「朔太」さんのページ

総レビュー数: 821レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

What’s Michelでギャグに特化し過ぎた分、純なスポ根でまとめてみたい

思いが生まれたのでしょうか。ギャグの配分が減って、本気具合が増えています。

しかし、小林まことならではのピュアなお笑いは健在で、これがなければ

小林まことではない訳で、程よいバランスのとれた作品に仕上がりました。

結局、その後これを超えるものは出てこず残念ではありますが、これが代表作品になりました。

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[投稿:2011-01-03 10:35:24] [修正:2011-01-03 10:35:24] [このレビューのURL]

小林まことが出現した1980年代には、とんでもないギャグセンスを持った

新人が現れたと期待しました。その当時、本作品を毎週楽しみにしていました。

ただ、今読み返してみるとそうでも・・。ギャグマンガは時代背景とともにあるのかな。

その後の作品は全て読破しています。

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[投稿:2011-01-03 10:26:18] [修正:2011-01-03 10:26:18] [このレビューのURL]

ブックカバーのコピーでは、

愛に素直でいたいひとりの女。

愛に素直になれないひとりの男。

本当の愛を知りたいひとりの女。

本当の愛を信じていたいひとりの男。

4人の愛が、香港を舞台に彷徨い続ける。 となっています。

うーん、いつもの迫力が不足している。

もっと、切なくしてくれなくっちゃ。

何度裏切られても信じてしまう愛って、自分がよほど

不幸の中でないと、すがりつきたいと思わないように思えるけど。

恋愛に疎いボクちゃんには、よく分からなかった世界でした。

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[投稿:2011-01-02 18:29:01] [修正:2011-01-02 18:29:01] [このレビューのURL]

鈴木保奈美と織田が織り成すドラマに、小田和正のあの名曲が重なって、

一世を風靡したトレンディドラマの原作です。

「カンチ!」と呼ぶ保奈美さんの甲高い声は、今でも記憶の奥にあります。

さて、原作ですが、柴門ワールド炸裂で、サイモンの名を一挙に世に知らしめる

ものとなりました。

切ないすれ違いがテーマかな。若くても年食っても男と女はどうしようもないね、てか?

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[投稿:2011-01-02 18:19:47] [修正:2011-01-02 18:19:47] [このレビューのURL]

ああ、思えば柴門ふみとの出会いは、本編だったなあ。

一人の異性への思いを貫きながらも、現実の生活で理想じゃないのに

心の襞に触れ合うことで、相互に「この人、結構いい人。一生共に

生きていくのも良いかも。」って、結ばれるのが、たいていの人の恋愛模様。

本当の理想って、偶像化してしまって何が本当なのか、大抵曖昧なものです。

俊平にとって偶像化された小夜子はいつまでたっても女神様ですが、

現実の桃子は大人になった俊平の現実です。

こんな恋愛プロセスは、この世に人間が現れた時から、延々と繰り返してきた

男と女の恋愛模様ですよね。

今や教科書的にさえ思えるパターンですが、当時は相当奔放な桃子さんに

ハラハラどきどきしましたとサ。

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[投稿:2011-01-02 18:13:00] [修正:2011-01-02 18:13:00] [このレビューのURL]

通常なら決して手を出さない女性漫画家の作品ですが、

市民図書に置いてあって、出会えた幸運の一冊です。

似鳥さんのキャラが好きです。

看護婦さん漫画の原型になったんではないでしょうか?

一遍一遍が丁寧なストーリー運びで、好感が持てます。

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[投稿:2011-01-02 10:05:50] [修正:2011-01-02 10:05:50] [このレビューのURL]

市民図書に何年も前から置いてあり、それこそ2年に1度くらいの割合で

文字通り、何度も読み返しています。

女性漫画家の欠点である動きのない人物描写が、逆にのんびりした

癒しの世界を醸し出しています。

登場者全てが、なんとも憎めない愛すべき人物に仕上がっており、

愛犬チョビと仲間に囲まれて、いつまでも雪国の中で暮らして生きたい

って、すっかり感情移入してしまいます。

佐々木倫子は、森本梢子に並んで私が受け付けるたった2人の女性漫画家

といえます。

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[投稿:2011-01-02 10:00:43] [修正:2011-01-02 10:00:43] [このレビューのURL]

1989年連載開始ながら、つい1年ほど前に巡り合って読破。

世に麻雀漫画は数知れずなれど、心理戦、戦術、トリック、いずれをとっても

一級品で驚愕した。

さらに、アカギの刹那的な生き方、終焉の迎え方とその潔さに、ナルシズム

の一つの原型を思い出させてくれた。

少しも教育的ではないし、社会に有益とも思えない賭博漫画だけど、

こんな名作が10年前から世にあったとは、衝撃の一冊でした。

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[投稿:2011-01-02 09:43:54] [修正:2011-01-02 09:43:54] [このレビューのURL]

前半と後半で魅力が変わる。

前半は、潜水艦vs艦隊or潜水艦のバトルで、読者の想像力を超えた戦術を披露する。

潜水艦一艦で何ができよう、いずれ浮上する運命、独立国?何やそれ、という

読者の嘲りの中を、被弾させることなく敵を粉砕していく小気味良さがある。

特にお勧めは、ロシア潜水艦”スコーピオン”との戦い。(10年前位前に読んだにも関わらず、まだしっかり記憶しているヨウ)

潜水艦でも、戦術の長けた指揮官1人で相当なことができそう、って感動した。

後半は、政治イデオロギーの論争劇だな。世界的に見れば、答えは出てるが、

我が平和ボケ日本では、不可欠な議論をしている。

当時よりますます平和ボケした政治家が闊歩している現状(民主党、社民党・・)

では、「この漫画でも見て、抑止力の教科書にして」と言いたい。

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[投稿:2011-01-02 09:17:12] [修正:2011-01-02 09:17:12] [このレビューのURL]

「編集者」という特殊な分野での”働くこと”なので、共感をなかなか呼びにくそう。

作者である漫画家さんも高々編集者やアシスタントさんくらいの仲間で

チームを作って仕事するくらいの小さな社会で”働くこと”を漫画に投影

しているのであって、その小さな社会で頑張る、頑張らないは、「どーぞお好きに」

と言いたくなる。

その意味では、大銀行を舞台にした”この女に賭けろ”の原島浩美は、自然体で大きな

社会を動かす”働きマン”を表現するので、むしろこちらの方が共感を覚えた。

働くことは、それぞれ個人の与えられた立場、能力によって意義が違って

くるので、本作品はほとんどの人には理解されないでしょうね。

私には、結構男スイッチの入った松方さんは魅力的でした。

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[投稿:2010-12-30 18:42:48] [修正:2010-12-30 19:08:44] [このレビューのURL]

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