「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

5点 テンプリズム
曽田正人だから、どうしても期待してしまいます。
曽田正人なりの新境地と言えば新境地なのでしょうが、将来的にRGB用原作にしたい編集側の企画に乗った感じが致します。
鳥井明の2番煎じをご本人ではなく、周囲が期待したような気がします。
どこにでもあるチープな架空の国の戦国時代の設定は、新人の作家さんなら、誰も見向きもしなかったはずです。
曽田正人だから、ひとまず見てみようと許される。
ただし、側近や敵役が最初から権謀術策のため裏切り、寝返りを相互に実行する展開は、さすがに予想外でした。
また曽田正人らしく、セリフの多いことも特徴です。
完結したようですが、3巻までとさせてもらいます。
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[投稿:2017-09-06 20:00:52] [修正:2017-09-06 20:00:52] [このレビューのURL]
前作「鉄腕バーディ」の続編です。
文字通り続編で、あれから3年が経ちました、
というところから始まります。
背景も敵もほとんど変化なく、前作20巻、
続編13巻の長編の割には、ストーリーに起伏が少ないのが残念です。
相も変わらず可愛いお姉さんバーディの魅力が、作品価値の80%でしょう。
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[投稿:2017-07-15 06:21:10] [修正:2017-07-15 06:21:10] [このレビューのURL]
5点 ハレンチ学園
少年ジャンプ創刊号とともに、永井豪を世に送り出した出世作。
1968年といえば約50年前。
半世紀前から日本は平和と言えば平和なんですね。
表現の自由という傘の下で、少年向けに裸体の
オンパレードで大ヒット作品が生み出せた。
世界的に考えれば、いまだにこんな国は他にありませんから。
ギャグ作品としての評価はできないですし、いつまで
たっても上手くならない永井豪の描画レベルは、
デビュー当時からのもののようです。
作品内容はスカスカですが、社会に与えた影響の点で、
漫画史に残る作品と思います。
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[投稿:2017-07-05 20:29:15] [修正:2017-07-05 20:29:15] [このレビューのURL]
5点 きのう何食べた?
ゲイカップルによるシンプルライフの提案という感じです。
表題が表題なので、夕食を中心に毎回何ということはない
日常的レシピと作り方が細かく描写されます。
まるで人生の根幹は食事じゃないかと言わんばかりです。
次に来るのは人間関係、まあ愛でしょうか?
これは異性を愛せないカップルを配置して、
「生きることを単純に考えようよ。」というメッセージに聞こえます。
だけどこれもあれも、二人が弁護士と美容師という定職、
上級スキルがあって安定収入の基盤があってこそとも言えますが、
スローライフとはまた違う頑張らない生活ですね。
中でも、主人公の筧が、弁護士なのに細かな神経を持った節約家
(例えば、水道がジャージャー言ってるとすごくイラつく)と
いう設定が面白いです。
ジャンルで言えば、癒し系でしょう。
ちょっとお疲れモードに一服の清涼剤としてはお勧めです。
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[投稿:2017-07-02 16:59:53] [修正:2017-07-02 16:59:53] [このレビューのURL]
5点 プロゴルファー猿
ミスターXが送り込んでくる刺客達との対決、用意されたゴルフ場の
おどろおどろしさ、手作りのゴルフ道具などなど。
荒唐無稽な超人的ゴルフプレーが頻繁に出てくるので、
引いてしまう読者は多いかもしれません。
一方で、絶体絶命の場面での有り得ない打開策には、あきれながらも
妙に感心したりしてしまいますので、やはり秀逸なんです。
少年マガジン誌で好評だったせいか、数年後には少年サンデー誌に
ちばてつや氏の「あした天気になあれ」が連載を開始しました。
後者は前者の無茶ぶりをできるだけ殺して大人テイストに
仕上げた面白さには、猿も降参という結果だったように思います。
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[投稿:2017-06-15 19:27:47] [修正:2017-06-15 19:27:47] [このレビューのURL]
5点 シマシマ
1巻を読んだ時点では、添い寝を求める女性たちの深層心理に
ものすごい関心が湧きました。
深く傷つく彼女たちに焦点を合わせて、様々な背景を抱えた
女性たちの物語が紡ぎだされるのだと大いに期待しました。
・・・が、残念。
何故かそんな展開にはまるでならず、シオだけが元旦那の
影を引きずり、新たな男性関係の中で陳腐な三角関係に
はまっていく。
草食系男子に囲まれ、その真ん中で「誰にしようか?
でも選んでしまうと誰かを傷つけてしまう。
ああなんて可哀そうな私・・。」という少女趣味的大人の
恋愛模様で終わってしまいました。
あああ、勿体ないなあ。
設定倒れで終わってしまい、良作になり損ねた作品でした。
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[投稿:2017-05-16 04:44:20] [修正:2017-05-16 04:44:20] [このレビューのURL]
5点 ましろのおと
三味線というマニアックな芸能の世界なので、興味をもてるか
どうかで面白さが相当変わるものと思われます。
私は、芸の深さに共感できなかったので、評価は低くなりました。
7巻あたりまでの三味線甲子園は、バトルの様相になり、
少年誌らしさを出そうとしたのでしょうが、それほど効果は
なかったように思います。
というのも、音が伝わらない読者に共感を得るのは無理でしょう。
8巻以降の修行編は、言葉で説明される感性が理解できない
面はあるものの、単純に天才が弾いているから素晴らしいで
済ませてきた7巻以前とは違う複雑さがやや面白さを増しました。
連載は長く続いていますから、概ね読者には好評なのでしょう。
私は9巻までとします。
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[投稿:2017-05-04 17:28:43] [修正:2017-05-04 17:28:43] [このレビューのURL]
子どもと犬を絡めれば、卑怯とも言えるくらいに、
必ず物語が出来てしまう。
その上、父子家庭で母親の思い出を背負ったロボ犬
という上、バッテリー寿命の尽きる悲しさも加わる。
ビッグオリジナルという青年誌だけれども、一種の絵本と感じた次第。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-03-07 05:08:00] [修正:2017-03-07 05:08:00] [このレビューのURL]
5点 アイアムアヒーロー
平凡な登場人物が醸し出す平凡な日常に、非凡な非現実を
突き付けて、世界はどのように変化し、自分はどのように
変わるのだろう。
ヒーローになりたくてもなれるわけがない平凡な日常で、
アイアムアヒーローとつぶやいてみても、ヒーローには
なれない自分を再確認するだけ・・。
さあ、壮大な実験の始まり。
非現実的な日常を駆け抜けることで、ヒーローになろう。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2017-01-18 18:18:30] [修正:2017-01-18 18:18:30] [このレビューのURL]
5点 エデンの檻
サバイバルものを少年誌に掲載しようという勇気ある企画
には、拍手したいと思います。
が、極限状態におかれた人間達の想像的行動を物語にする
ならば、それなりの覚悟が必要かと思います。
青年誌ならば、飢餓、暴力など生存の危機や極限状態に
おかれた男女がいれば起こりうること、そこには圧倒的な
絶望や不信が芽生えて、人間が人間でなくなることまで
表現するのが当然でしょう。
確かに途中に集団的殺人まで表現はされており、少年誌と
しては限界ギリギリかもしれませんが。
最終巻での締めをネットで見る限る、極めて評判が悪く、
私としては繰り返される展開で腹いっぱいになりました
ので、5巻で撤退とさせてもらいます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-12-28 21:35:08] [修正:2016-12-29 08:14:31] [このレビューのURL]
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