「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

4点 南国トムソーヤ
八重山諸島の実在のいくつかの島をモデルにした羽照那島は、
都会疲れした人間たちには、天国のような島です。
ここで繰り広がれる人間ドラマは、・・・と期待しましたが、
ヒュウマンな要素は少なく、シナリオ展開の面白さはほとんどありません。
うめ氏の大東京トイボックスでも共通する感想ですが、
今どきのドライな人間描写が多く、ドラマ性に欠ける面が残念です。
しかし、絵はしっかりとした描画力の上、作者の体験を含めた
きっちりとした取材の跡が感じられます。
作者うめ氏の南国愛に溢れた作品でした。
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[投稿:2022-02-05 09:29:32] [修正:2022-02-05 09:29:32] [このレビューのURL]
4点 国民クイズ
設定の面白さに引き込まれて、読んでみました。
ですが、魅力的な設定がいつまでも生きてこないんですね。
最終話まで読んでみて分かるのですが、アナーキズムの
讃美あるいは日本的革命の渇望を裏側に秘めて、
笑い飛ばそうと試みたようです。
しかし、途中ではその意図は図りかね、資本主義の
究極の見苦しさを描きたいのか、
滑稽コメディをやりたいのか。
絵柄からはシリアス路線とは思えず、ギャグが
出てくることを期待するのですが、笑える場面が
全く出てきません。
企画倒れの尻すぼみ感たっぷりの残念な漫画でした。
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[投稿:2022-01-18 09:03:24] [修正:2022-01-18 09:03:24] [このレビューのURL]
恋を科学すると言いながら、登場するドラマはいずれも
ステレオタイプのありきたりのものばかりで、興味を誘うものはありません。
しかし、7巻の最終巻までついに完読させられました。
最大の魅力は絵の画力でしょうか。
女性の美しさ、可愛らしさをいかんなく表現されていると思います。
7巻という丁度よい長さで終えることができたと思います。
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[投稿:2022-01-13 10:44:18] [修正:2022-01-13 10:44:18] [このレビューのURL]
4点 双星の陰陽師
陰陽師を主題にした以上は、呪文や呪符と霊能力で穢れを
祓うべきだと思うのですが、ここでは呪力というものを
持ち出して、戦闘バトルゲームのごとく、パワー、
エネルギー勝負の力技のバトルで勝ち負けを決めてしまいます。
出て来る題材は、全てどこかで見たり読んだりの既視感がたっぷりです。
オリジナリティと言えば、男女のペアで戦う陰陽師コンビが
十代の許婚夫婦であるということぐらいでしょうか。
7巻まで読みましたが、撤退致します。
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[投稿:2021-12-28 08:38:16] [修正:2021-12-28 08:38:16] [このレビューのURL]
4点 向ヒ兎堂日記
怪しと同居する古本屋ののんびりとした日常の描写を
当初は目指したものと思われます。
というのもタイトルに日記がついていますからね。
なるほど最初の内は、そんなスローな日常だったように
思うのですが、次第に怪しを取り締まる側の役人との
攻防になってくると、少し内容に変化が現れて、つまらなくなってきました。
少年誌じゃないんだから、そこは要らない感じがしましたね。
主人公の生い立ちに関する謎も、もう一つの切り口では
ありましたが、それも底が浅いというか、想定範囲内で
興味をそそりません。
絵は可愛く読みやすいのですが、典型的な竜頭蛇尾の作品でした。
7巻まで。
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[投稿:2021-12-25 08:54:26] [修正:2021-12-25 08:54:26] [このレビューのURL]
4点 四畳半の物語
漫画家として内なる悩みに焦点を合わせて、自虐的に
読者に共感を求める姿勢は、私小説を売りにする
明治の文豪を連想させます。
読者がエンターテイメントを求めているのに、
知ってか知らずか、テーマを最も自身に近い内面に
求めるなど、今日では商業作家ではあり得ません。
でも、読者が永島氏の時代背景や個性を理解し、
許容するなら、本作品は輝いて見えるはずです。
漫画黎明期の作品ですので、物語に古臭さを感じて
しまうのは止むをえません。
しかし、永島慎二という名前は、手塚治虫と並んで
漫画史のレジェンドだそうです。
現代の世界に冠たる日本のアニメ、漫画という
サブカルチャの礎に貢献頂いた先達たちに感謝です。
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[投稿:2021-12-21 08:29:09] [修正:2021-12-21 08:29:09] [このレビューのURL]
4点 お仕事です!
仕事を中心に考える二人の女性は、柴門ふみ版の
バージョンであって、こんな奴は現実にいない。
柴門ふみの作る女性像は、結局恋愛したがり症候群に
かかっている。
ミキという女性は、最初から仕事なんかするつもりはなく、
これを主人公の対極の女性にしているつもりなのだが、
対極になっていない。
主人公の太田夏子も野島ことりも、男性から見れば
同類の女性ではないか。
本当のビジネスパーソンは、こんな恋愛したがりでは通用しない。
男性依存を女性が自ら認知し、しかも周囲に優しく自分を
見守る男で固めておく。
そんな便利な男など、柴門ふみの妄想が作る幻想でしかない。
男も身勝手であるが、柴門ふみの作る妄想世界に出てくる
女性は、それ以上に身勝手に振る舞い、都合よく幸せになっていく。
女性の現実はもっと厳しく、もっと多くの敵と戦っているのに。
柴門さんが若い頃の作品では、もっと女性が傷つき
勇ましく葛藤していたような気がする。
劣化を感じる。残念である。
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[投稿:2021-12-12 08:45:40] [修正:2021-12-12 08:45:40] [このレビューのURL]
4点 ULTRAMAN
40年ぶりに現れたウルトラマンというファンには
堪らない垂涎の設定にも関わらず、一向に盛り
上がってきません。
宇宙からの異星人もいろいろな役割で登場しますが、
どれが味方か敵なのか謎を含みつつ展開が進みます。
しかし、ネタが小さい。
SNSでウルトラマンを支持するアイドルの悪口を
言った連中を狙って連続殺人が起こるって、
ウルトラマンの出番かよって感じです。
小さな小さな謎と事件を宇宙から来た異星人たちと
ウルトラマンが小競り合いを起こすお話と理解できた
5巻で撤退を致します。
累計300万部発行された人気漫画らしいのですが、
私には合いませんでした。
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[投稿:2021-10-23 10:33:34] [修正:2021-10-23 10:33:34] [このレビューのURL]
吃音で苦しむ人の悩みは深い。
その苦しみを女子高校生を主人公に11話にまとめたが、
切り口が浅い感じがした。
最終話は安易にまとめられているが、こんなことでは
ないような気がした。
弱者の心情に入り込むなら、もう少し深堀してほしい。
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[投稿:2021-09-24 04:44:54] [修正:2021-09-24 04:44:54] [このレビューのURL]
4点 うしおととら 外伝
長飛丸が歴史の至るところに出現する、長寿の化け物
という設定がよく活きていました。
うしおととらのファンしたら、高い評価になるのは
当然だと思います。
しかし、残念ながら本編以上に、特によくできた話は
なかったように思いました。
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[投稿:2021-07-11 09:04:08] [修正:2021-07-11 09:04:08] [このレビューのURL]
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