレスを感じ始めた時代です。
以降、米国の顔色を伺いながら、自らの発展の
可能性を探り出します。
本作の表題を拾い出しますと、日米貿易摩擦、
為替ゲーム、金融の国際化、産業の空洞化、
金融の再編、赤字国債の落とし穴、コメの自由化、
企業買収、土地経済の崩壊、医療ビジネス最前線、
防衛産業の光と影、アジアの経済、節税ビジネス・・・
などなど、現代の経済テーマかと見間違うほどです。
それほどに、35年間経済に関して日本は進歩が
ないのか、それとも・・・。
いかに本作が時代を先取りしていたか、あるいは
分かりやすく読者に啓蒙していたか、という点で
驚くばかりです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-01-16 18:20:19] [修正:2020-01-16 18:20:19] [このレビューのURL]
どなたもレビューしていないのが意外です。
旅行に出かける際に利用する空港では、これから出発する
清々しい気持ちになれます。
また、無事に海外から帰ってきた際にも、本当にホッと
できる瞬間が空港です。
利用するだけで精一杯の初心者から少し慣れてくると、
空港の裏側のスタッフや仕組みに興味が湧いてきます。
荷物、旅客の物流がスムーズであること以外に、
空港ならではのサービスを快適してくれる人々が
見えない裏方として沢山いらっしゃることに気が付きます。
本作品は、空港に集う人々の人生と、そこに関わる
裏方の人々の努力と誠意で成立する空港サービスに
焦点を合わせています。
この種の群像劇は、石ノ森章太郎氏「Hotel」にも
共通する面白さでした。
空港もホテルも、多くの人々にとっては、非日常的で
特別な場所なんですね。
それだけにごくありふれた人生の一断面が繰り返される
場所でもあり、特別のドラマが生まれる場所でもあるわけです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2019-12-16 18:35:49] [修正:2019-12-16 18:35:49] [このレビューのURL]
6点 ピューと吹く!ジャガー
ツボにはまると最高に笑えますが、ほとんどは奇行
によるギャグなのでスルーしてしまいがちです。
笑いのツボは各人各様なので、こればかりは読んで
みないことには評価できません。
しかし、一度だけでも自分にあったギャグマンガか
どうか確認してみることをお勧めします。
ひょっとすると、人生で最高に相性の良いギャグに
出会えるかもしれませんよ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2019-11-04 16:02:07] [修正:2019-11-04 16:02:07] [このレビューのURL]
6点 ササキ様に願いを
プロ野球というよりベイスターズネタで綺麗なギャグ世界を展開しました。
根っからの野球ファンであることが伝わってきます。
次第にデフォルメされ過ぎて、独特のキャラが確立されてきました。
「がんばれ!!タブチくん!!」に続く系譜を感じますが、
亜流漫画も時折見受けられる中で、良質なギャグが提供されました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2019-08-15 14:44:04] [修正:2019-08-15 14:44:04] [このレビューのURL]
月別のレビュー表示
- 月指定なし
- 2010年01月 - 7件
- 2010年02月 - 3件
- 2010年06月 - 3件
- 2010年07月 - 5件
- 2010年08月 - 4件
- 2010年09月 - 13件
- 2010年10月 - 2件
- 2010年11月 - 4件
- 2010年12月 - 5件
- 2011年01月 - 11件
- 2011年02月 - 1件
- 2011年04月 - 3件
- 2011年05月 - 2件
- 2011年07月 - 2件
- 2011年08月 - 5件
- 2011年09月 - 3件
- 2011年10月 - 1件
- 2011年11月 - 1件
- 2011年12月 - 2件
- 2012年01月 - 4件
- 2012年02月 - 2件
- 2012年03月 - 2件
- 2012年04月 - 2件
- 2012年05月 - 2件
- 2012年06月 - 2件
- 2012年07月 - 1件
- 2012年08月 - 2件
- 2012年09月 - 5件
- 2012年10月 - 1件
- 2012年11月 - 7件
- 2012年12月 - 2件
- 2013年01月 - 3件
- 2013年02月 - 1件
- 2013年03月 - 1件
- 2013年04月 - 1件
- 2013年05月 - 4件
- 2013年06月 - 3件
- 2013年07月 - 3件
- 2013年08月 - 4件
- 2013年09月 - 1件
- 2013年10月 - 3件
- 2013年11月 - 2件
- 2013年12月 - 2件
