「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

4点 旅の途中
本宮ひろ志が、本編について下記のように語っている。
「ジェット機のパイロットになれば女にもてるかもしれない。それで高校に行かずに自衛隊に行った。漫画家で売れっ子になれば女にもてるかもしれない。青春時代、脳みそをを支配していたものは7割女だった。本編は俺のブルーな青春時代の仇討ちである。」
なるほど、この説明で本宮漫画の本質が理解できる。男は誰だって、誰も打てない豪速球を投げることを夢見るし、美女をはべらせたいもの。でも、・・馬鹿だねえ。
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[投稿:2015-03-08 09:03:03] [修正:2015-03-08 09:03:03] [このレビューのURL]
7点 PLUTO
浦沢直樹氏の手塚治虫への愛を感じる作品。
アトムを読み通して、子供なら誰でも絶対にワクワクしてしまうのが、「地上最大のロボット」の巻
だろう。アトムとともにプルートの記憶は一生消えない子どもの一人が浦沢氏だったわけで、
後に手塚治虫の影響を受けた天才漫画家に成長したわけだ。
文字通り、原作プルートへのオマージュである。
一種の文学作品のごとくテイストで、しかしあくまでも漫画というお気楽メディアの制約の中で
読者の支持を取り付けながら、浦沢氏の手塚治虫への愛、リスペクトを最大限に表現した。
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[投稿:2015-02-20 03:18:25] [修正:2015-02-20 03:18:25] [このレビューのURL]
4点 HEAT -灼熱-
「男組」以来お付き合いしていますが、変わらぬテイストは立派です。
でも池上遼一の表現する男像にそろそろ限界があるのか、飽きてきたのか面白くなくなってきた。
暴力が基盤にあって、背骨に一本筋が通った男気と頭脳明晰な男。
そりゃなってみたいw。
本編は特に暴力の部分が色取りが濃くて、正義のあり場所が定まっておらず、
共感も小さくて失敗したのかもしれない。
全17巻読破。
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[投稿:2015-02-13 22:41:05] [修正:2015-02-13 22:41:51] [このレビューのURL]
7点 エアマスター
ストリートファイトをベースに濃いキャラ、強敵ライバルが
際限なく登場してくる。ライバル同士の組合せもあり、再戦もあり。
ストリートファイトは、「ホーリーランド」があるけど、非力な主人公が目覚めながら
成長していくので、返ってリアルでなかった。
先行して連載されたこちらは、荒唐無稽な突き抜けたマンガらしい痛快さが
持ち味で、マキちゃんの活躍振りをどんどん読みたくなります。
マキちゃん友人関係で10巻辺りまで良い味をだしてきたのに、戦いがエスカレート
してくると、置き去りにされたのは残念。全巻完読。
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[投稿:2012-07-08 21:24:05] [修正:2015-01-24 09:39:13] [このレビューのURL]
7点 QP
不良高校生もいずれは大人になる。
暴力を糧に権力を志向する者。暴力は思春期のにきびのようなものと考え、当たり前の人生が幸福と考える者。お互いに理解できても、向こう岸には渡れない河がある。しかし、昔は分かり合えたという友情は心の底にあって、友情のためには命もくれてやる。
高校生暴力の本質を描いているように思う。展開に破たんがなく、8巻を一気に読み終えた。
なお、サブストーリー的に上田秀虎というホンモノの男が出てくる。主人公もこの男にだけはなついてしまう。男の中のオトコという言葉があるが、そんな奴は見たことがないという方は必見です。
秀虎に接するだけでもこれを読む価値があります。
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[投稿:2015-01-18 09:47:03] [修正:2015-01-18 09:47:03] [このレビューのURL]
6点 嘘喰い
表題からライアーゲームやカイジの亜流かと想像しましたが、バイオレンスが相当の
比重を占めており、やや異なる作風となっています。
世の中のギャンブルは、運を天に任せて確率通りに配当を受ける、運が良ければ当たり
運が悪けば外れる、そんな公明正大なものは本当は存在しないことを改めて再認識させられますね。
ギャンブルはそんな世界だと知った上で、ルールの範囲内で知力と仕掛けを競うのがギャンブル。
イカサマもネタバレしない内は仕掛けの一つなのです。世の中、単純な運だけではのし上げれない
ようになっていることを教えてくれる教育的指導漫画です。
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[投稿:2015-01-04 18:43:33] [修正:2015-01-04 18:43:33] [このレビューのURL]
6点 わたしがママよ
漫画家りり子の自伝的育児日誌風コメディ漫画です。
この子育ての後で、名作「研修医なな子」や「ごくせん」、「デカワンコ」が世に
出されるわけですが、普通の主婦が子育ての合間に取材もしっかりして、しっかりした
作品を世に出していたのですね。
森本梢子の原点とも言える作品ですし、あるあるものの子育て漫画としては
最初に世に出たものと思われます。
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[投稿:2014-12-16 21:39:01] [修正:2014-12-16 21:39:01] [このレビューのURL]
7点 加治隆介の議
政権交代可能な2党あるいは3極への政治改革、北朝鮮への対応、国連平和維持軍への合流、
あるいは常任理事国参画運動など、当時のどちらかというと保守寄りの考え方を
支持した政治漫画。
2014年の現代から見れば、鳩山や菅に代表される民主党リベラル派の荒唐無稽な
理想論は夢物語に終わり、今や安倍晋三が国民の反発を買いながらかつ経済政策と
セットで上手く実現させようとしている。
振り返って見ると、一気に加速するかと思えた中道穏健路線へは、なかなか進まず
結局経済とともに失われた20年とも25年とも思える。現実はそんなに一度に変わらない。
古臭さを感じさせない政治感覚は見事ととも言え、一読を進めたい。
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[投稿:2014-12-10 21:00:29] [修正:2014-12-10 21:00:29] [このレビューのURL]
3点 ニコイチ
優柔不断で、ただただ優しいから結果的に多くの人間に迷惑をかけ続ける主人公の
女装癖を巡って、延々同じパターンで人間関係の改善を図るお話。
主人公の動機は、母親を亡くした赤ん坊が泣き止まないので女装を始めた、って、
これは癖でしょう。
社会性のない狭い人間関係の中で、誰が違和感を感じたから、誰が不機嫌になったから、
というようなどうでも良いきっかけからすべてのドラマが始まるこの退屈さ。
コメディなのか?コメディにしては、毎度繰り返されるシリアス顔の主人公に辟易した。
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[投稿:2014-11-23 08:57:49] [修正:2014-11-23 08:57:49] [このレビューのURL]
6点 鬼龍院冴子探偵事務所
表題に騙されて、それなりのミステリー要素のある事件ものかと手に取ってみましたが、
全くの思い違いで、大人のギャグマンガでした。
SF要素もあったり、絵が上手いので我が儘ブリ100%のお姉さんも魅力的です。
隠れた上質のギャグマンガと言っても良いでしょう。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2014-11-22 09:00:17] [修正:2014-11-22 09:01:57] [このレビューのURL]
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