「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

4点 ゆれつづける
松本次郎さんの作品は、とても個性的です。
近未来的な退廃的な世界が背景になっていることが多いです。
個人的には、共感するところはあまりなく、
こんな作品も暇潰しには良いかな、ってところです。
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[投稿:2022-12-08 08:58:07] [修正:2022-12-08 08:58:07] [このレビューのURL]
4点 主任が行く!
いわゆるゴリラなOL物語を四コマ漫画にして、
笑おうというものです。
ゴリラな性格でも許容されるのは、美人だからです。
美人でないゴリラは、一般社会では生きていけません。
そう思うと、容姿差別的な観念が抑えられず、
何だか笑えません。
連載当初の20年前だったら笑えたのかも。
コメディは時代の背景で変化しますから。
そんな感想を持ってしまう悲しい作品でした。
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[投稿:2022-11-20 10:38:09] [修正:2022-11-20 10:38:09] [このレビューのURL]
4点 うどんの国の金色毛鞠
「うさぎドロップ」を連想した人も多かったでしょう。
高松出身の作者の讃岐愛を感じるご当地漫画と言えます。
しかし、幼子に化けた狸の子供を周囲の目を胡麻化し
ながら育てていくというのは共感できません。
うさぎドロップでは、亡き祖父の想いや拭い難い血を
背景に、抜けがたい運命を感じさせましたが、
本作品では単純にあざとく幼児の可愛さ、無邪気さを
表現するだけで、育児に身を捧げる動機が希薄です。
とても感情移入できるものではありません。3巻で撤退致します。
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[投稿:2022-10-23 10:05:45] [修正:2022-10-23 10:05:45] [このレビューのURL]
4点 旬〜味彩の匠〜
料理マンガは無数に存在しますね。
特に料理対決をテーマにしたものは、数えきれないです。
ここでも、そういう意味では中盤まで王道を行く展開です。
一つ特徴を挙げれば、主人公が蕎麦屋の息子なのに、
そばつゆを利用した丼物を得意として、独創的な丼を
あみ出していきます。
ただですね、コロッケ丼だの、おにぎり丼だの、
シチュー丼だのと家庭既存料理の延長上で変わり丼を
「どうだ、すごいだろ」的に押し付けてきます。
多少のうんちくは語るのですが、「いや、もう常識ですから」
という感じです。
さらに、主人公の生い立ちは貧乏で借金1億円ということですが、
登場してくる敵も二千億の資産を持っていようが、生い立ちは
悉く貧乏で愛に飢えたトラウマを持っているのです。
何度もこのパターンを繰り返していることに、
作者も編集者も気付いてないのでしょうか?
読み進めると、これ以外の設定のアイデアがないのですよ。
そりゃ8巻で終わってしまいます。
少年誌掲載なので、寛容に受け入れる気持ちもありますが、
途中から青年誌に移行しました。
大人相手にこれは許容限を越えてるような気がします。
多少デッサンの狂いはありますが、絵は綺麗ですので、
読む気が失せるとは言いませんが、単調さと幼稚さが
鼻につきました。全8巻完読。
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[投稿:2022-08-31 08:54:40] [修正:2022-08-31 08:54:40] [このレビューのURL]
4点 バキ特別編SAGA「性」
ここでのレビューは酷評の嵐ですね。
一体、どんなものなのか興味本位で読んでみました。
なるほど・・・。
しかし、事前の先入観があったので、それほど驚愕の内容でもなく、
グップラー刃牙、バキと読んできた私としては、少年刃牙が青年へと
成長する過程で一度は触れておきたかったという板垣氏の心情は理解できます。
ただし、娯楽漫画として面白いか、読みたいかという点では不満が残りました。
まあ、大長編作品の中の一ページと考えれば、これもアリかと。
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[投稿:2022-08-10 07:18:40] [修正:2022-08-10 07:18:40] [このレビューのURL]
4点 ミスター味っ子
料理対決漫画の代表作品かもしれません。
扱っている料理は、全て子供でも馴染みのある家庭料理ばかりです。
読者が少年ですから、これは仕方のないことかもしれません。
したがって、普通の家庭料理(ハンバーグ、卵焼き、ピザ、トンカツ、
