「朔太」さんのページ

総レビュー数: 829レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

病原菌によるパニック社会の到来をリスクとして意識されてきたのは何時ごろだったろう。

地震による社会的混乱なら、日本沈没、ドラゴンヘッド、病原菌ならばバイオハザード、

鳥インフルエンザ? 

周期的にやってくる流行ともいえるパニック症候群を肌で感じ取って、編集者が連載化した

ようだ。翌年、ドラゴンヘッドが講談社漫画賞を受賞しているので、これの露払い的な

役割も果たしたのではないか?

シナリオは稚拙だし、漫画はお粗末なので、あまり話題に上がらなかったのか、

レビューもなかったが、上述のような漫画史に花を添える作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-18 16:12:39] [修正:2012-11-18 16:12:39] [このレビューのURL]

話題作品ではあるので、興味津々で読んでみた。

設定の面白さだけで突っ走る作品なので、展開としては下る一方とならざるを得ない。

ところどころで説明不足、非論理な進展で、突っ込みどころ満載のまま進むので

読者のストレスが溜まっていく。

もう少しだけ丁寧に説明できれば、結構面白くなったはずの作品と思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-30 21:56:01] [修正:2012-09-30 21:56:01] [このレビューのURL]

4点 冬物語

大学受験を目指す浪人生が、優柔不断な恋で右往左往している様は、

とても美しいとはいえず、きわめて軟弱。特に、主人公は三流大学でも

学科学部問わずなんでも大学を目指す、完全な見栄張りタイプなので

全く共感できない。

日本人平均的な一般大衆ってこんなものだよ、ってか?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-09 09:45:33] [修正:2012-01-09 09:45:33] [このレビューのURL]

10巻まで読みました。

設定良しで、14年前から延々なんとか続いているようですね。

悪くは無いが、新しい展開に入る前に一つ一つ片付けて欲しいよね。

多重人格探偵って、最初の2,3巻で居なくなってしまっているところを

見ると、最終的な始末を考えていたわけではないのが分かります。

いわゆる、行き当たり場当たり的展開なので、部分部分で楽しめても

全体の話には支持できる読者はいません。

勝手にすれば・・です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-13 17:12:59] [修正:2011-11-13 17:12:59] [このレビューのURL]

新型ウィルスの脅威をテーマにした作品。映画でいうところの「感染列島」と同じ筋立で、これしかないというようなストーリなので、意外性が全くない。テーマ選定の段階で、仕方ないか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-02 06:18:02] [修正:2010-09-02 06:18:02] [このレビューのURL]

4点 LOVE GOD

結局、主人公は刹那(せつな)ではなく、一愛(ちなり)だったな。うーん、設定に無理があって、リアリティが薄い感じ。
もう一度読みたい感じはないが、少し余韻は残る。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-09 17:43:45] [修正:2010-01-09 17:58:46] [このレビューのURL]

典型的な蘊蓄重視のグルメ漫画です。
同様のスタイルに「美味しんぼ」がありますが、蘊蓄を隠し味に親子対決や
主人公のグーたらぶりで別の興味を引きます。
しかし、本作品は蘊蓄が前面に出過ぎて、文字だらけの駄作になり下がっています。
その蘊蓄も一方的に自然破壊や伝統技法の衰退など誰でも知ってる当たり前の
悪者を捉えて、現状の日本の食文化をこき下ろす手法で、飽き飽きの展開が多いのです。
こんな料理法をすれば、衰退する食材も美味しく食べれます、というのを主人公が
提示して、ああやれやれ解決した、と呑気で自己満足的な結論に怒りすら覚えます。
例えば、標準化された青首大根が悪者で、生産性の悪い形のいびつな三浦大根や
練馬大根の衰退を嘆き、高いコストを払ってでもゴマ豆腐の伝統技法を残して、
市場に出し続けるべきと主張する。
そうだと言うなら、それを支持する消費者が買い続ければよいだけのこと。
その価値がないから、市場から撤退せざるをえないだけのこと。
そんな経済の簡単な論理が無視されているのは残念なことです。

元来、あおきてつお氏の作画は下手な部類です。
女性が平面的で美しくない。
だから、絵に魅力がないのが致命的なのですが、その分ストーリーで惹き
つけてほしいのです。
原作者が二人も付いて、この出来はまったくもって理不尽としか言いようがない。
グルメブームに便乗して、駄作を無理に世に出した悲しい作品でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2025-06-18 09:27:04] [修正:2025-06-18 09:27:04] [このレビューのURL]

文字通り、可もなく不可もなくです。
コミカルな家族物語なんだけど、大きなお笑いはないので、読者層をどこに
置いて誰に楽しんでもらいたいのでしょうか。
青年誌に連載されたのですが、青年誌の読者は決して笑いませんね。

婦人雑誌のおまけ漫画位なら、一定の読者層の支持は獲られたかもしれない感じです。
小さな子供さんを持った30代ファミリー辺りには、ちょっとした共感は獲られたのかな。
まあ、面白くはないわけでも不愉快になるわけでもないので、こんな作品も
あっても良いかな、ぐらいの感想です。
一応、最終話まで読ませてくれました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2025-06-01 10:17:31] [修正:2025-06-01 10:17:31] [このレビューのURL]

日本人に圧倒的な支持を受けるウルトラマン。
シリーズ化の上、兄弟たちの物語が紡がれてきました。
モチーフとしては素晴らしいのですが、物語は宇宙大戦争という、
既視感のある陳腐なお話でした。
先には個別の物語もあり得ますが、描画、シナリオとも弱く、
我慢して読み進めるのはご勘弁ということで、1巻で撤退します。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2025-02-22 17:28:51] [修正:2025-02-22 17:28:51] [このレビューのURL]

ぶっとび漫画が1980年代には多いような気がします。
編集者が漫画家を焚きつけて、常識はずれの非現実世界を思い切って
想像させてきたのでしょう。
テニスの王子はその末期の作品でしょうが、以降は逆に読者を子供扱い
し過ぎていることに気がついたのか、鎮静化してきたように思います。
まあ、そのぶっ飛び漫画のハシリと考えれば、これも許してしまいましょう。
描きたい漫画というより、読者の要求という名の妄想によって
編集者に描かされていた漫画という善意の解釈をしたいです。
ただし、スケ番の女性と恋するのは許容するとしても、そのスケ番が
凶器を手にして人間を引き裂いたり、そのスケ番に破滅的な暴力を
振るう敵役がいたりするのは、許容限度を超えます。

画のレベルも稚拙ですし、同情の目で見てしまうくらいに、作品自体に見るべきものはありません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2025-01-25 09:41:20] [修正:2025-01-25 09:41:20] [このレビューのURL]

月別のレビュー表示