「朔太」さんのページ

総レビュー数: 839レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

猫数匹と暮らす青年の日常を題材にしています。
私も猫好きではありますが、猫の魅力について少女趣味的で
あざとさを感じてしまいます。
猫の生態を表現していますが、若干の違和感を感じます。
作者も猫と当然一緒に暮らし、その魅力を十分に理解した上での作品
でしょうが、ちょっと机上の猫のイメージで描かれている気がします。

子猫ならともかく、大人猫は人間には媚びませんし、もっと唯我
独尊の孤高の生き方をしていることを理解してほしい。
それが魅力だと主張してほしいのですが、回が進んでも一向にそこに
触れられないので、癒されるどころかストレスが貯まりましたね。
残念でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2024-01-13 09:14:53] [修正:2024-01-13 09:14:53] [このレビューのURL]

眷属という敵は、当初おどろおどろしい呪い物の様相でしたが、
その内に妖怪もどき、さらには怪獣扱いとなってしまいます。
敵の強大化は理解しますが、戦いの結末は予定調和の中にある
ことは読者は知っていますので、繰り返されるバトルには
どうにも飽きが来てしまいます。
バトル以外には特段の興味を誘う展開も仕掛けもありません。
最後まで読み切れずに6巻で撤退致しました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-12-31 09:30:07] [修正:2023-12-31 09:30:07] [このレビューのURL]

闇社会で、他者に受けた屈辱などをありとあらゆる方法を
用いて昇華させる「回収屋」の物語です。
その世界へ足を踏み入れてしまった青年・ドラこと竜夫の
運命を、激しい暴力描写とともに描くのですが、グロさは
半端なく暴力表現も遂にここまで来たかと仰天する次第です。

シマウマそのものに謎がつきまとうのですが、なかなか
進展せずじれます。
レビューがないのが意外でしたが、最後まで読める方が
少ないのかもしれません。
グロさの気持ち悪さを堪えながら、9巻まで我慢しましたが、
これ以上は不快さが先行してしまいましたので、撤退を致します。
映画化されたのが信じられません。
残念ですがもう戻っては来ません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-11-25 12:01:26] [修正:2023-11-25 12:01:26] [このレビューのURL]

再婚者同士の結婚によって、幼馴染の同級生が兄弟になった
ところから始まります。
少年誌にありがちなラブコメディですが、同じ設定で似た
ような内容では、どうしても巨匠あだち充氏と比べてしまいます。
思春期の男女の微妙な機微が全くと言っていいほど表現
できておらず、感情移入ができません。
主人公とヒロインが心惹かれる感情に共感できません。
男女が一つ屋根の下で暮らせば、オートマチックに恋に
落ちるんだと言わんばかりです。

技量不足を補うためか、編集者の強引な要求なのか、毎回
ヒロインの水着や下着姿、挙句は裸で読者サービスの連発です。
読めば読むほど、あだち充氏の偉大さが際立ってきます。
まあ、4巻打ち切りが妥当なところでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-11-05 17:07:14] [修正:2023-11-05 17:07:14] [このレビューのURL]

テーマが、ワイン醸造、父の夢を継承、悪役の叔父が事業を
妨害、腕は立つが偏屈な青年の手腕にかかるワイン・・・。

あまりにも定番過ぎて、先読みができてしまう。
「夏子の酒」以来の同じ系譜と言えば聞こえが良いが、
二番煎じどころか五番くらい。
直球だけの展開に変化球を交えてほしいところでしたが、
使い古されたワインをテーマにした時点で無理かな。

企画段階での失敗を感じてしまう作品でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-08-06 05:30:11] [修正:2023-08-06 05:30:11] [このレビューのURL]

少年サンデー誌で連載されたが、むしろコロコロ
コミックのテイストがあります。
よく言えば、無邪気で純真な子供向けギャグです。
悪く言えば、大人には我慢を強いるギャグマンガです。

といっても、ところどころにそれなりの見るべきものはありました。
最近はこの種の古典的子供ギャグマンガは目にしませんが、
どこかでまだまだ存在するのでしょうか?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-05-13 18:05:48] [修正:2023-05-13 18:05:48] [このレビューのURL]

少年誌における料理マンガは難しいです。
大人テイストの高級料理を高度な料理技術と素材で
立派に拵えても、読者には価値が理解できません。
まず第一に味わうことができないという中での
料理勝負には限界がありますね。

そこで、この作品では遠月学園という過酷な競争社会を
舞台にして、その中の序列と勝負を見せることで、
緊張を維持し狙いは当初は成功します。
テーマは「食戟」なんで、より強敵を出現させることで
展開は続きますが、5巻辺りでマンネリ化が始まります。

ここでのレビューを見ても、最後は酷い評価を得てますね。
激しく同意します。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-02-14 09:27:08] [修正:2023-02-14 09:27:08] [このレビューのURL]

最初の設定が面白く興味を引きますが、少ししますと
内容はグダグダになってきます。
入れ替わりパターンはよくある話です。
これを使っていかに展開をスリリングにしていくかが
重要なのに、設定で満足しきった感じがあります。

「ウロボロス」でも同様の印象が残っていることを思い出しました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-02-05 09:36:22] [修正:2023-02-05 09:36:22] [このレビューのURL]

大勢の客が足を運ぶ評判の店、行列の出来る有名店が
数多く軒を連ねるラーメン業界をベースに、
毎号実在の人物をモデルにした立志伝でした。
一杯を生み出すまでには想像を越えるドラマがあります。
究極の味を求めて、自ら納得出来るまでは決して妥協を
許さなず、頑固な店主、伝説と呼ばれる職人の技が紹介されます。
全国に事業展開するラーメンビジネス企業の雄、
ラーメン一杯に命をかける男たちの熱い生き様を追います。
いわば、ノンフィクション・ラーメンコミックでした。

しかし、残念ながら漫画作品としては、満足度は低いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-01-31 17:30:00] [修正:2023-01-31 17:30:00] [このレビューのURL]

同時代フランスの漫画作品には、「ベルサイユのばら」が有名ですが、そこまでのドラマ性はありません。
ですが、ずっと男性向けの嗜好に仕上がっています。
それでも、男性にどの程度支持されているのか疑問です。
何とか3巻まで読みましたが、ここから撤退致します。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-12-24 12:40:24] [修正:2022-12-24 12:40:24] [このレビューのURL]

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