オムレツ、天丼・・・)を一層独創的にするために、毎回著者が
いろいろな工夫をしてくるのですが、今ならネットに書いてそうな
常識的な一工夫をさも大層に披露したり、本当に美味しくなる
とは思えないようなひねくり回したりの連続です。
本当に試作してみたら、きっと美味しくないと思うのですが、
まあ、第三者に「ああ、これは美味しい」と言わせれば、
決着がつくので、これも仕方なしです。
ということで、特段面白くもなく、料理の知識に役立つわけも
ないのですが、寺沢先生独特の毎回、謎を提供しながら
進展していく上手さがスパイスです。
以後、寺沢先生は料理マンガを描き続けることになるのですが、
自身は料理は得意ではないそうですので、面白いものです。7巻まで。
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[投稿:2022-08-04 05:52:50] [修正:2022-08-04 05:52:50] [このレビューのURL]
4点 火災調査官ナナセ
自然発火の火災というより、放火による火災事故(赤猫)を
中心に事件が起こる物語です。
炎使いと呼ばれる謎の人物は、火災に関する造詣が深く、
主人公ナナセをバックアップしているような敵対して
いるような、それこそ謎めいており、ここのところが
読者の関心を引っ張り続けます。
火災に関する薀蓄は、多分ですが、ほとんどの読者は
スルーしている気がします。
一見、理屈で説得しているように見せかけて、大事な
ところは漫画だからと言ってあやふやにしている気がしますね。
まあ、読者もそこは突っ込むほど熱意も持てないでしょうが。
面白いか問われれば、褒めるほどでもないけど、暇潰し程度にはなるかと。
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[投稿:2022-07-20 07:48:49] [修正:2022-07-20 07:48:49] [このレビューのURL]
4点 8月の光
奇才新井英樹氏のデビュー作品ということで、
ファンである私は探しだして読みました。
作品としての出来不出来を論じるべきではなく、
新井英樹氏の原点が確かにあったことに満足しました。
デビュー当時から新井氏が描きたい世界、感情、人生は、
すでにここにあったわけです。
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[投稿:2022-04-24 11:49:41] [修正:2022-04-24 11:49:41] [このレビューのURL]
4点 ギャンブルッ!
賭けごとの勝負師が主題の作品は数々ありますが、
多くは複雑なルールの中でいかに勝利の根拠を
英知で探り出すかが、興味を引きます。
本作品は、その点が弱く、ひたすら主人公の少年の
勝負への信念だけが頼りです。
対比的に確率論で勝利を導きたい相棒が出てきますが、
こちらの方が明らかに合理的なのに、
強引に主人公の勝利を導いてしまいます。
こうなると、やたらと強運の持ち主の少年の話で
あって、そんな馬鹿なとなります。
リスクを考えない荒唐無稽な少年向き作品は、
知的満足度の低いものとなりました。
また、私は絵の上手い下手はあまり拘りのない方ですが、
最近では見かけないレベルの描画スキルです。
人物は正面顔が多く、商業漫画のレベルを大きく下回っています。
この作品以降、あまり作品を出されておらず、
自身は描画を止めて原作者に転向されたのではないか、と想像しています。
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[投稿:2022-02-11 10:05:40] [修正:2022-02-11 10:05:40] [このレビューのURL]
4点 メロドラマ
最終話まで読んで、やっと作者の意図が理解できました。
最終話を描きたくて、この作品を始めたことを。
モチーフは最終話にあったのだと理解します。
しかし、そこに至る20話のお話が冗長で、表題の
メロドラマを感じさせる熱愛を感じません。
伯爵令嬢と出奔した10代から30歳過ぎまで恋仲にならない
熱愛など、とても理解できません。
それに反して、最終話での突然の盛り上がりは、ご都合主義です。
主題の恋愛については消化不良極まりないですが、
1900年初頭のフランス・巴里の絢爛さを表現する
画力には魅入られました。
村上氏は大正時代が似合う作家さんですね。
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[投稿:2022-02-08 08:47:15] [修正:2022-02-08 08:47:15] [このレビューのURL]
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