- 2014年01月 - 3件
- 2014年02月 - 1件
- 2014年03月 - 1件
- 2014年04月 - 1件
- 2014年05月 - 1件
- 2014年06月 - 2件
- 2014年07月 - 2件
- 2014年08月 - 6件
- 2014年09月 - 2件
- 2014年10月 - 1件
- 2014年11月 - 5件
- 2014年12月 - 2件
- 2015年01月 - 3件
- 2015年02月 - 2件
- 2015年03月 - 3件
- 2015年04月 - 1件
- 2015年05月 - 2件
- 2015年06月 - 3件
- 2015年07月 - 2件
- 2015年08月 - 4件
- 2015年09月 - 2件
- 2015年10月 - 3件
- 2015年11月 - 3件
- 2015年12月 - 5件
- 2016年01月 - 7件
- 2016年02月 - 7件
- 2016年03月 - 2件
- 2016年04月 - 8件
- 2016年05月 - 8件
- 2016年06月 - 9件
- 2016年07月 - 7件
- 2016年08月 - 6件
- 2016年09月 - 9件
- 2016年10月 - 7件
- 2016年11月 - 8件
- 2016年12月 - 6件
- 2017年01月 - 6件
- 2017年02月 - 4件
- 2017年03月 - 6件
- 2017年04月 - 7件
- 2017年05月 - 7件
- 2017年06月 - 7件
- 2017年07月 - 6件
- 2017年08月 - 8件
- 2017年09月 - 8件
- 2017年10月 - 6件
- 2017年11月 - 6件
- 2017年12月 - 5件
- 2018年01月 - 7件
- 2018年02月 - 3件
- 2018年03月 - 4件
- 2018年04月 - 1件
- 2018年05月 - 4件
- 2018年06月 - 3件
- 2018年07月 - 4件
- 2018年08月 - 3件
- 2018年09月 - 4件
- 2018年10月 - 4件
- 2018年11月 - 1件
- 2018年12月 - 6件
- 2019年01月 - 5件
- 2019年02月 - 2件
- 2019年03月 - 2件
- 2019年04月 - 3件
- 2019年05月 - 5件
- 2019年06月 - 5件
- 2019年07月 - 5件
- 2019年08月 - 4件
- 2019年09月 - 3件
- 2019年10月 - 2件
- 2019年11月 - 3件
- 2019年12月 - 5件
- 2020年01月 - 3件
- 2020年02月 - 3件
- 2020年03月 - 4件
- 2020年04月 - 4件
- 2020年05月 - 9件
- 2020年06月 - 6件
- 2020年07月 - 5件
- 2020年08月 - 8件
- 2020年09月 - 3件
- 2020年10月 - 4件
- 2020年11月 - 5件
- 2020年12月 - 2件
- 2021年01月 - 6件
- 2021年02月 - 3件
- 2021年03月 - 5件
- 2021年04月 - 6件
- 2021年05月 - 5件
- 2021年06月 - 6件
- 2021年07月 - 8件
- 2021年08月 - 8件
- 2021年09月 - 7件
- 2021年10月 - 9件
- 2021年11月 - 8件
- 2021年12月 - 8件
- 2022年01月 - 7件
- 2022年02月 - 6件
- 2022年03月 - 2件
- 2022年04月 - 6件
- 2022年05月 - 9件
- 2022年06月 - 7件
- 2022年07月 - 9件
- 2022年08月 - 7件
- 2022年09月 - 6件
- 2022年10月 - 6件
- 2022年11月 - 8件
- 2022年12月 - 9件
- 2023年01月 - 8件
- 2023年02月 - 4件
- 2023年03月 - 6件
- 2023年04月 - 5件
- 2023年05月 - 5件
- 2023年06月 - 1件
- 2023年07月 - 6件
- 2023年08月 - 4件
- 2023年09月 - 3件
- 2023年10月 - 4件
- 2023年11月 - 5件
- 2023年12月 - 7件
- 2024年01月 - 6件
- 2024年02月 - 3件
- 2024年03月 - 6件
- 2024年04月 - 6件
- 2024年05月 - 7件
- 2024年06月 - 7件
- 2024年07月 - 7件
- 2024年08月 - 7件
- 2024年09月 - 8件
- 2024年10月 - 6件
- 2024年11月 - 5件
- 2024年12月 - 9件
- 2025年01月 - 6件
- 2025年02月 - 4件
- 2025年03月 - 5件
- 2025年04月 - 6件
- 2025年05月 - 1件